BAD INTERVIEW 大林宣彦インタヴュー 「ぼくはいま、"七十代の新人"です。"いつか見た映画"の中へ戻って了った子供です。"映画"と遊びに来ませんか。......」 『その日のまえに』は大林宣彦の処女作である。ホントではないがマコトの話。自称21歳の新人監督として、まるで幼稚園児のように"わからない未来"に向かって、"わからない映画"を求めて駆けずりまわる。 インタヴュー・文=桑原あつし 原作を読んだのは新幹線の車中。いつの間にか声を出し泣いていたようで周囲からヘンな目で見られてしまいました。本の内容に感動しただけでなく、「僕の映画がここにある」ことに感涙したんです。一般に「映画になりやすい」といわれる小説ってのがあります。具体的に「黄色い服を着て」なんて書いてあるようなもの。そういうものを僕は文学としても好まないし、ましてや映画にしようとも思わない。その点、この『その日のまえ
VOL.4152019年9月20日(金)発売 「We all have Art. 次代のアジアへ――明滅する芸術(アーツ)」 今号「We all have Art. 次代のアジアへ――明滅する芸術(アーツ)」は、前々号(vol.413)「Flood of Sounds from Asia いまアジアから生まれる音楽」と題した音楽特集、そして前号(vol.414)「Self-Fashioning from Asia あらかじめ決められない流儀(スタイル)へ」と題したファッション特集に続く、アジア三部作の完結編となります。 特集では、ノーベル文学賞作家、ル・クレジオの未翻訳小説『ビトナ、ソウルの空の下』の特別抄録にはじまり、世界的大ヒットを記録している『三体』シリーズを手がける中国SF界の巨匠、劉慈欣(リウ・ツーシン)の自宅インタビュー、さらにここ日本でも注目を集めている韓国の文学/現代詩と社
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