【タイ】タイ政府は27日の危険物質委員会会合で、農薬のパラコート、クロルピリホス、グリホサートの生産、輸出入、所持の禁止を決めた10月22日の同委決定を覆した。 パラコートとクロルピリホスについては禁止時期を今年12月から2020年6月に延期、グリホサートについては禁止を取り下げる。 危険物質委員会はまた、パラコートとクロルピリホスに代替する農薬、農法を検討するよう農業協同組合省に指示した。 グリホサートなど農薬3種の禁止は連立パートナーのプームジャイタイ党主導で決まった。健康への悪影響が懸念されることが理由だが、コスト増加を懸念する一部農家が反対したほか、米国産の大豆、小麦などの輸入を妨げるとして米政府が強く反発していた。 危険物質委員会は10月26日に任期満了で委員が入れ替わり、委員長に就任した政権与党パランプラチャーラット党のスリヤ工業相が農薬3種の禁止見直し・延期に大きくかじを切っ
【タイ】タイの消費者団体「タイランド・ペスティサイド・アラート・ネットワーク(タイPAN)」は26日、市販されていた野菜、果物の残留農薬の調査で、サンプルの約4割から国際的な基準値を超える農薬が検出されたと発表した。 バンコク、北部チェンマイ県、東北部コンケン県など1都7県のディスカウントストア、スーパー、市場で、カイラン、カミメボウキ(ホーリーバジル)、トマト、パクチー、グアバ、ブドウ、パパイヤなど野菜15種類、果物9種類の計286サンプルの調査を行った。
日本にもタイにも警察犬がいる。 タイから日本への帰国の際、空港の手荷物受取のターンテーブルで警察犬を見かけても違和感はない。昨今の薬物持ち込みの多さを考えれば、麻薬犬が警戒していて当然だ。 ほかにも、手荷物品としての持ち込みが制限されているフルーツを隠し持つ日本人が急増し、麻薬犬ならぬフルーツ犬が登場して久しい。 タイでも多くの警察犬が活躍している。空港もしかり。日本同様、警察犬が手荷物受取のターンテーブルで荷物を見張っている。 しかし、日本からの便の到着時刻に合わせて出動して荷物を警戒している姿には、少々違和感がある。日本からタイに薬物を持ち込むケースがそんなにあるのだろうか? 不思議に思って犬を連れていた警官に尋ねてみたところ、周囲に聞こえないようにそっと一言、「魚」と答えた。 あまり話したがらない警官にしつこく尋ねたところ、検疫や税関を通さない販売用の生魚がこっそり持ち込まれるケース
【タイ】2012年にバンコク都内のスクムビット通りでバイクでパトロール中の男性警官が高級スポーツカーにはねられ死亡した事件で、スポーツカーを運転していた富豪の男性が現在も起訴されていないことが明らかになり、警察、検察への批判が強まっている。 事故を起こしたのは世界的に人気があるドリンク剤「レッドブル(クラディンデーン)」の創業者の孫のウォラユット・ユーウィタヤー容疑者(30)。9月3日早朝、ウォラユット容疑者が運転する黒いフェラーリが前を走行していたトンロー署勤務のウィチアン警察上級曹長のバイクに追突し、曹長を約200メートル引きずって死亡させた。フェラーリは現場から走り去った。衝突した当時、フェラーリは時速約170キロで走行していたとみられる。 警察はフェラーリから流れ出たとみられるオイル跡をたどってユーウィタヤー邸にたどりついたが、警備員に進入を阻まれた。ウォラユット容疑者は数時間後に
【タイ】バンコク近郊のゴルフ場で10月31日、ゴルフコンペの打ち上げをしていた日本人20人前後が「国王死去にともなう服喪の礼節を保つよう」軍から厳重注意を受けた。 軍関係者の話によると、軍は「日本人がゴルフ場で飲み食いしながら騒いでいる」というタイ人からの通報を受け、軍車両3台で現場に急行。日本人を軍施設まで連行し、「タイ人が見るに見かねて連絡してきた。服喪中に不謹慎だ」として厳重注意した。身元確認のためパスポートの提示を求めたところ、何人かは不所持だったため、軍とともに自宅まで取りに行ったという。 タイでは10月13日にプミポン国王が死去したことを受け、全土が喪に服している。政府機関の服喪期間は1年に及ぶ。タイ軍事政権は民間に対し、娯楽的な活動を30日間自粛するよう求め、タイ人、外国人の多くが黒い服を着用している。黒服を着用していない市民が「不敬」だとして暴力を振るわれた事例もある。
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