11月21日、医学誌『Journal of Clinical Oncology』にて緩和ケア治療中の進行性がん患者に対する症状緩和目的としてのカンナビジオール(CBD)療法の有用性を検証した第2b相試験の結果がMater Health ServicesのJanet Hardy氏らにより公表された。 本試験は、エドモントン症状評価システム (ESAS)により病徴として判定(≧10/90)された緩和ケア治療中の進行性がん患者(N=144人)に対して1日1回カンナビジオール(CBD)100mg/mLを投与する群(N=58人)、もしくはプラセボを投与する群(N=63人)に無作為に振り分け、いずれも28日間継続し、主要評価項目としてESAS total symptom distress score(TSDS)、副次評価項目としてQOL、安全性などを比較検証した試験である。 本試験の結果、主要評価項目
![緩和ケア治療中の進行性がん患者に対する症状緩和目的としてのカンナビジオール(CBD)療法、臨床的意義は示せず | がん情報サイト「オンコロ」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a21d73fe6d60c5fd73c83cb99f517ad68d9d4618/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Foncolo.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F11%2F22565437.jpg)