前回、普通のホッチキス単体では難しい「中綴じ」を簡単に行えるツールとして、多機能スケール「ナカトジ~ル」を紹介した。今回は、前回の記事に対して読者諸兄から教えてもらった中綴じのための別の手法やツールを紹介しつつ、それぞれのメリットとデメリットについて考えてみたい。 中綴じに対応した格安のホッチキス「ホッチくる」 最初に紹介するのは、タテヨコホッチキス「ホッチくる」。外観は一般的な家庭用ホッチキスと変わらないが、針を収めるマガジン部分を90度回転させることにより、中綴じに対応できるという製品だ。ちなみに発売元は「ナカトジ~ル」と同じマックスである。 奥行きが最大で7センチまでしか対応しないため、事実上A4サイズ以下の中綴じにしか対応できないが、実売500円台で“オールインワン”の中綴じツールはこのほかにない。普段は通常のホッチキスとして使えるので、これから新たにホッチキスごと購入するのであれ
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