ブックマーク / realsound.jp (21)

  • 検索しても出てこない『FINAL』の核心 TM NETWORKの30年の軌跡を辿る

    特別企画1: 藤井徹貫の『TM NETWORK 30th FINAL』創作ドキュメント 2015.11.25 17:00 集大成。小室哲哉はそう言った。このたび発売された『TM NETWORK 30th FINAL』に収録されているコンサートの終演後だった。その言葉を心にとめ、Blu-ray Discを今一度見直す。30年の軌跡に点散するさまざまな出来事が甦る。まさに集大成だ。 たとえば冒頭のプロペラ機。甦るのは公演まで1週間を切った某日の青空。小室哲哉のクルマに同乗させてもらい、東京から北へ約2時間。スタイリストはスニーカーも準備していたが、小室哲哉が手に取ったのはブーツ。ぼくの顔に「そっち!?」と書いてあったのか、目が合うと言った。「せっかくだから。あまり履かないブーツのほうが、たったこれだけでも、喜んでもらえるから」。スケジュール的に過酷だろうと、撮りたい画を撮るクリエイター魂と、た

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  • なぜTM NETWORKは時代の先駆者となったのか? 「FINAL」作品を100倍楽しく観る方法

    “MC”と“アンコール”が存在しないコンサート 小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登による3人組ユニット、TM NETWORKのコンサートに“MC”と“アンコール”は存在しない。なぜなら、完璧なまでに計算されたSFをテーマとしたシアトリカル(演劇的)なショーだからだ。 TM NETWORKといえばどんなイメージを思い浮かべるだろう? コアターゲットとなった世代は80年代〜90年代に学生だった30代前半〜40代後半。そして、その影響は子供世代へも継承されているという。代表曲は、アニメ『シティハンター』のエンディング「GET WILD」、宮沢りえ主演映画『ぼくらの七日間戦争』主題歌「SEVEN DAYS WAR」、アニメ映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主題歌「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」などの歌い継がれる名曲たち。しかし、おそらくFANKS(TMファンの意)に聞

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  • モーニング娘。OGメンバーが初期の舞台ウラ暴露 矢口真里「次売れなかったら解散と言われていた」

    10月9日放送の『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)に、モーニング娘。のOGである中澤裕子、安倍なつみ・飯田圭織・石川梨華・石黒彩・辻希美・矢口真里・保田圭・吉澤ひとみが出演。モーニング娘。の裏側を語りつくした。 今回は、初期モーニング娘。メンバーが所属時期のVTRとともに、当時の裏話を語るというもの。番組冒頭では、メンバーの現状や1998年6月に放送された『うたばん』初出演時のVTRを紹介。その後、17、18年前と同じ質問を投げかけ、トータライザーによる意識調査を実施した。 また、矢口は「当時、中居さんはかおりん(飯田)が好きだったと思います」と暴露し、中居も「なんでわかる?」と返すと、飯田は「私もちょっと感じてました。早く言ってくれれば待ってたのに……もう無理です」とこれに悪ノリし、スタジオのメンバーを爆笑させた。 その後、番組では再現VTRとメンバーのインタビューを交えながら

    モーニング娘。OGメンバーが初期の舞台ウラ暴露 矢口真里「次売れなかったら解散と言われていた」
  • リズムという概念のない男ーー『やついフェス』の蛭子能収に衝撃を受けた

    先日、生まれて初めての音楽体験をしたので、忘れないうちに書き記しておく。 いや、体験というより知識を得た、事実を知った、といった方が近いか。 どういう事実か。リズムという概念のない人間は存在する、という事実だ。 2015年6月21日日曜日、毎年この時期にDJやついいちろうが渋谷のライヴハウスとクラブ10会場にて、1日170以上の出演者を集めて行っている『YATSUI FESTIVAL』。今年から2デイズになって、その2日目。 もっとも大きな会場であるTSUTAYA O-EASTで、タイムテーブル上では18:30から(実際は30分押していたので19:00から)『エレキシヶ原の歌合戦』という催しが行われた。これは、やついいちろうチームとレキシ(池田貴史)チームに分かれ、『紅白歌合戦』ばりに1曲ずつ歌って勝負する、という、フェスの彩りとしてバラエティ番組的こともやりましょうみたいな企画。 バック

    リズムという概念のない男ーー『やついフェス』の蛭子能収に衝撃を受けた
  • tofubeatsが考えるアウトプットのバランス感覚 「常に『この人は変化したいんだ』って思われたい」

    tofubeatsが、4月1日にメジャー3rd EP『STAKEHOLDER』をリリースする。同作はtofubeats自らが歌唱する表題曲「STAKEHOLDER」や、盟友okadadaを招き“ディスコ”をテーマに制作した「T.D.M. feat. okadada」、過去にサウンドクラウドに発表されるや否やリミックス音源が多数UPされ、リリースのリクエストが多数寄せられた「window」を再録音しアップデートしたバージョンなど、計9曲を収録し、これまでの著名なゲストボーカルを迎える形から一変した作品となっている。今回リアルサウンドでは、その理由をtofubeatsに直撃。直近の宇多田ヒカルやSMAPなどとの仕事を含めたバランス感覚や、それぞれの楽曲に込めた意図、そして続々と活躍を続ける周囲のトラックメイカーたちの現状などについて、じっくりと話を訊いた。 「一定量自分で出していないと気持ち悪

    tofubeatsが考えるアウトプットのバランス感覚 「常に『この人は変化したいんだ』って思われたい」
  • Sugar's Campaign、Shiggy Jr.、ORESAMA…“ブギーファンク”な次世代J-POP5選

    Sugar's Campaign、Shiggy Jr.、ORESAMA…“ブギーファンク”な次世代J-POP5選 どうやらJ-POPの若手クリエイターたちの潮流の一つに、ブギーファンクのセンスがあるようだ。フェスやライヴに最適化したパンキッシュな縦ノリとは違う、かと言ってむせかえる汗の匂いがするソウルフルな70sディスコのこってりしたグルーヴ感とも違う。パトリース・ラッシェンの「Forgot Me Not」に代表されるような、80s初頭のキラキラしたディスコ/ブギー(エレクトロ・ファンク)の楽曲たち。そこにあったセンスをポスト・インターネット的な感性でアップデートしたようなテイストのポップソングが次々と生まれている。 もともとはLAのトラックメイカーDâm-Funk(デイム・ファンク)を中心に、80sエレクトロ・ファンクの再解釈として広まった「ブギーファンク」。ダフト・パンクやファレル・ウ

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  • tofubeatsはなぜこれほど愛される? 若手からベテランまで引きつける理由

    tofubeatsが、12月13日に代官山UNITにて『First Album』のリリースツアー最終公演『ディスコの神様 ~tofubeats“First Album”release tour FINAL~』を行った。同ツアーは10月11日の北海道・札幌Sound Lab moleを皮切りに、9公演を実施。ファイナルのこの日はオールナイトイベントとして、同会場の地下3階にあるバー『SALOON』も開放し、どのフロアも観客で埋め尽くされるほどの盛況ぶりだった。 この日の出演者は先日メジャーデビューも発表されたアイドルグループ・Especia(同日時点では未発表)や、“アナスタシア成美”こと福岡アイドル・LinQの由地成美、さらに「ディスコの神様 feat.藤井隆」にコーラスとして参加した池田智子(Shiggy Jr.)やラブリーサマーちゃんなどの女性陣が参加。さらに、okadadaやPa's

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  • TOWA TEIが語るポップの定義「ほんの一瞬でもテイ・トウワっぽさが耳に残るようにしたい」

    TOWA TEIが、ソロ活動20周年を記念したリミックスベストアルバム『94-14 REMIX』を7月23日にリリースし、9月3日に20年間に発表してきた楽曲の中からセレクトしたオリジナルソングのベストアルバム『94-14』と、カヴァーソングのベストアルバム『94-14 COVERS』をリリースした。今回リアルサウンドでは、TOWA TEIの他に例を見ない音楽キャリアをたどるロング・インタビューを実施。前編で語ったソロ活動前史を語った前編に続き、後編ではCD全盛期から現在までの音楽シーンの変遷と自身の制作方法、さらには長年の活動の中で見出したポップ論についても語ってもらった。聞き手は小野島 大氏。(編集部) 「ラウンジ・ブームの先駆者みたいに祭り上げられた時はびっくりした」 ーーそれがファーストアルバムの『Future Listening!』(1994年)ですね。ところでDJという仕事は、

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    qppxw221 2014/09/16
  • でんぱ組.inc夢眠ねむ×もふくちゃんの大学院講義「アイドルのセルフプロデュース論」レポ

    でんぱ組.incの夢眠ねむとプロデューサーのもふくちゃんこと福嶋麻衣子氏が5月23日、京都精華大学大学院デザイン研究科にて「アイドルのセルフプロデュース論」をテーマにトークを展開、約70人の学生たちが二人の講義に耳を傾けた。美大卒の夢眠ねむと、東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒のもふくちゃんは、アイドルという表現をどのように捉え、プロデュースしてきたのか。夢眠ねむが大学在学中にメディア・アートを学ぶ中で働いたというメイドカフェのエピソードや、デビュー当時行っていた自己プロデュースの方法など、具体的な事例をもとに講義は展開された。 アイドルは“ダイレクトに幸福を与えてくれる作品” もふく:今日はゲストにでんぱ組.incの夢眠ねむちゃんをお迎えして、「アイドルのセルフプロデュース論」についてお話しようと思います。夢眠ねむちゃんの成り立ちを、“中の人”に聞く――というスタンスでよろしいでしょう

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    qppxw221 2014/08/24
  • 電気グルーヴ、25周年記念ライブで過激トーク「音楽性の違いで解散とかありえないっしょ(笑)」

    電気グルーヴの25周年記念ライブが、2014年7月14日東京・恵比寿リキッドルームにて開催された。この日は恵比寿リキッドルームの10周年の日でもあり、祝祭感に溢れながらも、いつもと変わらない最低で最高な二人がフロアを踊らせたライブとなった。 オープニングアクトとして登場したのはシンガーソングライターの町あかり。電気グルーヴの石野卓球が「日課のネットサーフィンをしてたときに見つけて、これはいいと思ってオファーした」とMCで紹介した彼女。ピコピコハンマーを振り回す「もぐらたたきのような人」など、不思議でシュールな世界にオーディエンスも釘付け。「今日は呼んでいただけてとっても嬉しいです」と、大舞台(?)でのパフォーマンスを楽しんでいたようだった。 そしてオーディエンスの手拍子に迎えられ、電気グルーヴの二人とサポートメンバーのagraphこと牛尾憲輔がステージに登場すると、オーディエンスからは怒号

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    qppxw221 2014/07/18
  • 音楽シーンとタトゥー文化はどう関わってきたか 専門家に聞いてみた

    現在、海外はもちろん、日でもタトゥーを入れているミュージシャンは少なくない。彼らの影響もあり、ファッションの一部として気軽にタトゥーを入れる一般人も増えた。音楽シーンではもはや当たり前のように浸透しているタトゥー文化は、どのように音楽文化と関わりを持ってきたのか。 東京高円寺にあるタトゥーショップTOKYO HARD CORE TATTOOのオーナーKATSUTA氏協力の元、近年の音楽シーンとタトゥーの関係について、取材と調査をした。 タトゥーを入れ始めたミュージシャンたち 刺青文化歴史は紀元前にも遡り、日にもまた長い歴史があるが、稿ではロック以降のポップミュージックとの関わりについて記したい。 ロックシーンの中でタトゥー文化が盛り上がりを見せたのは、ロックが世界的に普及した1960年代頃から。イギリスのヘヴィメタルミュージシャン、オジー・オズボーンは1960年代半ば、17歳頃に微

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    qppxw221 2014/07/07
  • DJ和が語る、J-POP&アニソンDJの可能性「日本発祥の楽しみ方で海外に負けない規模を作る」

    『ノイタミナ10TH ANNIVERSARY BEST MIXED BY DJ和』インタビュー 2014.07.02 11:00 DJ和が7月2日、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」の10周年を記念したMIX CD『ノイタミナ10TH ANNIVERSARY BEST MIXED BY DJ和』をリリースする。 「ノイタミナ」の10年史であると同時に、「J-POP・ロック」の10年史でもある今作。制作する中で感じた10年間での音楽の変化や音楽を聴く環境、さらにはDJやMIX CDにおける今後の可能性についても深く語ってもらった。 「ノイタミナはアニメを『全員ごと』にした」 ――『ノイタミナ10TH ANNIVERSARY BEST MIXED BY DJ和』は、ノイタミナというアニメ番組枠の10年史であると同時に、J-POP、ロックの10年史にもなっています。制作にあたってどんなコンセ

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    qppxw221 2014/07/02
  • アイドル論者が語る“握手会と現場”の最前線「人の心は金で買えないけど、ヲタの心は“握り”で買える」

    雑誌『週刊金曜日』の6月6日号にて“「アイドル」を守れ”と銘打った特集を行ったことを受け、同誌で執筆したアイドル論者たちによるトークイベントが6月12日、荻窪ベルベットサンにて開催された。イベント前編では、アイドル評論家の中森明夫氏と、特集の企画協力をしたライターの倉さおり氏が司会を担当。社会学者/情報環境論者でありながら先日、新生アイドルグループ「Platonics Idol Platform」のプロデューサーとしても活動し始めた濱野智史氏、リアルサウンドでも執筆中の音楽評論家・宗像明将氏に加え、地下アイドル兼ライターとして活躍する姫乃たま氏が登壇。ライブ現場や握手会の最前線について、ざっくばらんに語り合った。 握手会と現場の最前線 濱野:去年の夏ぐらいに鎌倉でやったイベントでBiSと握手したんです。BiSって、あまりルックスを売りにするようなタイプではなくて、メンバー自身も「たまには

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    qppxw221 2014/06/25
  • TM NETWORK、筋肉少女帯、POLYSICS……ロック界におけるキーボーディストの系譜を辿る

    ロックバンドにおいてのキーボーディストは他プレイヤー以上に、器材/機材の発展とともにその役割が変化してきたと言える。特にシンセサイザーの登場におけるサウンドの多様化は目まぐるしいものがあり、日においてYMOの登場はポップス、ロック界にも大きく影響を与えた。 ひとくちにキーボーディストといっても、プレイヤーであると同時に、コンピューターミュージックが主流となる昨今においては、トラックメーカー、プログラミングやマニピュレーターとしての役割を担うことも多い。そうした広義に渡るキーボード、鍵盤楽器がもたらした影響を日音楽シーンとともに見て行きたい。 キーボードとシンセサイザーの違い パート・クレジットを“Keyboards”と、“Synthesizer”で使い分けるプレイヤーも多くいる。混同している人も多いと思うので簡単に説明しておく。シンセサイザーとは波形や周波数を変調して自由に音を作るこ

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    qppxw221 2014/06/24
  • 並木優がDTMとDJにのめり込んだワケ「いつも音楽のおかげで頑張れる」

    オリコンチャートを席巻した恵比寿マスカッツや、名曲「夢花火」をリリースしたつぼみなど、10年代に入っていわゆる「セクシー女優」による音楽活動は認知度、そしてその質においても驚くべき進化を遂げている。 古くは1980年代に天才クリエイター中村D児氏による「We are the world」へのアンサーソングや、孤高のドキュメンタリスト平野勝之監督とのコラボで数々の傑作生み出した故・林由美香嬢のカセットシングル曲など、業界は黎明期より音楽への興味深いアプローチを重ねてきたが、そのほとんどは彼女達をシンガーとして起用した作品だった。 しかし、人気セクシー女優として活躍する並木優は、シンガーとしてだけではなく、自らDAW(音楽制作用のPCソフト)を駆使し、トラックメイクまで手がけている「DTMer」である。セクシービデオの歴史30年近くを見渡しても、そんな女優は彼女の他に思い当たらない。 そこで今

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    qppxw221 2014/06/02
  • AKB48メンバー襲撃事件をどう考えるか 岡島紳士が語る“接触系”アイドルの課題と今後

    AKB48が5月25日に岩手県で行った握手会で、メンバーの川栄李奈と入山杏奈、スタッフの男性1名が無職の男に刃物で襲われ、負傷するという事件が発生した。3人の命に別条はなく、5月26日の夕方には退院。容疑者も殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。 アイドル界だけでなく社会全体に衝撃を与えたこの襲撃事件について、アイドル専門ライターの岡島紳士氏は次のように語る。 「3人の容態がまず何よりも心配ですね。また、事件に関しては捜査の推移を見守る必要はありますが、現時点では容疑者はAKB48のファンではないようで『相手は誰でも良かった』と供述しています。このことから、今回の事件アイドルとファンの間に固有の事件というよりも、有名人すべてが持っている危険性を改めて知らしめた事件であるといえそうです」 AKB48の握手会について、ネット上では「もう開催不可能なのではないか」との声もある。同氏はこの点に関して、

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    qppxw221 2014/05/27
  • 小室哲哉はJPOPのリズムをどう変えたか 現役ミュージシャンが「TKサウンド」を分析

    東京を拠点に活動するバンド、トレモロイドのシンセサイザー・小林郁太氏が、人気ミュージシャンの楽曲がどのように作られているかを分析する当コラム。今回はダンスミュージックをJPOPに取り入れ、日音楽シーンに多大なる影響を与えた小室哲哉の楽曲を読み解く。(編集部) 参考1:モーニング娘。楽曲の進化史ーーメロディとリズムを自在に操る、つんく♂の作曲法を分析 参考2:ユーミンのメロディはなぜ美しく響くのか 現役ミュージシャンが“和音進行”を分析 小室哲哉さんはJ-POPにダンスミュージックの要素を定着させた第一人者と言われています。TM NETWORKが台頭した80年代後半から、「小室ファミリー」がチャートの上位を賑わせた90年代後半までの10年間で、ダンスミュージックは広く世間に浸透し、JPOPシーンは大きく変化しました。そして今なお、小室さんはその音楽的探究心を失わず、超新星、SMAP、北乃

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    qppxw221 2014/05/05
  • OSTER projectが語るボカロシーンの変化「今は視聴者も多様な曲を受け入れる体勢ができている」

    2007年に初音ミクブームの火付け役の一端を担った楽曲「恋スルVOC@LOID」を手掛け、現在もボーカロイドシーンの先駆けとして活躍を続けるOSTER project。彼女が4月23日にリリースする『Attractive Museum』は、OSTER projectの特徴であるキュートな楽曲に加え、「Music Wizard of OZ」では20分という収録分数でミュージカル調の楽曲を繰り広げるなど、音楽的なチャレンジを盛り込んだアルバムとなっている。今回リアルサウンドでは、ボーカロイドシーンに黎明期から関わる彼女に、自身のルーツや初音ミクとの出会い、シーンの変化などについて語ってもらった。 「クリプトン社さんのページを巡回するのが趣味でした」 ――音楽を作るようになったのはいつ頃からですか。 OSTER project(以下:OSTER):実際にパソコンを使って音楽を作り始めたのは13歳

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    qppxw221 2014/04/22
  • 初音ミクはいかにして真の文化となったか? 柴那典+さやわかが徹底討論

    柴那典×さやわか 『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』刊行記念対談(前編) 2014.04.14 13:00 音楽ライターの柴那典氏が、初音ミクや同人音楽などボーカロイド文化の隆盛について、音楽史的な視点から考察した著書『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(太田出版)が4月3日に発売された。今回リアルサウンドでは、同氏が先日4月6日に五反田のゲンロンカフェで行った、物語評論家のさやわか氏とのトークセッション『★さやわか式☆現代文化論 第6回『初音ミクの真実!』さやわか×柴那典』の模様を取材。テレビとネットの境目で発生しているコンテンツの移り変わりや、同人即売会におけるCDの売れ行きなど、様々な話題を存分に語り合った。 「30代より上と10代前半でものすごい文化の断裂がある」(柴) さやわか:こののおかげで、初音ミクについてわざわざ説明しなくても「読んでおいてね」で済むようになったので、非

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    qppxw221 2014/04/14
  • きゃりー、世界ツアーで3.5万人動員の快進撃 各国のメディアはどう伝えている?

    デビュー曲となる「PONPONPON」を世界23カ国のiTunes Storeでリリースし、いきなりフィンランドとベルギーのエレクトロチャートにおいて日人初となる首位を獲得。その後もJapan Expo出演など海外でも精力的に活動を続け、いまや日の「カワイイ」文化のアイコン的存在として、国内のみならず世界中に熱狂的なファンを持つきゃりーぱみゅぱみゅ。今年の2月13日からはアメリカ・シアトル公演を皮切りに自身2度目となるワールドツアー『NANDA COLLECTION WORLD TOUR 2014』をスタートさせた。およそ4ヶ月間に渡って11の国と地域で行われ3万5千人を動員する今回のツアー、現在ちょうど折り返し地点となる8公演を終えたところだが、すでにライブの行われた現地のメディアの反応はどのようなものだったのだろうか? いち早く彼女のアメリカ公演の模様を伝えたのはシアトルの音楽メデ

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    qppxw221 2014/04/11