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sexualityの検索結果41 - 56 件 / 56件

  • 第1回目:#Metoo以後のUSポップ・ミュージック | ele-king

    まるでプラトンの「洞窟の寓話」みたいだ。男性優位にもとづいた家父長的な観念の数々が何千年ものあいだ女性の経験をかたちづくってきたために、その外でシスターフッドを概念化することは難しいし、ましてそれを定義することは難しい。 いずれにせよ私は、フェミニズムがこんにち辿りついている地点を疑わしく思っている。いうまでもないことだが、たとえば日本とアメリカのあいだにある社会的・文化的なニュアンスの違いは、結果として女性の行為についての異なる基準を生みだすことになる——つまりジュディス・バトラーが述べたとおり、「ジェンダー[役割の数々]は行為遂行的なものであり[……それらが]行為されるかぎりにおいて実在する*2」ものなのだ。だけどけっきょくのところいま、ニューヨークから東京まで、誰もが同じ経験をしている。つまりいま現在のフェミニズムのなかでは、女性にたいする抑圧のメカニズムそのものが、私たちをエンパワ

      第1回目:#Metoo以後のUSポップ・ミュージック | ele-king
    • 『フェミニスト、ゲームやってる』近藤銀河インタビュー。マイノリティにとって、ゲームが持つ力 | CINRA

      映画や音楽など先行する表現メディアと同じように、現代のビデオゲームシーンも多様なアイデンティティを持つクリエイターとプレイヤーで構成されている。にもかかわらず、ビデオゲームにおいてはそうした現実を可視化するような言説は少ない。 一般ゲームメディアではエンターテインメントとしての情報提供が先走るのもあってか、ゲームで描かれるマイノリティのアイデンティティに言及した評論や記事が登場することはまだ多くない。現行の映画や文学批評で行なわれることが、ゲームでは決して普通ではない。 そんななか、先日出版されたゲーム評論書『フェミニスト、ゲームやってる』(晶文社)は、この一冊だけで見えにくかった状況を可視化するかのようだ。本書はタイトル通りフェミニズムの観点からさまざまなタイトルを取り上げている。それだけではなく、クィアや身体障害者など広範なマイノリティの視点で評しており、過去のゲーム評論とは一線を画し

        『フェミニスト、ゲームやってる』近藤銀河インタビュー。マイノリティにとって、ゲームが持つ力 | CINRA
      • REDDY:エッセイ

        REDDY 多様性の経済学 Research on Economy, Disability and DiversitY ジェンダーとセクシュアリティの交差点から 第 1 回 シールとジェンダー 私の研究テーマは「ジェンダー/セクシュアリティの社会史」です。昨年著した『〈男性同性愛者〉の社会史』という本では、同性愛というセクシュアリティのテーマと、男性の経済的・社会的な特権というジェンダーのテーマとを交差させながら、歴史を描くことを意識しました。 私自身も男性同性愛の当事者なのですが、ジェンダー/セクシュアリティ研究に関心を持った直接のきっかけは、「同性愛者である」ことから来る自分自身の被差別体験ではありません。むしろ自分が男性として「得をしている側」であること、それまで無自覚に特権を得ていた(そして、現在も得ている)側であると気づいたことが、大きな転機でした。一度気づくと、自分が履かせても

        • 「サークルクラッシュ」入門講義(「サークルクラッシュ」研究所会誌Vol.1より) - 落ち着けMONOLOG

          この文章は「サークルクラッシュ」研究所会誌Vol.1(実質的にはサークルクラッシュ同好会会誌Vol.11)に寄稿したものです。在庫が切れてきたのでネット上に公開します。 こんにちは。初めまして。サークルクラッシュ同好会改め、「サークルクラッシュ」研究所の所長を務めています、ホリィ・センこと堀内翔平と申します。 このたびは、恋愛で人間関係が壊れてしまう「サークルクラッシュ」という現象について、講義の形式でみなさんに解説したいと思います。 「サークルクラッシュ」は大学生の間で実際に起きていることです。特に大学1回生の間で起きやすいものです。大学1回生というのは人間関係の流動性が最も高くなる時期だからです。「大学デビュー」的な勢いでサークルに入ったものの馴染めずにすぐ辞めてしまったり、サークル内で急速に恋愛の熱が高まったもののすぐに冷めてしまったり、勢いで告白したら振られてしまったりといった感じ

            「サークルクラッシュ」入門講義(「サークルクラッシュ」研究所会誌Vol.1より) - 落ち着けMONOLOG
          • 感想OUTPUT:読んだことのあるベストセラーを調べてみた|単一書籍で1億部以上、5000万部以上 - Be financial freedom. 経済的自由の探求

            こんにちは、株もっちーです。 金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。 要するに読書感想文的な活動ですね。 読んだ本 気づいたこと 1億部以上 5000万 - 1億部未満 行動したこと AI(ChatGPT4)との雑談 質問: 回答: まとめ ランキング・宣伝など 読んだ本 ちょっと紹介する本が読み終わってないので、 ベストセラーから読んだことのある本でも紹介してみようかなと思い立ちました。 思い立ったが吉日、こちらがベストセラーの情報源です。 ja.wikipedia.org いっぱいありますので、今回は1億部以上、5000万部〜1億部、の単著を見ていきましょう。 気づいたこと 以下の情報をマークダウン形式の表に整理しました。最初の部分は「1億部以上」のカテゴリーで、次に「5000万 - 1億部未満」のカテゴリーです。表は書名、発表年、著者、原語

              感想OUTPUT:読んだことのあるベストセラーを調べてみた|単一書籍で1億部以上、5000万部以上 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
            • VRChatアバターにおける少女という存在についての雑記|立花シキミ

              私の遅筆はカタツムリもかくやといった具合なのですが、そんな私もありがたいことに、某所でライターとして活動させていただく機会を頂戴して、晴れて物書きの端くれとして活動させていただいています。 とはいえ、某所で性的な話を書くのは基本的にNGなわけであり、普段はVR空間の解説・考察記事なんかを書かせてもらっています。 今回はそうした制約から解き放たれ、自由に文章を書いていいということなので、まさに普段は禁じられている性について書いていこうかと思い、久しぶりに筆を取るに至りました。お付き合いいただけるとこれ幸い。 1 美少女アバターの優位性1-1 アバターの外見的性別についてVRChatにおいて、利用者が多いのは間違いなく女性アバターです。 先日実施された「ソーシャルVRライフスタイル調査2023」の調査結果では、約80%もの人が女性アバターを使用しているようです。 VRSNSの利用者は約80%が

                VRChatアバターにおける少女という存在についての雑記|立花シキミ
              • 売春/性労働をめぐる欧州議会の二つの認識 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                一昨日(9月14日)欧州議会でEUにおける売春規制に関する決議が採択されたのですが、その元になった報告案を見ると、欧州議会の女性議員たちの間で売春/性労働をめぐる認識に鋭い対立があることが分かります。 REPORT on the regulation of prostitution in the EU: its cross-border implications and impact on gender equality and women’s rights この最後に説明的声明(EXPLANATORY STATEMENT)としてつけられているのが多数派議員の認識で、売春とは女性に対する暴力だというものです。 Prostitution is a form of violence and both a cause and a consequence of gender inequality.

                  売春/性労働をめぐる欧州議会の二つの認識 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                • Meshell Ndegeocello: Tiny Desk Concert

                  This Black Music Month, Tiny Desk is giving the ladies their flowers. We’re releasing nine Tiny Desk concerts from Black women artists, from veterans who’ve paved the way for what we hear today in Black music, to those who are carving out their own paths. Nikki Birch | June 18, 2024 Experiencing all of the Tiny Desks this Black Music Month has made many of my dreams come true, and Meshell Ndegeoc

                    Meshell Ndegeocello: Tiny Desk Concert
                  • セクシュアル・マイノリティ関連の記事を執筆する

                    5 January 20245 January 2024 by Gynaecocracy, ウィキペディアン。中国史関連の記事が多め。 先日、「Wikimedia_Japan-Malaysia_Friendship」の「ASEAN-Japan_50 Editathon」に参加した折に、[[セクシュアリティ・ムルデカ]]を立項しました。続けて、[[北京クィア映画祭]]を立項し、[[吉屋信子]]を加筆しました。見ていただければ分かる通り、どれもまだまだ書くべきことある未完成の記事ですが、どのようなことを考えながら記事を執筆したか、自分のための備忘録を兼ねて書き残しておこうと思います。 これらの記事は、どれも何らかの形でセクシュアル・マイノリティに関わるものです。実はWikipediaの編集は久々だったのですが、改めてどういう記事を書きたいか考えた時に、セクシュアル・マイノリティの運動や関連する

                      セクシュアル・マイノリティ関連の記事を執筆する
                    • 『Married to the Eiffel Tower』感想(ネタバレ)…エッフェル塔と結婚した女性と対物性愛、そしてその後

                      対物性愛の世界 「対物性愛」という言葉を知っていますか? 「オブジェクト・セクシュアリティ」や「オブジェクトフィリア」とも呼ばれたりしています。 世の中には性的指向があり、異性愛や同性愛、両性愛、無性愛(アセクシュアル)などがありますが、これらは基本的に人間を相手にする前提の概念です。こうした「対人」ではなく「対物」を前提とするのが対物性愛で、対物性愛者はモノ(object)に対して性的もしくは恋愛的に惹かれています(性愛や恋愛ではなく他の強い感情的結びつきの場合もあり、実際は当事者それぞれです)。 靴や水などに性的興奮を感じるのは従来からフェティシズムとして扱われてきましたが、対物性愛はそうしたフェティシズムとは別の立ち位置・歴史的経緯でアイデンティティ化したものと言えます。 対物性愛という言葉は1970年代に当事者によって作られた造語であり、1990年代以降にはインターネット上でのコミ

                        『Married to the Eiffel Tower』感想(ネタバレ)…エッフェル塔と結婚した女性と対物性愛、そしてその後
                      • 平山亜佐子 断髪とパンツーー男装に見る近代史 「変成男子」「異風女」さまざまに呼ばれた江戸後期の男装者たち|連載|中央公論.jp

                        明治から戦前までの新聞や雑誌記事を史料として、『問題の女 本荘幽蘭伝』『明治大正昭和 化け込み婦人記者奮闘記』など話題作を発表してきた平山亜佐子さんの、次なるテーマは「男装」。主に新聞で報じられた事件の主人公である男装者を紹介し、自分らしく生きた先人たちに光を当てる。 自分らしく生きた先人たち 今月から「断髪とパンツーー男装に見る近代史」と題し、明治から昭和にかけて新聞や雑誌などメディアを通して伝えられた男装者の記事を時代順に見ていく連載を始める。 筆者はおもに明治から昭和十年ごろまでの新聞や雑誌記事を読むことが好きで、戦前期の女性や文化に関する本を今まで5冊ほど書いてきた。 とくに2009年に『明治大正昭和 不良少女伝 莫連女と少女ギャング団』を書いたときに目についたのが、男装者の事件記事。 そのとき初めて、クロスドレッサー(ここでは生得的身体と違う性別の服飾をまとう人々を指す)たちが1

                          平山亜佐子 断髪とパンツーー男装に見る近代史 「変成男子」「異風女」さまざまに呼ばれた江戸後期の男装者たち|連載|中央公論.jp
                        • Irreversible Damage to the Trans Community: A Critical Review of Abigail Shrier’s <em>Irreversible Damage</em> (Part One)

                          Science-Based Medicine Exploring issues and controversies in the relationship between science and medicine Irreversible Damage to the Trans Community: A Critical Review of Abigail Shrier’s Irreversible Damage (Part One) Irreversible Damage, a controversial 2020 book by Abigail Shrier, has enjoyed renewed attention in the last several weeks. Shrier appeals to her audience’s emotions by voicing thei

                            Irreversible Damage to the Trans Community: A Critical Review of Abigail Shrier’s <em>Irreversible Damage</em> (Part One)
                          • End the Phone-Based Childhood Now

                            Something went suddenly and horribly wrong for adolescents in the early 2010s. By now you’ve likely seen the statistics: Rates of depression and anxiety in the United States—fairly stable in the 2000s—rose by more than 50 percent in many studies from 2010 to 2019. The suicide rate rose 48 percent for adolescents ages 10 to 19. For girls ages 10 to 14, it rose 131 percent. The problem was not limit

                              End the Phone-Based Childhood Now
                            • Why Japan is unlikely to legalise same-sex marriage

                              Thailand has just passed a ‘landmark’ marriage equality bill, which will pave the way for the recognition of same-sex unions in the Land of Smiles. The upper house in Bangkok comfortably approved the measure on Tuesday, and as soon as King Maha Vajiralongkorn signs it off Thailand will become the first Southeast Asian jurisdiction to formally legalise gay marriage. Equality campaigners in Japan wi

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                              • 江戸時代の女性は銭湯から裸で歩いて帰った…かつての日本で女性たちが上半身裸でうろついていた理由 何を"恥ずかしい"と感じるかは文化の中で形成される

                                「性的欲望」とはいったい何か セクシュアリティ(Sexuality)の学問的な定義とはなんでしょうか。セクシュアリティとは「性欲、性的欲望」のことです。いちばん短い定義、置き換え(翻訳)ですが、ちょっと露骨ですね。もう少し穏やかな言い方を好む人は「性愛」の言葉で置き換えます。ただこれは「『愛』とは何か?」というそれなりに厄介な問題をはらみます。もっと即物的には「性現象」と置き換えられます。 上野千鶴子さんは、日本におけるフェミニズムの大家ですが、日本のフェミニズム研究者には珍しく、若い頃からセクシュアリティへの関心をはっきりと持っていた方です(その点では尊敬しています)。その上野さんが、セクシュアリティとは「性をめぐる観念と欲望の集合」と定義しています(上野千鶴子「『セクシュアリティの近代』を超えて」)。 おおよそ良いと思うのですが「観念と欲望」だと「行為」が抜け落ちてしまいます。そこで私

                                  江戸時代の女性は銭湯から裸で歩いて帰った…かつての日本で女性たちが上半身裸でうろついていた理由 何を"恥ずかしい"と感じるかは文化の中で形成される
                                • カテゴリー 「Webクリップ」 - はてな匿名ダイアリー

                                  Meta: pinupA genre of art harking back as far as the 1890s, consisting of a simple posed model. The model in question can be clothed or nude, but generally expresses sexuality without hammering it into the viewer's face. Typically, the model is looking at the camera (e.g. the "viewer") or slightly off-camera. As a general rule, the background should not distract from the main subject in the post.

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