米カンザス州で2日、人工妊娠中絶権の是非を問う住民投票が行われ、中絶の選択を尊重する「プロ・チョイス」派が「勝利」した。推計によると、保守的な同州の有権者の60%以上が、州憲法で女性の中絶権を認めるべきだとした。 アメリカでは6月、中絶を合衆国憲法上の権利だとした1973年の「ロー対ウェイド」判決が連邦最高裁で覆された。これを受け、各州が中絶権の是非を決められるようになり、プロ・チョイス派と「プロ・ライフ(生命尊重=中絶禁止)」派の間で激しい論争が起きている。
コロナ禍の影響で生活に困窮する人が増えていることを受けて、2020年12月より厚生労働省が公式サイトやSNSで「生活保護の申請は国民の権利です」というキャンペーンを始めました。 厚生労働省の特設ページでは、生活保護の申請についての「よくある誤解」やコロナ禍での特例措置についてもまとめられているので、ぜひご参照ください(下記の画像をクリック)。 つくろい東京ファンドの事務所がある東京都中野区でも、福祉事務所が生活保護の利用を呼びかけるポスターを作成し、公式LINEやTwitterアカウントでも発信を始めています。 中野区生活援護課の課長はBuzzFeedのインタビューで、「新型コロナウイルス感染拡大の影響で収入が減少し、生活に困窮する方が多くでています。生活保護は、生活の立て直しをするためにあり、社会の中で必要とする人に利用されてこそ意味があります」と語っています。 区からLINE「生活保護
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ジャーナリストの佐々木俊尚が8月3日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。福島第一原発処理水の海洋放出について解説した。 原発処理水、海洋放出施設の建設を福島県などが了承 東京電力福島第一原子力発電所に溜まり続けるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水を海に放出する東京電力の計画をめぐって、福島県と地元の大熊町・双葉町は8月2日、東京電力の小早川社長に対し、放出に使われる施設の建設を了解することを伝えた。 飯田)8月2日夕方、福島県の内堀知事と大熊町、双葉町のそれぞれの町長が、県庁で東電の小早川社長と面会したということです。 佐々木)完全に科学的には決着がついている話にも関わらず、未だに風評被害が続いていて問題が終わらないというのは、怒りしかないですね。 韓国の原発も処理水を海洋放出している ~体内に蓄積されないトリチウム 佐々木)基本的にトリチウムは、そもそも海中に
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批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。 * * * 安倍元首相銃撃事件から3週間が過ぎた。山上徹也容疑者が動機として世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への恨みを口にしたことから、世間は政治と宗教の話題で沸き立っている。 容疑者の母親は同教団に1億円を献金し、家庭崩壊に追い込まれたという。大前提として、宗教法人を隠れ蓑(みの)にした犯罪行為は許されない。親の信仰で苦しむ児童は社会で保護すべきだ。必要な対処が多額の献金や選挙協力により歪(ゆが)められていたとしたらとんでもない話である。自民党と旧統一教会の関係は、これを機に徹底的に解明すべきだろう。 しかし同時に忘れてならないのは、問題の出発点が純然たる殺人だという事実だ。元首相が選挙期間中に白昼堂々射殺された。動機がなんだろうと許される行為ではない。再発も防ぐべ
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