トラックメーカーとして知られるいすゞ自動車ですが、かつてF1エンジンを作り上げ、しかもチーム・ロータスのマシンに載せてサーキットを走らせたことがあります。幻の「ロータス102C」は、いかにして実現に至ったのでしょうか。 チーム・ロータスの歴史に名を刻む幻の「102C」 プラモデルメーカーとして知られるタミヤ(静岡県静岡市)の本社ギャラリーには、F1マシン「ロータス102B」が展示されています。これは「F1(フォーミュラワン)世界選手権」に1958(昭和33)年から1994(平成6)年まで参戦していたイギリスの名門、チーム・ロータスが、1991(平成3)年シーズンに実戦投入したマシンです。 拡大画像 タミヤ本社ギャラリーに展示されている「ロータス102B」。実はいすゞエンジンを搭載した「102C」でもある(2019年5月9日、乗りものニュース編集部撮影)。 日本国内で「ロータスのF1マシン」
