JR貨物が貨車を製造する際の検査データを改ざんするなど不正行為を行っていた問題で、新たに確認がとれていない車両が見つかったため、11日午前、全国を走る全てのコンテナ貨物列車の運行を停止したと明らかにしました。 JR貨物によりますと1日に運行するコンテナ貨物列車は約330本あり、その全ての運行を停止しているということです。10日に発覚した不正対象車両564両に加えて、11日に未確認の車両が300両あることが発覚しました。そのためいったん全てのコンテナ貨物列車を停止させ、未確認車両の中に不正対象となる車両が含まれていないかを確認するということです。車両を特定できるまで全列車の運行停止は続くということです。 JR貨物によりますと運行再開の見通しはたっていないということです。