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  • 「ボイジャー1号」システム障害から一部復旧 科学機器からのデータ受信に成功

    米NASAは5月22日(現地時間)、コンピューターに問題が発生している惑星探査機「ボイジャー1号」から、搭載する科学機器のデータが一部返ってきたと発表した。 ボイジャー1号は、2023年11月に意味のない信号を送り始めたため通常運用を中断。以来、5カ月にわたるトラブルシューティングにより、今年4月には搭載システムのステータス情報などの取得に成功している。 5月17日には、ボイジャー1号が搭載する科学機器からのデータ送信を再開させるため、研究チームはコマンドを送信。ボイジャー1号は現在、地球から240億km以上離れた場所にあるため、結果が分かるまでに往復45時間掛かった。 NASAによると、4つの科学機器のうち磁力計測機とプラズマ波サブシステムの2つから使用可能なデータが返ってきたという。現在は残る2つの機器を正常に戻す手順を検討しており、今後数週間のうちに実行する見通し。 ボイジャー1号は

      「ボイジャー1号」システム障害から一部復旧 科学機器からのデータ受信に成功
    • SLIMの電波確認できず──3度の“越夜”に成功も「いよいよ影響が現れた可能性」 6月に再挑戦

      JAXAは5月28日、小型月着陸実証機「SLIM」について、月内の運用を断念することを明らかにした。1月の月着陸以降、想定外の過酷な状況で動いてきたSLIMだが、「いよいよ影響が現れた可能性もある」という。 月面では110℃に達する灼熱の昼と、-170℃まで下がる極寒の夜が14日ごとに訪れる。とくに夜の寒さはSLIMに搭載した機器の設計範囲を超える厳しい環境。しかし、1月20日に月面に着陸したSLIMは、3度にわたる「越夜」を成功させて関係者を驚かせた。 JAXAのSLIM公式Xアカウントによると、5月24日と25日に通信回復を期待してコマンドを送信したが、SLIMからの電波を確認できなかったという。27日夜にも再度試みたが、SLIMからの応答はなかった。 電波が確認できない理由は良く分かっていないが、「月着陸以降大半の機器が設計想定外の過酷な状況で使用されておりましたのでいよいよ影響が表

        SLIMの電波確認できず──3度の“越夜”に成功も「いよいよ影響が現れた可能性」 6月に再挑戦
      • 天の川銀河で「ダイソン球」の候補を7個発見? 違ったとしても興味深い発見

        非常に高度な文明が建造すると予想されているものの1つに、恒星から放出される全てのエネルギーを利用するための巨大な構造物「ダイソン球(Dyson sphere)」があります。ダイソン球は赤外線の形で熱を排出するので、遠く離れた地球から完成したダイソン球を観測した場合、赤外線を過剰に多く放出する “恒星” として観測されるでしょう。 ダイソン球を捜索する「プロジェクト・ヘーパイストス (Project Hephaistos)」は、地球から比較的近い距離にある恒星約500万個を対象にダイソン球の捜索を行いました。その結果、ダイソン球の可能性を否定できない天体が7個見つかりました。もちろん、現段階では単なる自然天体である可能性の方がずっと高く、ダイソン球を実際に見つけた可能性は低いでしょう。しかしそれでも、かなり変わった性質を持つ恒星を発見したことになるため、興味深い発見と言えます。 【▲ 図1:

          天の川銀河で「ダイソン球」の候補を7個発見? 違ったとしても興味深い発見
        • NHK会長、ネット業務の必須業務化は25年度後半から ネット受信料は「地上契約と同じ水準」

          NHKの稲葉延雄会長は、5月17日に国会で成立した改正放送法を受け、インターネットサービスの必須業務化は2025年度の後半になるという見通しを示した。いわゆる“ネット受信料”は、現在の地上契約(1100円/月)と同水準になる見込みだ。 改正放送法では、NHKのインターネットサービスを従来の放送と同じ必須業務とし、放送と同じ情報内容や同じ価値を提供するものとした。稲葉会長はこれを「まさに歴史的な転換点」として、重く受け止めているという。 ただし、インターネットを通じた番組配信が、すぐに必須業務となるわけではない。稲葉会長は、2025年度の予算・事業計画の策定、受信規約の改定、システムの改修、ネット配信基盤の整備などの準備に一定の期間が必要となるとして「2025年度の後半からのスタートを目指して準備を進めていきたい」という。 なお改正放送法では、公布の日から1年半を超えない範囲で政令で定める日

            NHK会長、ネット業務の必須業務化は25年度後半から ネット受信料は「地上契約と同じ水準」
          • Woke invades the sciences | Alan Sokal | The Critic Magazine

            The intrusion of irrational ideology is distorting and censoring science A quarter-century ago, the “Science Wars” — an unfortunate military metaphor applied to an intellectual debate — pitted a motley crew of postmodernist-influenced literary scholars and social scientists, often (but not always) of a leftist and feminist political bent, espousing an extreme social-constructivist view of science

              Woke invades the sciences | Alan Sokal | The Critic Magazine
            • ハッブル宇宙望遠鏡、1つのジャイロで運用継続へ 6月中旬に観測再開も制約あり

              NASAは6月4日(現地時間)、「ハッブル宇宙望遠鏡」の6つあるジャイロスコープのいくつかに不具合が生じたため、1つで運用するための移行作業を進めていると発表した。作業が終われば6月中旬にも観測を再開する予定だ。 ハッブル宇宙望遠鏡は、スラスターの噴射ではなく、ジャイロとリアクションホイールで姿勢を制御する仕組みだ。しかしこの半年ほど、特定のジャイロが誤った測定値を返すケースが増え、観測の中断を余儀なくされていた。 運用チームは繰り返し機器をリセットし、一度は通常の測定時に戻すことができたものの、5月下旬に再度問題が発生。ハッブル宇宙望遠鏡は5月24日からセーフモードに入っている。 現在のジャイロスコープは、2009年に行われたスペースシャトルによる整備ミッションで取り付けたもので、6つのうち3つは現在も動作している。ただし、不具合のあるジャイロもこれに含まれているという。 1つのジャイロ

                ハッブル宇宙望遠鏡、1つのジャイロで運用継続へ 6月中旬に観測再開も制約あり
              • サイバー攻撃の主要な標的は電子メールから「エッジサービス」へ ―なぜ? (1/2)

                WithSecureのセキュリティリサーチ部門、WithSecure Intelligence(WithIntel)のスティーヴン・ロビンソン(Stephen Robinson)氏 「大規模エクスプロイトの発生に必要な条件は1つだけ。それは、インターネットからアクセスできるエッジサービスに、脆弱性のあるソフトウェアが組み込まれていることだ」(WithSecure スティーヴン・ロビンソン氏) これまで、企業や組織を外部から狙うサイバー攻撃の“侵入口”(初期感染経路)として最も警戒されてきたのは、攻撃者が送信する電子メールだった。業務に関係のありそうな内容のメールを送付し、添付したマルウェアファイルを開かせたり、フィッシングサイトに誘導したりする――。これはすでによく知られた手口だ。 こうした電子メール経由の攻撃がなくなったわけではないが、攻撃者たちはすでに“次の侵入手段”へと移行している。

                  サイバー攻撃の主要な標的は電子メールから「エッジサービス」へ ―なぜ? (1/2)
                • SIE、自社製「nasne」のサポート終了 27年7月末に一部機能を終了 バッファロー製は「これまで通り」

                  ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は5月24日、2019年まで販売していたネットワークレコーダー「nasne」について、アフターサービスの終了と、27年7月末で一部機能が使えなくなることを発表した。これを受け、nasneの製造・販売を引き継いだバッファローは同日、自社製nasneに影響ないと告知している。 アフターサービスが終了するのは、SIE製の最後のモデル「CUHJ-15004」(これ以前のモデルは既に終了)。修理を希望するユーザーに対しては、7月25日までにオンラインの修理受付サービスか、プレイステーション カスタマーサポートで申し込むように呼び掛けている。 27年7月末には、PS5やスマートフォンからの録画予約や、ネットワークを介した番組視聴などができなくなる(記事末に詳細)。SIEは、torneで録画した番組について、「バッファロー製のnasneに『お引越しダビ

                    SIE、自社製「nasne」のサポート終了 27年7月末に一部機能を終了 バッファロー製は「これまで通り」
                  • 異星人が作るダイソン球の正体はちりに覆われた高温の銀河「ホットドッグ」かもしれない

                    2024年5月に、異星人の巨大構造物「ダイソン球」の候補となる天体を7つ発見したとの論文が発表されました。これを検証した新しい研究により、ダイソン球候補の正体は「ちりに覆われた高温の銀河(Hot, dust-obscured galaxy:Hot DOG)」、いわゆるホットドッグの可能性が示されました。 [2405.14921] Background Contamination of the Project Hephaistos Dyson Spheres Candidates https://arxiv.org/abs/2405.14921 Are dusty quasars masquerading as Dyson sphere candidates? – Physics World https://physicsworld.com/a/are-dusty-quasars-masqu

                      異星人が作るダイソン球の正体はちりに覆われた高温の銀河「ホットドッグ」かもしれない
                    • 革新的なIPL光ケア技術を搭載した「美ルル クリアベール スフィア」

                      美ルルは、2024年1月3日、革新的なIPL光ケア技術を搭載した「美ルル クリアベール スフィア」を発売した。 「美ルル クリアベール スフィア」は、専門サロンで使用されるIPL(Intense Pulsed Light)技術を家庭用に最適化した製品。毛のメラニン色素にだけ反応し、肌への負担を最小限に抑えながら、効果的なムダ毛ケアを実現する。 最速約0.2秒の連射機能により、全身のムダ毛ケアを迅速かつ効率的に行うことができる。また、約99万ショットの長寿命を誇り、家族やパートナーとの共有も可能だ。 さらに、手動と自動のモードが選択可能で、自動モードでは照射ボタンを押すことなく連続照射ができる。 顔、脇、VIO、足など、異なる体の部位に適した4種類のアタッチメントが含まれている。これにより、全身の様々な部位のケアが可能になる。 顔用アタッチメントにはSRモードが搭載されており、赤色LEDと同

                        革新的なIPL光ケア技術を搭載した「美ルル クリアベール スフィア」
                      • リソースが足りない企業がやるべき、“最低限で効果的なセキュリティ対策”を考えよう

                        リソースが足りない企業がやるべき、“最低限で効果的なセキュリティ対策”を考えよう:「SPHERE 24」現地レポート(2) 予算やリソースが限られた中堅・中小企業が取るべき“最低限の効果的なセキュリティ対策”とは何か。WithSecureのCISOやユーザー企業のセキュリティ担当者が語った。 ランサムウェアをはじめとしたサイバー攻撃の被害者となっているのは大企業だけではない。大企業のサプライチェーンに連なる中堅・中小企業は、セキュリティ対策に十分な予算やリソースを割けないケースが多く、攻撃者にとって今や格好のターゲットとなっている。 脅威が激化する一方で、対策へのリソースが限られた中堅・中小企業が、“最低限で効果的なセキュリティ対策”を講じるにはどうすればいいのか。 WithSecureがフィンランドの首都ヘルシンキで2024年5月28~29日(現地時間)の期間で開催している大規模カンファ

                          リソースが足りない企業がやるべき、“最低限で効果的なセキュリティ対策”を考えよう
                        • Emil Dziewanowski - Technical Artist

                          I often envy those who can accurately estimate the time their tasks will take, particularly the seemingly small ones. Experience has taught me that it’s these ‘simple’ tasks that are often the most deceptive. What appears to be a 15-minute fix can unexpectedly turn into a bizarre edge case, transforming a supposed one-line code change into a day-long hunt for answers on the Wayback Machine. And ye

                            Emil Dziewanowski - Technical Artist
                          • ランサムウェアに起きた“破壊的イノベーション”とは? 進化の歴史をひもとく

                            ランサムウェアは10年以上前から存在するメジャーなサイバー脅威であり、その手法の高度化・巧妙化はとどまるところを知らない。そして、こうした進化の背景には攻撃者たちを取り巻く技術や環境の変化、すなわち“歴史”が関係している。 WithSecureは2024年5月28~29日(現地時間)に大規模カンファレンス「SPHERE 24」をフィンランドの首都ヘルシンキで開催した。同イベントに先立ち、同社の主席研究員(CRO)として活動するミッコ・ヒッポネン氏がランサムウェアの“進化の歴史”をひもとき、攻撃の今後の展望や防御側が取るべき対策を明らかにした。 収益に大きな変化 ランサムウェアに起きた“破壊的イノベーション” ヒッポネン氏は40年間インターネットの最前線で活動してきた現役のセキュリティリサーチャーであり、サイバー脅威の歴史をまとめた『インターネットの敵とは誰か? サイバー犯罪の40年史と倫理

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                            • アニメ「ワンピース」、ラスベガスにある高さ112mの球形スクリーンをジャック 放送25周年で

                              東映アニメーションは6月12日、テレビアニメ「ONE PIECE(ワンピース)」の放送開始25周年を記念して、ラスベガスの複合アリーナ施設「Sphere(スフィア)」で実施したコラボ企画の模様を公開した。高さ112mの巨大な球体に主人公のルフィやアニメの名場面が次々と映し出され、ラスベガスの夜を彩った。 スペシャル映像は、アニメの名場面や原作者の尾田栄一郎さんが監修した新規映像を含む約90秒。11日は街が薄暗くなる午後7時から放映を始め、午後11時までスフィアの外周モニターをジャックした。 近隣のビュースポットにはコスプレしたファンらが集まり、歓声を上げた。Sphereでは16日(現地時間)までスペシャル映像を放映するが、12日以降は1時間に2回のローテーションとなる。 また、11日はラスベガス市内の「ワンピースカフェ」も開店前から数十人の行列ができる盛況ぶりだったという。フロリダ州のオー

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                              • 3Dプリンタ住宅はなぜこんなに安いのか? 住宅づくり自動化の第一歩を見学

                                3Dプリンタ住宅はなぜこんなに安いのか? 住宅づくり自動化の第一歩を見学:3Dプリンタの可能性を探る(1/3 ページ) セレンディクスが2024年4月に岡山県で小規模3Dプリンタ住宅「serendix10」を施工した。現地での施工の様子を関係者や施主の声を交えながら紹介する。 3Dプリンタ住宅メーカーのセレンディクスは、2024年4月に岡山県において小規模3Dプリンタ住宅「serendix10」(当初は「Sphere」としていたが、現在は本呼称に統一)を施工した(図1)。serendix10は24時間での施工が可能であり、人件費や物流費などのカットにより大幅な価格の低減を実現するとしている。さらに、同社は住宅の製造から施工、仕上げまで、全ての工程をいずれはロボット化するという目標を掲げている。岡山県でのserendix10の施工の様子を、セレンディクス 執行役員 COO(最高執行責任者)の

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                                • セキュリティ担当者に心の平和を--ウィズセキュア CISOが考える「生きがい」の見つけ方

                                  フィンランドを拠点とするWithSecureで最高情報セキュリティ責任者(CISO)を務めるChristine Bejerasco氏は現地時間5月28日、CISOが抱える悩みについて同社カンファレンス「SPHERE24」で講演した。 CISO就任から526日が経過すると同氏は述べ、白髪が増え始めたのも時期的に一致すると自嘲気味に語る。サイバーセキュリティ業界で20年働いてきたが、CISOとなったわずか1年半は、改宗したのではないかと思えるほどの影響を与えたという。 かつて最高技術責任者(CTO)だった同氏は、当時経験していたサイバーセキュリティ製品・サービスの構築とサイバーセキュリティプラクティスは全く別物だという。サイバーセキュリティの実務では絶対的なものはなく、それ故にリスク管理と呼ばれると同氏は述べる。 小さな漸進的な改善を喜ぶことができる職務ではあるが、重大なインシデントや組織にお

                                    セキュリティ担当者に心の平和を--ウィズセキュア CISOが考える「生きがい」の見つけ方
                                  • 『KAGAYA 星空の世界 天空の贈り物』鑑賞【横浜 そごう美術館】 - ぶらりうぉーかー

                                    こんにちは。横浜『そごう美術館』に写真展「KAGAYA 星空の世界 天空の贈り物」を観に行ってきました。 プラネタリウム映像クリエイター、星空写真家・KAGAYA氏の新作を含む個展が、2年振りに開催中。今回も幻想的な写真ばかりで、感動的なひとときを過ごせますよ!上の写真は作品名「夜の始まりの停車場」、愛媛県で撮影されたもので、前回の個展でも展示されていました。小さな駅のベンチの片隅で、海の向こうに日が沈みかけるのを眺める人…何ともドラマチックなシーンですね! そごう美術館 横浜そごうの6階にある「そごう美術館」。 「天空の贈り物」 今回の個展「天空の贈り物」の会期は、2024年5月1日(水)~7月1日(月)まで。 開館時間は10時~20時(入場は閉館の30分前迄)で、入館料は一般1,400円です。 前回(2022年)の個展は以下の記事をご参照下さい↓ 前回同様、今回も写真撮影OK。SNSで

                                      『KAGAYA 星空の世界 天空の贈り物』鑑賞【横浜 そごう美術館】 - ぶらりうぉーかー
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