沖縄戦中、渡嘉敷島で起きた「集団自決(強制集団死)」を生き残り、体験を証言した金城重明(きんじょう・しげあき)さんが19日午前10時18分、急性心不全のため、那覇市内の病院で亡くなった。93歳。渡嘉敷村阿波連出身。葬儀は23日、日本キリスト教団首里教会で関係者のみで執り行われた。
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沖縄戦中、渡嘉敷島で起きた「集団自決(強制集団死)」を生き残り、体験を証言した金城重明(きんじょう・しげあき)さんが19日午前10時18分、急性心不全のため、那覇市内の病院で亡くなった。93歳。渡嘉敷村阿波連出身。葬儀は23日、日本キリスト教団首里教会で関係者のみで執り行われた。
米軍基地周辺の河川や湧き水、北谷浄水場の飲料水などから有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が検出されている問題で、「有機フッ素化合物PFAS汚染から市民の生命を守る連絡会」が、沖縄県内6市町村の住民を対象にした血中濃度調査が23日で終了した。調査には18~95歳までの男女387人が参加した。
沖縄県内の新型コロナ感染者数が1日5千人を超えた。なぜ異常に多いのか。沖縄タイムスに読者から「他県より検査を多くしているからでは」と意見が寄せられた。県によると県内の1日当たりのPCR検査能力は約2万8千件で、全国平均の1・5倍。全国に目を向けると、濃厚接触の段階では検査しないなど、自治体によって対応が異なる。沖縄県の担当者は「限られた医療資源を守るため」と積極的な検査の意義に力を込める。(社会部・銘苅一哲、平良孝陽) ■濃厚接触では検査せず 感染者数と検査の関係に疑問を抱いた読者によると、静岡県浜松市で暮らす娘が濃厚接触者になった際、PCR検査を受けずに1週間自宅待機し、症状があれば医療機関を受診するよう、市から指示を受けた。 沖縄タイムスは浜松市に電話取材した。担当者は濃厚接触者のPCRは妊婦や透析患者に限定しているとした上で「接触者が検査で陽性になっても、その場で薬を処方できるわけで
<梅雨の走り?> 4月15日(月)現在、沖縄地方は東シナ海にある前線に流れ込む湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となっています。15日(月)午前11時50分現在、渡名喜では24時間日降水量として221.5ミリを観測しました。これは2014年からの統計開始以来、1位の値となっています。その他の各地でも極値を更新しています。15日(月)の沖縄地方は落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な強い雨に十分注意してください。 沖縄地方は4月上旬から断続的に雨が降っています。この原因は、沖縄付近には周期的に前線や低気圧が通過しているためです。大気の流れを見てみますと、沖縄地方は4月下旬にかけても周期的に前線が通過しやすい予想で、まるで梅雨の走りのような気圧配置となりそうです。雨の降り方に注意が必要です。 <梅雨入りはいつ> 沖縄地方の梅雨入りの平年値は5月10日ごろとなっています。2023年は5月
「沖縄タイムス」「沖縄新聞」「沖縄朝日新聞」「沖縄毎日新聞」-。戦前に沖縄で発行されていた新聞紙面計63枚を、県教育庁文化財課史料編集班が高知県立牧野植物園で発見した。うち8枚はこれまで現物やコピーが確認されておらず、掲載内容が明らかになるのは初めてとみられる。納富(のうとみ)香織指導主事は「新聞が1枚でも見つかれば、その日に起こった出来事が分かる。歴史の空白を埋める貴重な資料」と語った。(社会部・當銘悠) 沖縄では戦争で多くの歴史資料が焼失。同班は2017~21年に8回にわたって植物園に出向き、植物標本を挟むために使われていた新聞を調査していた。 今回収集した63枚は1900(明治33)年~22(大正11)年の発行。うち新発見とみられる8枚は、国会図書館や東京大学の明治新聞雑誌文庫などでも見当たらないという。...
予算削減でクーラーの稼働条件が厳しくなり、暑さが原因で意識を失って倒れる生徒もいる-。ある県立高校で生徒会長を務めた男子生徒が今月中旬、自身のSNSで悲痛な思いを発信し、県内の同世代に学校の空調環境に関するアンケートを呼びかけた。一体どういうことなのか。高校生のSOSを受け止め、背景を取材した。(社会部・松田駿太) アンケートには県内高校生から961件の回答(28日現在)があり、「体育の後は熱中症になりかけて体調が悪くなる」「汗で下着が透けて非常に不愉快」など、切実な思いが寄せられている。 県教育委員会が2016年に県立学校へ通知したクーラーの稼働方針は(1)室温27度以下では原則運転しない(2)光熱水費の予算が超過しないよう教職員・生徒一体となって節減すること-と定める。 以降、内容は変更されておらず、稼働条件が直接厳しくなったわけではない。 アンケートを企画した男子高校生は「教室にはマ
フォトジャーナリストの広河隆一氏(78)が7月5日から、那覇市民ギャラリーでウクライナの写真展を開くことが分かった。広河氏は性暴力の加害が2018年末に明らかになっており、約3年半ぶりの写真展となる。明確な謝罪がないままの活動再開だとして、抗議の動きがある。
新型コロナウイルス対策となる3回目のワクチン接種について、都道府県庁所在地と政令指定都市の計52市区を対象に、米モデルナ製の状況を問うと、半数を超える27市区が有効期限を迎え、既に廃棄か廃棄見込みであることが4日、共同通信の調査で分かった。廃棄量は合計で73万9085回分に上った。
「車や家に花粉のような黄色い物が付着して困っている」-。沖縄県うるま市田場に住む読者の男性(73)から本紙に情報が寄せられた。男性によると「黄色い付着物」の被害に気付いたのは4~5年ほど前。付いたばかりの時は黄色い液状で、乾くと固形となって残るのが特徴。汚れは家の壁や車、洗濯物などに付着し、特に天気が良い日には多い傾向だという。(中部報道部・仲村時宇ラ) 「気になり始めると目についてイライラして、家族も精神的に参ってしまった」と困った男性は市の環境課や県の保健所を訪ねて相談。しかし、原因が分からなかったために対応してもらえなかったという。 長年続く被害にインターネットでも調べるようになり、ミツバチのふんにたどり着いたのは昨年の10月。空中でふんをする習性のあるミツバチが、同様の被害を発生させていることが分かった。 すぐに近所を調べると、自宅から約200メートルほどの場所に巣箱が置かれ、大量
<梅雨の走り?> 4月15日(月)現在、沖縄地方は東シナ海にある前線に流れ込む湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となっています。15日(月)午前11時50分現在、渡名喜では24時間日降水量として221.5ミリを観測しました。これは2014年からの統計開始以来、1位の値となっています。その他の各地でも極値を更新しています。15日(月)の沖縄地方は落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な強い雨に十分注意してください。 沖縄地方は4月上旬から断続的に雨が降っています。この原因は、沖縄付近には周期的に前線や低気圧が通過しているためです。大気の流れを見てみますと、沖縄地方は4月下旬にかけても周期的に前線が通過しやすい予想で、まるで梅雨の走りのような気圧配置となりそうです。雨の降り方に注意が必要です。 <梅雨入りはいつ> 沖縄地方の梅雨入りの平年値は5月10日ごろとなっています。2023年は5月
1月27日未明に沖縄県沖縄市宮里の路上でバイクを運転していた男子高校生(17)と巡回中だった巡査の男性警察官(29)=年齢はいずれも当時=が接触し、高校生の右眼が破裂、失明した事件で、沖縄県警捜査一課は21日、高校生のけがは警察官が持っていた警棒によるものと特定したと発表した。
1月27日未明に沖縄市の路上でバイクを運転していた男子高校生と巡回中だった男性巡査の持っていた警棒が接触し、高校生が重傷を負った事件で、当時バイクを運転していた高校生が今月20日までに本紙の取材に応じた。高校生は「早く解決して平穏な生活に戻りたい。将来も不安」と苦しい胸の内を明かし、SNSなどに投稿された匿名の誹謗(ひぼう)中傷には「思い出したくないから、見ないようにしている」と唇をかみしめた。(社会部・矢野悠希) 高校生によると、事件発生の前は友人らとコンビニの駐車場にいた。未明になって友人に荷物を渡そうとバイクを走らせた。速度は「体感で20~25キロくらい」。突然、路地の暗がりから1人の警察官が「スッ」と現れた。次の瞬間、「バキッ」という音とともに頭に衝撃が走った。 「警棒で殴られたのかな」。動揺して、そのままバイクでその場を離れた。次第に意識がもうろうとし、顔の右部分がじんわりとまひ
男性が繰り返す「エピソード」がある。3月、雨の沖縄県庁前でも同じ話をした。 「仲井真(弘多)元知事が辺野古の埋め立てを承認した時、ここの反対集会に来ました。ほとんど沖縄の人はおりません。片言の日本語をしゃべる、あるいは本土の方々がほとんどでした」 排外主義団体「国守衆(くにもりしゅう)」沖縄支部代表の仲間信之氏。直接のヘイトスピーチは避けながらも、新基地への抗議が外部に操られているというデマを流した。 ヘイトスピーチ常習者の久我信太郎氏と一緒に那覇市役所前で街宣したこともある。久我氏から「友人」と紹介され、マイクを渡された。同じ話をして、「韓国なのか、中国なのか、そういう人たちだったと思う」と言った。 3月、仲間氏に直接聞いた。 -根拠はあるんですか。 「そうだったと思いますよ」 -私も2013年末のその集会を取材していましたが、中国語も韓国語も聞いていません。差別デマではないんですか。
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