新年早々、日本でも報じられた広東省広州市に本拠地を置く週刊紙「南方週末」編集部のストライキ騒ぎが収束したらしい。 ......「らしい」というのは、3日発売になった同紙の新年号が編集部の最終稿から改ざんされたことに対して抗議の声を挙げた記者や編集者が、中国産マイクロブログ「微博」で「きちんとした説明と解決がなされるまでは、一切の編集活動を停止する」と宣言していたから。10日の新聞が何事もなかったかのように新聞スタンドに並んだということは、彼らがいつもどおり仕事を始めた、ということを意味している。 この騒ぎがあっという間にインターネット上で多くの人々を巻き込む騒ぎになったのは、マイクロブログ、それも中国の四大ポータルサイトの一つ「新浪網」が運営する「新浪微博」(以下、「微博」)の「貢献」があってこそだった。 日本のメディアに見習っていただきたいくらい、中国メディア関係者は「微博」使いに長けて