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  • 「時間」とはなにか?→「量子もつれ」によって作られた“副産物”かも イタリアの研究者らが提唱

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 イタリアのフィレンツェ大学などに所属する研究者らが発表した論文「Magnetic clock for a harmonic oscillator」は、時間が量子もつれから生じるという理論モデルを提唱した研究報告である。研究チームの計算結果は、時間が物理的現実の基本的な要素ではなく、量子もつれの結果として生成されたものである可能性を示唆している。 (関連記事:「なぜ時間は過去→未来にしか進まない?」を“量子もつれ”で説明か 未解決問題「時間の矢」に切り込む) 一般相対性理論では、時間は宇宙の構造に組み込まれており、この物理的現実は時空に設定されている。こ

      「時間」とはなにか?→「量子もつれ」によって作られた“副産物”かも イタリアの研究者らが提唱
    • 日立、シリコン量子コンピュータで量子ビットの寿命を100倍以上にする技術

        日立、シリコン量子コンピュータで量子ビットの寿命を100倍以上にする技術
      • 「量子ビットの寿命を100倍以上に」 半導体の量子コン実用化へ前進 制御技術開発 日立(電波新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

        日立製作所は17日、「シリコン量子コンピューター」の実用化に向け、量子コンピューターの情報の最小単位「量子ビット」を安定化できる制御技術を開発し、量子ビットの寿命を従来から100倍以上延ばせることを確認したと発表した。量子ビットの操作に用いるマイクロ波の位相を変えることで、半導体のノイズを除去して量子ビットを安定化させ、量子情報を保持する時間の延長につなげた。 【関連写真】日立が開発を進めるシリコン量子コンピュータ― 今回開発したのは、量子ビットの操作に使うマイクロ波の照射時間を調整することで回転を制御し、量子ビットをノイズから保護する操作技術。直交する2方向の軸を回転軸として量子ビットを操作することで、ノイズによりスピンの軸がぶれた状態を抑制して、演算に必要となる重ね合わせ状態を長く維持できるようになった。 研究開発グループ基礎研究センタの土屋龍太主管研究員は「これまでの1.2マイクロ秒

          「量子ビットの寿命を100倍以上に」 半導体の量子コン実用化へ前進 制御技術開発 日立(電波新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
        • Quantum Computing for You (QC4U)

          伝説の講義はまだ続く。 量子アニーリングを利用して社会課題の解決をしたい。事業開発を行いたい。人に役に立つアプリケーションを作りたい。 やってみたいその気持ちと裏腹に「プログラミングなんてしたことない」「量子コンピュータなんてわからない」「役に立つものを思いつくことができない」数々の悩みが山積します。 そんな悩みと向き合い、一緒に解決していく。オンライン公開伴走型量子コンピューティング講座。それが「QA4U2」です。 今回は「講義編」「企画編」の2つの期間を設け、全国の高校生、高専生、大学生、大学院生、そして社会人も幅広く受け入れます。 前回実施したQA4Uでは500人近くの参加者と250人のグループワークを実施しました。提案された量子アプリは内閣府の策定する「量子未来社会ビジョン」で紹介されました。 新しい時代の人材育成が無料で公開伴走型オンライン生配信で、いつでもどこでも受けられます。

            Quantum Computing for You (QC4U)
          • 時間結晶を用いた回路が量子コンピュータのエラー問題を解決するかも知れない | XenoSpectrum

            量子コンピュータの実現にはまだ何年もかかると予想されている。これは、量子コンピュータの仕組みそのものが、量子現象に基づく「量子ビット」を用いる、非常に困難なエンジニアリング課題に依存しているからであるが、これらの量子ビットはエラーが発生しやすく、制御が困難だ。 これは必ずしも量子コンピュータ自体の問題ではなく、量子ビットそのものの問題である。量子ビットが計算を実行するために相互作用する際、それ自体が劣化し、結果としてエラーが発生するのである。 オーストラリアのスウィンバーン工科大学とポーランドのヤギェウォスキー大学の研究者らは、新しい研究の中で、こうしたエラー問題を解決する方法として、「時間結晶」を一種の回路基板として使用することを提案している。彼らによれば、これにより、「すべての可能な量子ビットのペアに対する量子ゲート操作を可能にする」ことで、より信頼性の高いシステムを作ることができると

              時間結晶を用いた回路が量子コンピュータのエラー問題を解決するかも知れない | XenoSpectrum
            • 日立、量子コンピューター実用化後押し ノイズを除去 - 日本経済新聞

              日立製作所は17日、量子コンピューターの実用化に貢献する技術を開発したと発表した。マイクロ波でノイズを一部無効化することで、基本素子となる「量子ビット」が安定化する時間を従来より100倍以上延ばした。日立が開発する「シリコン方式」と呼ばれるタイプの量子コンピューターは動作の安定性が課題となっている。量子コンピューターは素材や薬の開発、人工知能(AI)の計算に革新をもたらすと期待される次世代の高

                日立、量子コンピューター実用化後押し ノイズを除去 - 日本経済新聞
              • QuEraの専門家、量子コンピュータ開発の現状と展望を語る | XenoSpectrum

                量子コンピューティングは、計算能力の飛躍的向上を約束する次世代技術として注目を集めているが、その実用化への道のりはまだ遠く、多くの技術的課題が残されている。そんな中、中性原子を用いた量子プロセッサの開発で注目を集めるQuEra Computingは、重要な進展を遂げている。今回、QuEraのQuantum Advocateを務めるPedro Lopes氏がポッドキャストインタビューの中で、量子コンピュータ開発の現状と展望について語っている。 量子コンピューティングの新地平を拓く QuEra ComputingのQuantum Advocateを務めるPedro Lopes氏は、理論物理学の博士号を持ち、量子物質や位相物理学の研究に従事してきた。彼は量子コンピューティングの可能性を広く伝え、公共部門と民間部門のパートナーシップを構築し、ユーザーや開発者が量子技術に参入する最適なポイントを理解

                  QuEraの専門家、量子コンピュータ開発の現状と展望を語る | XenoSpectrum
                • 量子コンピュータは万華鏡に例えると分かりやすい - なぜ一風変わった比喩が科学技術の説明に役立つのか? | XenoSpectrum

                  量子コンピューティングは映画『フォレスト・ガンプ』の「人生はチョコレートの箱みたいなもの、開けてみるまで何が入っているか分からない」という言葉のようなものである。量子現象、すなわち原子および亜原子レベルでの物質とエネルギーの振る舞いは、明確に一つの状態ではなく、確率的なものである。量子システムを観察すると、その量子的性質が失われ、「収束」して確定した状態になる。 量子現象は神秘的でしばしば直感に反する。これが量子コンピューティングの理解を難しくしている。人々は新しい概念を説明する際に親しみやすいものを利用しがちであり、量子コンピューティングを説明するために従来のバイナリコンピューティングを比喩として使うことが多い。しかし、このアプローチは大きな概念的混乱を招く。なぜなら、両者は基本的に全く異なるものであるからだ。 この問題は、新しい技術を説明する際に一般的な比喩が有用であるという誤った信念

                    量子コンピュータは万華鏡に例えると分かりやすい - なぜ一風変わった比喩が科学技術の説明に役立つのか? | XenoSpectrum
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