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nulabの検索結果1 - 11 件 / 11件

  • JVM上で動くWebアプリケーションがリソースを食いつぶす原因を探るためにやったこと【Backlog Play化プロジェクト】

    ヌーラボでScalaを書くRubyistの谷本です。ヌーラボでは、Backlogの開発を担当しており、最近ではBacklogをJavaからScala / Play Frameworkに移行するプロジェクトのメンバーでした。 BacklogのPlay化プロジェクトでは、OutOfMemorryError(以下、OOM)の発生やCPU使用率とロードアベレージが上がったままという、Java Virtual Machine(以下、JVM)上で動くBacklogのパフォーマンスに関する問題に対処すべく、何度かHeap/Thread dumpを見る機会がありました。 私がPlay化プロジェクトで取り組んだパフォーマンス改善の知見や経験をもとに、本記事では「JVMで起こったパフォーマンスの問題の切り分け方」についてお届けします。 はじめに 本番環境でしばらく動かしていると、コード自体は正しく実行できるけ

      JVM上で動くWebアプリケーションがリソースを食いつぶす原因を探るためにやったこと【Backlog Play化プロジェクト】
    • 運用中のPostgreSQLのスキーマを無停止で安全に変更する | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)

      初めに こんにちは。ビジネスチャットサービスTypetalkを開発・運用している吉田です。Typetalkではデータの永続化ストレージとしてPostgreSQLを利用しています。扱うデータ量は多く、チャットというサービスの性質上書込み頻度はとても高いです。PostgreSQLを使い日々開発を進めていると、追加する機能によってはスキーマを変更する必要があります。メンテナンスを計画・告知してサービスを止めてしまえば、時間はかかるかもしれませんがスキーマの変更はそう難しくありません。しかしTypetalkはユーザーが日々の業務を進めるために利用しており、サービスが止まるとコミュニケーションが取れなくなります。業務を円滑に進めるためのビジネスチャットツールですので、極力サービスは止めたくありません(最後の計画メンテナンスは2019年6月30日で1年以上前となっています。)。本記事では以下の3つのケ

        運用中のPostgreSQLのスキーマを無停止で安全に変更する | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)
      • ヌーラボ上場へ プロジェクト管理「backlog」などSaaS運営

        東京証券取引所は5月24日、プロジェクト管理ツール「Backlog」などを運営するヌーラボのグロース市場上場を承認した。上場予定は6月28日。 2004年創業。06年にサービスインしたBacklogの他、作図共有ツール「Cacoo」、チャットツール「Typetalk」などSaaSを提供しする。日本の本社の他、米ニューヨーク、シンガポール、オランダ・アムステルダムに開発・マーケティング拠点を置いている 有価証券報告書によると、2021年3月期の連結業績は、売上高が19億3864万円、経常損益が852万円の赤字。連結従業員数は146人。 関連記事 にじさんじ運営のANYCOLOR、東証グロースに上場 創業から約5年で バーチャルYouTuber(VTuber)グループ「にじさんじ」を運営するANYCOLORは、東京証券取引所グロース市場へ新規上場が承認されたと発表した。上場日は6月8日予定。

          ヌーラボ上場へ プロジェクト管理「backlog」などSaaS運営
        • WebAuthN 実際導入してどうだったか

          Nulab の Backlog, Cacoo と Typetalk に WebAuthn を導入して経験した 10 のこと

          • 開発チームが大規模リプレイスを成功させるために取り組んだ "7つの取り組みと反省"【Backlog Play 化プロジェクト】 | Backlogブログ

            ヌーラボの松本です。「Backlog Playプロジェクト」に2017年2月から途中参加し、プロジェクト解散の2019年7月までメンバーの一員として動いていました(プロジェクトの概要は 時系列でみる!4年の歳月をかけてPlay Frameworkで「大規模リプレイス」した話をご覧ください)。 このBacklog Playプロジェクト(以下、Play化プロジェクト)では、期間によって私の役割は変わりました。 参加した当初は開発メンバーとしてコードを書いていましたが、2018年4月からプロジェクト終了の2019年7月までは、開発をしながらプロジェクトの取りまとめをしていました。 マネジメントのような役割ははじめてだったので、いろいろ未熟な点もありましたが、プロジェクトの機能リリースを早めるために、不具合対策や手戻り削減といった問題と向き合いました。 本記事では、私のPlay化プロジェクトでの役

              開発チームが大規模リプレイスを成功させるために取り組んだ "7つの取り組みと反省"【Backlog Play 化プロジェクト】 | Backlogブログ
            • 時系列でみる!4年の歳月をかけてPlay Frameworkで「大規模リプレイス」した話【Backlog Play 化プロジェクト】

              ヌーラボの松浦です。私がSREのエンジニアリングマネージャーとしてプロジェクトのサポートに携わっているプロジェクト管理ツールのBacklogは、2019年7月にJavaからScala / Play Frameworkに完全移行をしました。 このPlay化プロジェクトは、10年がかりで改良され仕様が明文化されていなかったBacklogを、JavaからScala / Play Frameworkに移行するという壮大なプロジェクトでした。 約4年にわたる「Backlog Playプロジェクト」(以下、Play化プロジェクト) で体験した“紆余曲折”を記録に残し、後のプロジェクトにつなげるために、今回から7回に渡って、技術的な挑戦やプロジェクト管理の視点など、当時のチームメンバーが独自の目線でPlay化プロジェクトを振り返った記事を連載します。 連載第1回目の本記事では、序章としてPlay化プロジ

                時系列でみる!4年の歳月をかけてPlay Frameworkで「大規模リプレイス」した話【Backlog Play 化プロジェクト】
              • 経済産業省が事務作業を3分の1に削減!行政手続オンライン化の一翼を担う | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)

                令和7年末までに行政手続きを全オンライン化へ!急増するプロジェクトを支えるBacklog ――Backlogをご利用いただいている部署と主な業務内容について教えていただけますか? 経済産業省では、従来行政自体のDXに力を入れておりましたが、2022年7月に省全体のDXをさらに強力に推進する体制を整え、省内のシステム担当部署の職員やベンダーと力を合わせて業務に取り組んでいます。 大臣官房デジタル・トランスフォーメーション室(以下、DX室)の前身となる情報プロジェクト室では、2018年からプロジェクト管理ツールとしてBacklogを利用していました。関与する情報システム開発等のプロジェクト増加に伴い、Backlogの活用の幅も大きく広がりました。 ――どのように活用が広がっているのか、詳しくお聞かせください。 政府では、令和7年末までに民間から行政への申請に伴う手続は、すべてオンライン化する方

                  経済産業省が事務作業を3分の1に削減!行政手続オンライン化の一翼を担う | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)
                • カスタマーハラスメントへの対応に関する方針 | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)

                  お客様各位 2020年6月15日策定 株式会社ヌーラボ カスタマーハラスメントへの対応に関する方針 ■方針作成の背景 私たち株式会社ヌーラボは、チームのコラボレーションを促進し働くを楽しくするツール「Backlog (バックログ)」「Cacoo (カクー)」「Typetalk (タイプトーク)」を開発、提供する会社です。昨今の働き方改革やテレワークの導入推進による「働き方の多様化」を受け入れるための1つの手段として、弊社の提供するようなツールの導入を行う企業が増加しており、現在たくさんのお客様よりお問い合わせをいただいております。 しかし、改正労働施策総合推進法(通称:パワハラ防止法)に則って考えた際、ハラスメントと断定されるような言動をとるお客さまが、ごく僅かですが見受けられることも事実です。われわれサービス提供をしている者もお客様と同じ感情を持つ「人」です。その点をご考慮いただくために

                    カスタマーハラスメントへの対応に関する方針 | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)
                  • SREの活動事例紹介 〜 Backlogのマイクロサービス化に向けた課題検索機能のリプレイス

                    BacklogのSREを担当しているmuziです。 今回の記事では、ヌーラボにおけるSREの活動事例として、Backlogの課題検索機能のリプレイスプロジェクトについてご紹介します。 このプロジェクトでは、SREと開発者がチームを組んで、要件定義からリリースまで行いました。その結果、Backlogを構成するサーバ同士が疎結合になり、将来的なマイクロサービス化に向けた足がかりを作ることができました。 歴史の長いプロダクトにありがちな技術的負債への取り組みの一例として、みなさんの参考になれば幸いです。 リプレイスプロジェクトの背景 Backlogの課題検索機能 最初に、このリプレイスプロジェクトの背景として、Backlogの課題検索機能についてご紹介します。 課題検索機能とは、Backlogの「課題」ページで利用できる検索機能のことです。件名や詳細に対するキーワード検索に加えて、プレミアムプラ

                      SREの活動事例紹介 〜 Backlogのマイクロサービス化に向けた課題検索機能のリプレイス
                    • Backlogのコードメンテナンス性を向上させるために気をつけたこと【Backlog Play化プロジェクト】 | Backlogブログ

                      ヌーラボの江口です。約8年間Backlogの開発を担当しており、BacklogをJavaからScala / Play Frameworkに移行するプロジェクトには最初から最後まで関わりました(プロジェクトの概要は時系列でみる!4年の歳月をかけてPlay Frameworkで「大規模リプレイス」した話をご覧ください)。 本記事では、BacklogのScala / Play Framework化プロジェクトで「Backlogのサーバーサイドを進化させる“土台”を作る」をテーマに、どのようにBacklogのアーキテクチャを設計・実装したのかご紹介します。 はじめに 私は2012年の入社以来、Backlogの開発を担当しています。Backlogは10年以上続くサービスであるため、度重なる機能追加や修正を行うことで複雑化し、日頃開発をする上で様々な問題を感じていました。 今回のBacklogのSca

                        Backlogのコードメンテナンス性を向上させるために気をつけたこと【Backlog Play化プロジェクト】 | Backlogブログ
                      • Serverspec から Goss に移行してサーバーのテストが 60 秒から 3 秒に! | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)

                        TypetalkのSREの二橋です。今回は、Gossの紹介をしたいと思います。 TypetalkではサーバーのテストにServerspecを利用していました。機能的には申し分なかったのですが、サーバーの台数/環境/テストの項目が増えるにつれて、ツールの実行速度やメンテナンス性に改善が必要になりました。Gossに乗り換えることで問題が解消されました。 サーバーのテストとは? サーバーのテストとは、サーバーの状態が意図したものになっているか検証するものです。例えば、以下のような項目を検証します。 意図したパッケージのバージョンがインストールされているか? 意図したサーバーと通信できるか? 意図したポートが待ち受けているか? 意図したユーザー/グループが存在するか? 意図したプロセスが動作しているか? 意図したファイルに指定した記述が存在するか? Serverspecで困っていたこと ①テスト実

                          Serverspec から Goss に移行してサーバーのテストが 60 秒から 3 秒に! | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)
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