一部の保護者が「同意書」を拒否 小中学生に1人1台の情報端末を配備する国の計画で、千葉県習志野市教育委員会が貸与の際に保護者に電気代負担を求めるなどとした同意書を配布した。ところが、一部保護者から「義務教育であり、家庭に費用負担を求めるのはおかしい」などの声が上がり、同意書の提出を拒否する保護者も出ている。電気代負担を盛り込んでいない別の同意書が配られた学校もあり、保護者の間では「電気代の負担はどうなっているのか」との声も。文部科学省は「学校で使う端末であり、基本的には学校で充電してもらうことになる」と説明している。 「充電」項目のない同意書も存在 国の「GIGAスクール構想」を受け、全国の小中学校では今年3月末までに、タブレット端末やパソコンがほぼ配備された。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、オンライン教育での活用も想定されている。 習志野市教委は今春、市立の小中学校23校を通して、保
埼玉県北部にある児童養護施設で幹部職員から虐待を受けたとして、元入所者の男性(22)が24日、埼玉県庁で記者会見し、県に虐待の調査や改善などを求めて通告したと明らかにした。男性は他の複数の子どもへの虐待も目撃したといい、刑事告発や民事提訴も視野に入れているという。 「病院で付き添い職員が虚偽説明」 男性は施設に2~18歳まで入所。男性によると、小学生のころ、幹部職員に突き飛ばされて額に傷を負ったり、正座する膝の上に足を乗せて体重をかけられたりした。 額の傷の治療で訪れた病院では、付き添いの職員に「遊んでいて傷ができた」などと虚偽の説明をされたと主張。男性は別の入所者が蹴られたり、両耳をつかんで持ち上げられたりしているのも見たという。 「虐待を見抜けない行政の責任も」 男性は「殴る蹴るは日常で、この世の地獄だった。子どもも他の職員も声を上げられない状況だった」と当時を振り返った。男性を支援す
性暴力被害を取材し続けているフリーライターの小川たまかさんが自著『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』について語ります。 取材を始めて気づいた「私も性暴力の被害者だ」 カウンセラーに「小学生の頃に電車で痴漢に遭った」と話したとき、「痴漢ぐらい大したことじゃないでしょう」と言われたことがある。彼はそれが、キュロットと下着をまくりあげて素肌を触られ、その後に性器を押し付けられる行為だとは想像しなかったのだと思う。確かに、下着の中に手を入れる行為は迷惑防止条例違反の痴漢ではなく、正確には「強制わいせつ」が正しい。けれど私にとって、「強制わいせつ」という言葉は、まだそのときは遠かった。 数年前に、ある女性向けニュースサイトが「性暴力に遭ったことはありますか」というアンケートを採ったとき、コメント欄にはこんな声があふれた。 「痴漢は性暴力に入りますか?」「痴漢ぐらいならあるけれど
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