学校のいじめ相談の現場で、スマートフォンアプリ「ストップイット」の活用が進んでいる。既に国内の173校(生徒数計約6万1000人)で導入されており、電話だけに比べて相談が増えたケースも。自身も子供のころ、いじめ被害に遭い、アプリの普及を進めている東京のITサービス会社社長、谷山大三郎さん(35)は、「教育現場からいじめを無くしたい」と力を込める。 アプリは2014年に米国で開発された。いじめの被害者や目撃者が匿名でメッセージを送り、受け手の学校や教育委員会に相談できる。若者が親しんでいるメッセージアプリ「LINE(ライン)」のようなチャット形式で、画像や動画も送信可能。利用には学校など組織単位での事前契約が必要で、匿名を保ちつつ、相談者の学校や学年などをある程度特定できるのが特徴だ。
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