ネットワークをすべて手作業で管理しようとすると、煩雑な操作が多くなり、ミスも発生しやすくなる。そうした作業をプログラムで自動化すれば、手間がかからなくなるうえに、ミスも起こらなくなる。 それに加え、手作業だとミスも発生しやすくなる。設定に誤りがあっても、すぐにネットワークの挙動がおかしくなるとは限らない。後になって不具合が発生することも多い。こうした場合は、不具合の原因を調べるだけでも大変だ。 こうした作業をプログラムとして記述すれば、そのプログラムを実行するだけで作業が完了する。手間や時間が節約できるのに加え、手作業に起因するミスも起こらなくなる。 Pythonで作業を自動化 こうしたプログラミングによるネットワーク管理の自動化に適しているのが、「Python」というプログラミング言語である。 Pythonの最大の特徴は、利用できるライブラリーが豊富なことだ(図2)。特に人工知能(AI▼