ぼくは福島県の桑折町(こおりまち)を取材していた。 桑折町は福島県北西部に開けた農村地帯、 桃や林檎など果実の栽培が盛んな美しい郷だ。 原発事故の前は、 この町で採れた桃を 毎年天皇家に献上していたというのが自慢である。 いま桑折町では除染が始まっていて、 果樹園と境を接して仮置き場が作られ、 除染廃棄物を詰め込んだトン袋が並んでいる。 美しい田園風景と放射性廃棄物のコントラスト、 …原発事故がもたらした異様な光景である。 もっとも、 仮置き場の入口に掲示されている放射線量は、 その日の朝の数字で毎時0.13μSvである。 低いんだな、とぼくはちょっと意外に思った。 「毎時0.13μSv」がどの程度の線量かと言えば… いま、ぼくの手もとに 日本地質学会の今井登氏による放射線地図がある。 大地からの自然放射線量を計算したもので、 福島原発事故の影響は見込まれていない。 一般に東日本より西日本
喧嘩上等 (うさぎとマツコの往復書簡3) 作者: 中村うさぎ,マツコ・デラックス出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2012/11/09メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る Kindle版もあります。 喧嘩上等 うさぎとマツコの往復書簡3 作者: 中村うさぎ;マツコ・デラックス出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2013/10/30メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 浪費、ホスト、整形…荊の人生を突き進む“やさぐれババア”の中村うさぎと、祝祭の神輿に担がれた女神にして“キモデブ”女装渡世のマツコ・デラックス。強欲な思考の果てに“魂の双子”が見たものは…。 この「往復書簡」シリーズも三冊目。 これまでの内容の繰り返しだよなあ、と思うところもあれば、これだけ心の奥底から絞り出すような言葉が書か
角川映画 1976‐1986 日本を変えた10年 (単行本) 作者: 中川右介出版社/メーカー: KADOKAWA/角川マガジンズ発売日: 2014/02/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る Kindle版もあります。 [asin:B00IFWA4OC:detail] 内容紹介 1976年「犬神家の一族」から始まり、「セーラー服と機関銃」「時をかける少女」など日本映画の傑作を生んだ角川映画初期10年の歴史を発掘! 出版と映画のメディアミックスなど、日本映画を変えた秘密に迫る! 「角川映画か……懐かしいな……」そう思いながら僕はこの本を手に取りました。 僕は1970年代初めの生まれなので、角川映画直撃世代、とは言い難いのですが、テレビで多量に宣伝されていた角川映画の作品の、さまざまな断片は記憶しています。 「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでしょうね?」 「カ・イ
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