新型コロナウイルスに対する全数検査の是非が取り沙汰されているけれど、ここでは積極的に検査を行っている韓国の事例について調べた結果を記す。尚、全数検査と言う言葉は不正確で、韓国でも全数検査は新天地信徒関連だけで、他の国民に対しては4日の自宅待機で症状が解消しない人に検査を行っている。 韓国の新型コロナウイルスに関する経緯は以下。 ・韓国では当初大邱・慶北地域で集団感染が発生 ・韓国政府はこの地域で感染を抑えられれば、国内拡散は抑えられると考えた ・大邱の集団感染の大半は新天地と言う宗教団体によるもの ・この際の方針は以下 - 基本的には熱が有る場合は4日間自宅待機 - それでも症状が消えない時は積極的に検査 - 感染者は全員入院して隔離、治療する - 新天地教徒については全数検査を行い、経路把握を目指す ・しかし、3/1時点で新天地関連で2,000人を超える感染者が発生 ・入院できず自宅待機