はじめにカード業界で「トークナイゼーション(=トークン)」というワードが出たのは国内で2016年10月に始まったApple Payで採用された技術だったからでしょう今は2024年だからもう8年も経つんだなと。 リリース当初は一部の国際ブランドと国内のおサイフケータイ陣(iD、QUICPay)から始まり、その後他の国際ブランドが対応し、Google Payが始まって、最近では加盟店にもトークン化が広がっている、というのが概況です。 今回はカード決済におけるトークナイゼーションってどんな技術なのか、について書きます。 トークナイゼーションの技術一言で言うと「カード番号をトークンに置き換える技術」です。 カード番号というのはとても大事なものなので、それをトークンに置き換えて決済すれば、万が一どこかで流出してもカード番号は守られるよねという話です。 そのためトークンは下図、左のようにカード番号から