IEEEは2014年10月、東京都内で報道関係者向けにセミナーを開催し、2014年6月に「IEEE ROBOTICS AND AUTOMATION AWARD」を受賞した、東京工業大学 名誉教授の広瀬茂男氏が講演した。講演タイトルは「これからのロボット開発の方向性」。同氏が開発してきた数々のロボットを紹介しながら、昨今のパーソナルロボットへの辛口の論評も交え、持論を展開した。
先日、日経新聞にこんな記事が出ました: 「人工知能が東大合格する日 私立文系なら半数突破?」 これを見て、「あれ? 昔、似たようなニュース・ヘッドラインを見た覚えがある」と思われた方がいるかもしれません。その通り、1980年代の人工知能ブームで、淵一博博士率いるICOT(第五世代コンピュータ開発機構)などが1000億円以上の研究予算を使い、推論マシンとその上で動くソフトウエアを開発し、「小中学校の国語の試験問題で合格点を取れるようになった」云々、新聞紙面を賑わせていました。次第にその学年が上がり、遠くない将来には東大入試問題もいけるだろう、などのコメントもあったと思います。 筆者がNEC C&C情報研究所の研究員だった80年代末期の日本は、人工知能ブームに沸いていました。テレビCMには「ニューロ・ファジイ洗濯機」などのキャッチコピーが堂々と踊り(ニューロは神経回路網を模した適合型ソフトウエ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く