Panasonic Melodious Library【パナソニック メロディアス ライブラリー】- TOKYO FM - 小川洋子,藤丸由華 - 今週の本は山田詠美さんの―僕は勉強ができない―でした。 なんとなくさくらももこ先生のような世界観。モテたいだとか、女子目線だとか、リアルに描写されています。
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Panasonic Melodious Library【パナソニック メロディアス ライブラリー】- TOKYO FM - 小川洋子,藤丸由華 - 今週の本は清少納言の―枕草子―です。番組14周年特別企画で、古典中の古典を再読していきます。 清少納言は一条天皇に支えていたんですね。その宮中での出来事をカテゴリー別に説明しながら本にしたのが枕草子。当時としてはなかなか画期的な編集手法ですよね。 かわいいもの、おかしくて嫌なもの、なごむもの、立派な人物像などなど。季節の行事も清少納言にかかればエッセイに出来てしまう。その観察眼はまるでリトルミィのよう。 解説付きの現代語訳版も数多く出版されているみたいなので、読んでみたくなりました。本屋で探してみます。
Panasonic Melodious Library【パナソニック メロディアス ライブラリー】- TOKYO FM - 小川洋子,藤丸由華 - 今週の本は―重松清さんのカレーライス―です。先週に引き続き教科書に載っていた作品シリーズですね。先週は盆土産のエビフライでしたが、今週はお父さんと息子のカレー。 ゲームのコードを父親に抜かれたひろしは、激怒して父親と口を聞かなくなるが、父親にカレーライスを作ることになって… ゲームのセーブ前のコード抜きは嫌wでも、カレーライスを作って食べさせる。この単純な関係は大人になって思うと尊いものなんですね。 いまは大人になって中辛がデフォですが、確かに甘口から中辛になったのは思春期の頃だったかも。
坪田譲治『風の中の子供』 - Panasonic Melodious Library パナソニック メロディアス ライブラリー - TOKYO FM - 小川洋子,藤丸由華 - 今週の本は―風の中の子供―です。坪田譲治は小川洋子さんと同じ岡山県岡山市の出身。当時は映画にもなるヒット作でした。 小学校低学年の少年三平は、とにかく暴走したら止まらないわんぱくだが心は優しい。父の会社で問題が起こり、三平の生活環境にも変化が… とにかく子供の動きの描写がリアルで、その子供たちの鋭い視線が大人達の有り様を細かく見透してしてるのがなんだか怖くなる。三平はめちゃくちゃやるが主人公らしく良いところで見せ場を作ります。 未来への不安が突然降りかかる人間ドラマとしての典型がありますね。トラブルを解決していくのは、知識ではなく運と粘り強さなのかもしれません。まるでカイジのようですが、三平からは今の日本に足りない
Panasonic Melodious Library【パナソニック メロディアス ライブラリー】- TOKYO FM - 小川洋子,藤丸由華 - 今週の本は詩集です。ワーズワスって名前とイギリス出身ということだけは知っていたのですが、詩にふれるのは初めてです。 ワーズワースの名言20選|心に響く言葉 | LIVE THE WAY 茨はなんとなく聞いたようなフレーズがいくつかありました。なんと哀れな…はワーズワスがよく使っていたんですね。イギリスの、なんとも曇りの多い島の詩。 ワーズワスは長生きしたことでも有名。その生涯は苦難に満ちたものでしたが、自然との歩調はやはり人生に潤いを与えるのでしょうか。
Panasonic Melodious Library【パナソニック メロディアス ライブラリー】- TOKYO FM - 小川洋子,藤丸由華 - 今週の本は―盆土産―です。教科書で読んだ気がしますね。エビフライがただただアイドル的人気。 主人公の少年がエビフライと呟くところから始まります。単身赴任から帰ってくるお父さんがエビフライをお土産に。家族総出で待ち構え、こんなに美味しいものはあるものかと感動し、最後は亡くなったお母さんの墓参りをし職場に帰るお父さんも見送るという流れです。 短編小説ですが、少年の溢れるエビフライへの情熱と家族の背景がよく分かってすごい。エビフライが本当に珍しかった時代のさらに田舎のお話。子供時代のぐんぐん成長するメンタルも読んでいて心地よい。少年も大人になったら普通の揚げ物としてエビフライを食べるのかもしれません。それでも子供時代の思い出の味は変わらない。
石井遊佳『百年泥』 - Panasonic Melodious Library パナソニック メロディアス ライブラリー - TOKYO FM - 小川洋子,藤丸由華 - 今週の本は小川未明の―野ばら―です。童話ですが内容はほんとうに深い。 国境を挟んで警護するふたりの兵士。ひとりは老兵。ひとりは若い。国境はいたって平和で、ふたりは仲良くなります。しかし、やがて二国間で戦争が起こり、若い兵士は戦地に向かいます。老兵は若い兵士の身を案じますが… いやー、かなしい。若い兵士の国は戦争に負け、老兵は生死を確認することができず、通りかかった旅人から戦争後の結末を教えてもらうという。国など関係なしに仲のよかったふたりを、野ばらの茂る国境がしずかに讃えているようでした。
Panasonic Melodious Library【パナソニック メロディアス ライブラリー】- TOKYO FM - 小川洋子,藤丸由華 - 今週の本はわかやまけんの―こぐまちゃんおはよう しろくまちゃんのほっとけーき―です。しろくまちゃんのほっとけーきは特に人気のある作品なんですって。 わかやまけん - Wikipedia 商品|こぐま社 1972年の本ですが、全く読んだ記憶がありません。私の記憶ではほぼアンパンマンしか読んだことがないかも。ただ、3歳くらいの幼児が対象なので記憶がないだけかもしれません。病院の待合室などではかなりの割合で置いているこぐまちゃんシリーズ。 子供の自立心というか、なにかをやりたい欲求が爆発しそうな絵本。欲求からの遂行は私にとってもテーマであります。もう35歳になりそう…
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