2019年9月28日から10月3日にかけて、MINERVA-II2(ローバ2)(大学コンソーシアム開発)の分離運用を行います。その後、引き続いて「MINERVA-II2(ローバ2)周回運用」を10月8日頃まで行う予定です。 図1に運用の概要を示します。9月28日より低速で降下を開始し、ローバ2を高高度(約1km)で、赤道方向に分離します。分離速度は、13cm/s~17cm/sと見込まれています。はやぶさ2は分離後に高度8~10kmへ上昇しホバリングを行いながら、分離後のローバ2を光学観測にて可能な限り追跡します。 これらの運用により、以下の成果が期待されます。 ・理学成果: リュウグウの重力場推定の高精度化に寄与 ・工学成果: 小型機の高高度からの分離・着陸、その飛行軌跡解析 [別ウィンドウで開く] 図1 MINERVA-II2(ローバ2)分離運用と周回運用の概要 (画像のクレジット:JA