KADOKAWAは7月12日、サイバー攻撃を行ったとされる組織が公開したものとする情報の拡散行為への措置を強化している件で、悪質な情報拡散行為などに該当するものと認識した書き込みを特定し、これらに対して削除要請および情報開示請求を鋭意進めていることを発表した。 7月10日時点では、ドワンゴに関して420件、角川ドワンゴ学園に関して53件の悪質な情報拡散行為を確認。SNSおよび匿名掲示板の運営者への削除要請と、厳正な法的措置を講じるための発信者の情報開示請求を実施したという。
ドワンゴは7月5日、サイバー攻撃によって流出した情報をSNSなどで拡散する行為について「法的措置をとる」と警告した。 ドワンゴを含むKADOKAWAグループへのサイバー攻撃は6月8日に確認された。ハッカーを名乗る集団は、サイバー攻撃によって不正に入手したと主張する内部情報をウェブに公開。この中には、取引先との契約書や、角川ドワンゴ学園が運営するN、S高等学校の在校生や卒業生、保護者に関連するとみられる情報も含まれていた。 ドワンゴによると、匿名掲示板やSNSなどで、上記の流出情報を拡散する動きが確認されているという。悪質な情報拡散に対しては弁護士と連携し「法的措置を徹底的に講じる」と警告した。 ドワンゴ
Googleは以前から、場所が分からなくなった「Android」「Wear OS」搭載デバイスを見つける「デバイスを探す」機能を提供している。4月にはこの機能を拡張し、オフラインのデバイスや、Chipoloの「ONE Point」などのBluetoothトラッカーも探せるようにした。 一方、Appleの「探す」ネットワークは「iPhone」「iPad」「Apple Watch」「AirTag」などのApple製品を見つけられるほか、Nomadの「Tracking Card」をはじめとする、この機能に対応する他社のデバイスにも使える。 では、この2024年時点では、この2つの機能のどちらが優れているのだろうか。筆者はそれを確かめるため、ChipoloのONE PointとAirTagを持って、サンフランシスコを訪れた観光客に人気のスポットであるピア39に向かった。その後、米CNETのJohn
JR西日本は6月27日、鉄道メンテナンス用の人型ロボット「多機能鉄道重機」を、7月にも使用開始すると発表した。 今回の発表は、都内で開催されたJR西日本の社長会見で説明された。会場には多機能鉄道重機の実物が展示されており、実際に操作を体験することもできた。筆者が体験した、このロボットの操作の模様をお伝えしよう。 操縦した感覚は? 多機能鉄道重機は、人機一体が開発した「零式人機」をベースに、鉄道メンテナンス向けとしたものだ。JR西日本と人機一体は、JR西日本グループのJR西日本イノベーションズが出資している関係にある。この2社に、信号通信機器メーカーの日本信号が加わり、今回の機械の開発を進めたという。 多機能鉄道重機は、人の上半身に相当する人型ロボットのほか、システムを搭載する鉄道工事用車両、操縦室、ロボットを支えるブームからなる。ロボットは最大12mの高所作業が可能で、操縦室から遠隔操作す
ソフトバンクグループで代表取締役会長兼社長執行役員を務める孫正義氏は株主総会で、自身のChatGPTの使い方について言及した。 孫氏は「私の使い方は語り合いのパートナー。何かを検索するというよりは、アイデアの壁打ちやディベートの相手として使っている」とし、次のように述べた。 「(ChatGPTに対して)『あなたが(それぞれ)こういう特徴の天才的科学者A、B、Cだとしたら、この問題をどう解決するか、僕の目の前でディベートしてくれ』と(指示して)ずっとディベートさせる。そして『B、CはAに賛成だとか反対だとか、違う角度から自分なりの発想に切り替えてコメントして欲しい』とディベートさせる。このようにぐるぐる議論させて、合意が取れるまで、目の前でずっと意見を戦わせる」(孫正義氏) 孫氏は「めちゃくちゃ面白い。ものすごい有益」と語り、「部下と議論するよりも見ていたら面白い、やりだしたら止まらない」と
エクササイズ専用ウォッチにする Apple Watchは、どんな服装にも合わせられる貴重なウォッチだ。このことは交換用バンドの充実ぶりを見ても分かる。その一方で、Apple Watchはジムから水中まで、あらゆる場所で消費カロリーを追跡できるフィットネスの相棒でもある。しかし、この2つの役割を1本のApple Watchでこなすことは容易ではない。 そんなときは、古いApple Watchをエクササイズ専用にしてしまおう。メインのApple Watchでないなら、多少の傷やへこみ、汗、汚れがついても気にせず、思いっきり運動ができる(ただし、クリーニングは忘れずに)。 「iPhone」で「Apple Watch」アプリを開いたら、画面下部の「マイ ウォッチ」をタップし、「すべてのWatch」をタップする。「Watchを追加」ボタンをタップしたら、指示にしたがってペアリングする。 メインで使っ
OpenAIは米国時間6月25日、5月に発表した「macOS」版「ChatGPT」デスクトップアプリをすべてのユーザー向けに提供開始したと発表した。これまでは「Plus」および「Team」プランの加入者のみに提供していた。 人工知能(AI)を活用するソフトウェアとして特に人気のChatGPTには、約1億5000万人のユーザーがいる。ChatGPTは、ユーザーからの自然言語での質問や依頼に応じて、回答したりタスクを実行したりするチャットボットだ。 Mac向けのChatGPTデスクトップアプリは、macOSのどこからでもOptionキーとスペースキーのショートカットでアクセスできる。このショートカットによりランチャーが開き、会話を開始できるほか、ファイルや写真のアップロード、スクリーンショットや写真の撮影、またはChatGPTアプリの起動を選択できる。 ChatGPTの検索バーの右側にあるヘッ
携帯電話契約時の本人確認において「マイナンバーカード必須」というニュースが盛り上がっている。 一部で「マイナンバーカード所有は義務ではなかったはずだが、携帯電話の契約で実質、所有を強要されるのはおかしい」と反発の声が上がっているのだ。 「マイナカード必須化」は非対面限定 しかし、実際のところ、マイナンバーカードがなければ携帯電話の契約ができないというわけではない。 デジタル庁や政府官邸の犯罪対策閣僚会議では「オンラインなど非対面での契約の場合、本人確認はマイナンバーカードのICチップに一本化」とあるが、ショップ店頭など対面での契約は「マイナンバーカード等のICチップ情報の読み取りでの本人確認を義務付ける」とある。 つまり「マイナンバーカード等」という「等」というのがミソのようで、ここには運転免許証や在留カードなどが含まれるとされている。つまり、マイナンバーカードなんて持ちたくないという人は
Appleは米国時間6月11日、「マップ」「Apple Pay」「Apple Music」「Apple Fitness+」「Apple Wallet」など、複数のサービスに関するアップデートを発表した。秋にリリースする「iOS 18」「iPadOS 18」「watchOS 11」「tvOS 18」で新機能を提供する予定だ。 主なアップデートは以下の通り。 マップでハイキングルートを計画 米国の国立公園内にある数千のハイキングルートを閲覧し、ルートの長さや標高、ルートタイプで絞り込めるようになる。保存すれば、オフラインでもアクセスできる。自分でウォーキングルートを作成することも可能だ。お気に入りのルートを新しい「Places Library」に保存し、メモを追加することもできる。 Apple Payでクレカの特典を利用 「iPhone」や「iPad」を使ってApple Payでオンラインまた
2週間前、Appleの「iPhone」と「iPad」に奇妙なバグがあるという報告が出始めた。OSを「iOS 17.5」と「iPadOS 17.5」にアップデートした後、数年前に削除した写真が再び表示されるようになったという。 先週、Appleはパッチを公開し、「このアップデートには重要なバグ修正が含まれ、データベース破損により削除した写真が写真ライブラリに再表示されることがまれにある問題に対応」していると述べた。このバグは、Appleによると少数のユーザーと少数の写真にしか影響しなかったが、それらのユーザーにとってはかなり不安を覚えるものだった。 Appleは当初、この問題の原因を「データベース破損」としていたが、その後より正確な説明を提供した。 同社は9to5Macの取材に対し、問題は「iCloud写真」ではなく、デバイス自体のデータベースにあったと説明した。つまり、復元された写真はクラ
iPhoneのタッチ決済は、「iPhone XS」以降の「iPhone」が店のレジ代わりになる機能だ。店側が用意したiPhoneに、顧客がカードやスマートフォンをかざすことで、支払いを受け付けられる。 対応する決済手段は、クレジットカードによるタッチ決済と、タッチ決済に対応するApple Payなどのモバイルウォレットだ。対応ブランドはVisa、Mastercard、アメリカンエキスプレス、JCBなど。アップルによると「iD」や「Suica」などの電子マネーによる支払いは「現時点では非対応」としている。 GMOフィナンシャルゲート株式会社の「stera tap」アプリ、リクルートの「Airペイタッチ」アプリ、そしてSquareの「POSレジアプリ」の提供が開始。これらをiPhoneにインストールすることで、iPhone XS以降のiPhoneをレジとして利用できる。また、数ヶ月以内にAdy
筆者はこの数年、Googleやサムスン電子のスマートウォッチをあれこれと取り替えながら、「Android」スマートフォンと連携させて使っている。個人的な意見ではあるが、その理由は、最高のウェアラブル体験を提供してくれるのがGoogleの「Wear OS」だからだ。その結果、バッテリーの持続時間は、スマートウォッチを評価する上で非常に重要なポイントの1つだと考えるようになった。Mobvoiの「TicWatch Pro 5 Enduro」は、そのカテゴリーでは最高水準のデバイスの1つだ。 筆者はこの数週間、常に新型モデルのTicWatch Pro 5 Enduroを着けてランニングをし、ボートや自転車を漕ぎ、睡眠を取っているが、その長大なバッテリー持続時間は、筆者がWear OSスマートウォッチに対して感じていた最大の問題を解決してくれた。 Enduroは、628mAhの大容量バッテリーと、低
現在、Appleが作っているのはポケットに入れたり、手首につけたり、デスクに置いたりできるデバイスだ。しかしAppleが次に生み出す製品は、比喩的にも物理的にも、より大きなものとなるかもしれない。 あるアーティストによる、Apple製ロボットの想像図(実際の製品を表すものではなく、Appleとも無関係) 提供:Viva Tung/CNET Appleが家庭用ロボットの開発を検討していると、Bloombergが報じている。この記事によると、Appleが検討しているコンセプトは2つあり、1つは家の中を動き回るロボット、もう1つは卓上型ロボットだ。ただし、Appleのロボット構想はまだ初期の段階にあり、必ずしも製品化されるとは限らないと記事は伝えている。 もちろん、家庭用ロボットの可能性に注目した企業はAppleが初めてではない。しかし、「家庭で働くロボット執事」というSF的なアイデアを実現しよ
Appleは「M3」チップのリリースから1年も経たないうちに、人工知能(AI)に主眼を置いた新たな「M4」チップで「Mac」の全ラインを刷新することを計画しているという。BloombergのMark Gurman氏が報じた。 Macの売上高は2023年度に前年度比で約27%減少している。そのため、Appleがイノベーションの最前線にとどまりつつ、コンピューター製品に抜本的な変更を加えるという決断は妥当といえる。 Bloombergの情報源によると、M4には3つのバージョンがあるという。エントリーレベルの「Donan」、その上の「Brava」、最上位の「Hidra」だ。 この報道によると、2024年後半から2025年にかけて、M4を搭載した14インチと16インチの「MacBook Pro」や13インチと15インチのMacBook Airなどが登場する見込みだという。なお、MacBook Ai
アップルは3月4日、M3チップを搭載した新しい13インチと15インチMacBook Airを発表した。M1チップを搭載したモデルと比べて、「No Man's Sky」などのゲームタイトルは最大60%高速に動作するという。また、もっとも高速なIntelベースのMacBook Airよりも最大13倍高速としている。同日より注文受付を開始し、3月8日より販売を開始する。 価格は、M3搭載13インチMacBook Airが16万4800円(税込)から、学生・教職員価格は14万9800円(税込)から。M3搭載15インチMacBook Airは、19万8800円(税込)から、学生・教職員価格は17万9800円(税込)からとなる。どちらも、ミッドナイト、スターライト、シルバー、スペースグレイの仕上げがラインアップする。 2023年6月に初の15インチMacBook Airが登場してから、1年足らずでのリ
「加工できない」「投稿時刻はアプリが決める」「自撮りと周囲を必ず写す」――そんな制限だらけのSNSがZ世代を熱くさせている。フランス発のSNS「BeReal」(ビーリアル)だ。 Z世代が考える「流行りそうなSNS」--インスタ、TikTok、Twitterの次は LINEリサーチが2023年10月26日に発表した「今後(いまよりも)流行りそうなSNS」によると、1位「Instagram」、2位「TikTok」、3位「X」(旧Twitter)に続いて、4位に「BeReal」がランクインしている。Z世代がヘビーに利用しているSNSに続いての4位であり、注目度の高さがうかがえる。 BeRealの仕様は、これまでのSNSとは大きく異なる。順を追って説明しよう。 まず、1日1回アプリから通知が送られてくる。通知が来る時間は決まっていない。早朝のときもあれば、日中、夜のときもある。 通知が来たら、2分
Appleのヘッドセット「Vision Pro」は、バレンシアガの靴のようなものだ。高額で、未来を思わせる見た目と装着感を持ち、買うべき人は限られている。しかし、もしあなたが、Apple初の空間コンピューターのアーリーアダプターを自称する数千人のうちの1人だとしたら、この記事はあなたのためのものだ。 筆者はこの1週間、やや長すぎるほどの時間をVision Proに注いだ。まだ、Vision Proを装着して車に乗ったり、お気に入りのレストランで食事をしたりはしていないが、このヘッドセットでやるべきこととやってはいけないことは、十分に理解した。 以下では、「やってはいけないこと」を紹介する。当たり前のことではあるが、3499ドル(約52万円)を無駄にしたくないのであれば、注意しておいた方がよい事柄だ。どうぞ読んでほしい。 1. メガネをかけたままVision Proを使う これは、Apple
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