はじめに 世の中的に企業のデジタルトランスフォーメーション(以降DXと略)にどう取り組むべきか?というプレッシャーが日々高まっている昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。 DXに取り組むためには、システムのアジリティ(いわゆる俊敏性)を高める必要があると言われており、世の中的にはそれに求められるナレッジが確立されつつあります。その代表格である「マイクロサービスアーキテクチャ」が2014年に提唱され、そろそろ日本でも普及期に入る段階であると理解しています。 マイクロサービスアーキテクチャは最近までデジタルネイティブな企業が使いこなす道具という認識でしたが、2018年3月にコンテナオーケストレーションツールの KubernetesがCNCFを卒業した ことに伴って、エンタープライズ市場にもマイクロサービスアーキテクチャ採用の機運が高まりだしているように思います。 マイクロサービスアーキテクチャは