遺失物の届け出は計5万9608件で、そのうち現金は計約6億1200万円。一方、拾得物として届けられたのは計12万1264件で、現金は計約1億9500万円だった。 遺失物の届け出で最も多いのは財布の2万603件、次いで携帯電話の9745件。一方、拾得物の届け出では現金が最も多く3万2630件。傘は拾得物として届けられるのは1万5935件あったが、遺失届が出されたのは49件しかなかった。また、カメレオンやヤギなども届けられ、持ち主に返されたり、新しい飼い主が引き取った。ニワトリも33羽届けられたが、もらい手がつかず、殺処分された。 県警は、2007年12月から拾得物の情報をインターネットに公表しており、閲覧者からの問い合わせでデジタルカメラやバスタオルなど16件が持ち主に返された。ネットは、持ち主が判明するまでの3か月間公表され、常時約2万7000件掲載されている。落とした日や場所、物などから