NVIDIA,ノートPC向けの新技術「Optimus」発表。3D性能とバッテリー持続時間の両立を図る ライター:米田 聡 Optimusのロゴ 2010年2月9日23:00,NVIDIAは,ノートPC向けの新技術「Optimus」(オプティマス,正式名称 NVIDIA Optimus Technology)を発表した。CPUやチップセットに統合されたグラフィックス機能(以下,便宜的にIGPと表記)と,ノートPC向けGPUを,シームレスに切り替えるというものだ。 消費電力や発熱が少ない代わりに3D性能や並列処理性能が極めて低いIGPと,その逆の特性を持つ単体GPU。既存の「Switchable Graphics」(あるいは「Hybrid SLI」の「HybridPower」)だと,ユーザーは両者を手動で切り替えねばならなかったが,この手間を解消しようというのが,このOptimusである。 G
DX11対応のローエンドGPUが持つ存在意義を考える SAPPHIRE HD 5450 512M DDR3 PCIE Text by 宮崎真一 SAPPHIRE HD 5450 512M DDR3 PCIE(国内製品名:SAPPHIRE HD 5450 512M DDR3 PCI-E VGA/DVI-I/DP) メーカー:Sapphire Technology 問い合わせ先:アスク(販売代理店) info@ask-corp.co.jp 予想実売価格:6300円前後(※2010年2月4日現在) 2010年2月4日14:01,AMDは,開発コードネーム「Cedar」(シダー)と呼ばれてきたローエンド市場向けGPU,「ATI Radeon HD 5450」(以下,HD 5450)を発表した。 発表時点における位置づけは「ATI Radeon HD 5670」(以下,HD 5670)の下。ATI
NVIDIA,GF100の製品名を「GeForce GTX 480&470」に決定 編集部:佐々山薫郁 NVIDIAは,Fermiアーキテクチャを採用し,開発コードネーム「GF100」と呼ばれていたGPUの製品名が「GeForce GTX 480」「GeForce GTX 470」になったと,同社のTwitterおよびFacebookで明らかにした。 2010年1月に公開されたGF100のデモ機。最上位のGeForce GTX 480と,その下位モデルとしてのGeForce GTX 470が用意されるようだ 「NVIDIAGeForce」のツイート これは「Fun Fact of the Week」として小出しにされてきた情報の一環。そのため,明らかになったのはあくまでも製品名だけであるものの,現行のGT200世代から,一気に200上がることになるというのは,かなりインパクトのある新情報と
NVIDIAの秋葉原イベントレポート。「GF100はどんなGPUよりも速い」 ライター:米田 聡 会場は,秋葉原のPC系イベントでお馴染みのカフェソラーレ・リナックスカフェ秋葉原店 2010年1月23日,NVIDIAは東京・秋葉原で,「NSIST ON NVIDIA〜やっぱりNVIDIA〜」と題するエンドユーザー向けイベントを開催した。 北米時間1月7〜10日に米ラスベガスで開催された家電関連製品見本市「2010 International CES」(以下,CES)におけるNVIDIAの発表内容から,「NVIDIA 3D Vision」(以下,3D Vision)が中心に据えられていた本イベントだが,今回は,4Gamer読者に興味深いと思われる話題を中心にレポートしてみたい。 「GF100はどんなGPUよりも速い!」 NVIDIAのエンドユーザーイベントといえばこの人,柔らかい物腰の福田
GPU PhysX専用のGTS 250も搭載したGTX 275カードを試す EVGA Geforce GTX 275 CO-OP PhysX Edition Text by UHAUHA 佐々山薫郁 Geforce GTX 275 CO-OP PhysX Edition メーカー:EVGA 問い合わせ先:シネックス(販売代理店) info@synnex.co.jp 価格:未定 グラフィックス処理用の「GeForce GTX 275」(以下,GTX 275)と,GPUによるPhysXアクセラレーション(以下,GPU PhysX)専用の「GeForce GTS 250」(以下,GTS 250)を搭載するという米EVGA製グラフィックスカード,「Geforce GTX 275 CO-OP PhysX Edition」(以下,GTX 275 CO-OP)。プライマリGPUでグラフィックス,セカンダ
NVIDIA,Fermiベースの次世代GeForce「GF100」液冷3-way SLI動作をデモ 編集部:佐々山薫郁 ライター:本間 文 ※2010年1月9日11:42をもって,詳細版へ差し替えました Fermiベースの次世代GeForceが,ついにその姿を公の前に現した。NVIDIAは,開催中の2010 International CESにおける同社ブースで,Fermiアーキテクチャを採用した次世代GeForceにして,開発コードネーム「GF100」と呼ばれている製品を用いた3-way NVIDIA SLIのデモを公開。いきなり液冷という,なかなかにインパクトの強いものになっている。 液冷クーラーユニットが取り付けられたGF100 3枚で,3-way SLI動作を実現している。3-wayで動作している模様が公開されたのは,おそらく今回が初めて デモ機は,「GF100ベースのマシンで3D
Intel,グラフィックス機能を統合した新型CPU「Core i7/i5/i3」正式発表 ライター:米田 聡 日本時間2010年1月8日11:00,Intelは,Intel Microarchitecture(Nehalem)に基づくプロセッサで,一つのCPUパッケージにデュアルコアCPUダイとグラフィックス機能を統合する製品群を正式に発表した。 製品ラインナップは下記のとおり,計17製品。内訳は,開発コードネーム「Clarkdale」(クラークデール)と呼ばれていたデスクトップPC向けが計6製品,ノートPC向けの同「Arrandale」(アランデール)が11製品で,Core i7/i5/i3という“Nehalem世代”のラインナップが,すべて揃ったことになる。 ●デスクトップPC向けCore i5/i3 Core i5-670/3.46GHz Max 3.73GHz,2C4T,L3 4M
GeForceとRadeonが協調動作する歴史的な製品,MSI「Big Bang-Fuzion」パフォーマンス速報 編集部:佐々山薫郁 ライター:宮崎真一 ※20:56 発表会で明らかになった価格情報や発売時期,LucidLogix担当者による説明を追記しました 2009年1月7日,MSIの日本法人であるエムエスアイコンピュータージャパンは,GeForceとATI Radeonの協調動作によって3D性能を引き上げることが可能という世界初のマザーボード「Big Bang-Fuzion」を発表した。 15:00現在,日本でも国内製品発表会が開催されているため,出荷時期や価格などは追ってお伝えできるものと思われるが,今回は,それに先だって入手した実機について,ざっと動かしてみた結果を速報としてお届けしたい。詳細なレビューは後日,あらためてお届けする予定だ。 Big Bang-Fuzion メーカ
まもなく登場の「Clarkdale」はゲームで速いのか? Core i5-661/3.33GHz Text by 宮崎真一 入手したCore i5-661(の性能評価用エンジニアリングサンプル) Intelは,北米時間2010年1月7日に,開発コードネーム「Clarkdale」(クラークデール)と呼ばれていた,デスクトップPC向けデュアルコアCPUを発表する見込みだ。 32nmプロセス技術で製造され,グラフィックス機能を統合した新製品は,同じデュアルコア製品であるCore 2 Duoを置き換えると見られており,ついに,「Core Microarchitecture(Nehalem)」――俗にいうNehalemアーキテクチャが,全面展開されることになるわけだが,果たしてPCゲーマーは,この新製品をどう捉えればいいのだろうか。 今回4Gamerでは,「Core i5-661/3.33GHz」と
CPUに統合されたグラフィックス機能はゲーマーの信頼に足るのか Core i5-661/3.33GHz (Intel HD Graphics) Text by 宮崎真一 LGA1156パッケージを採用するCore i5-661 別途製品概要をお伝えしているとおり,Intelは,デスクトップPC向けCPUとして初めてグラフィックス機能を統合したプロセッサで,開発コードネーム「Clarkdale」(クラークデール)と呼ばれてきた製品,Core i5-600&i3-500番台を,北米時間2010年1月7日に発表予定だ。 LGA1156パッケージに,デュアルコアCPUダイと,グラフィックス機能およびメモリコントローラからなるダイを搭載したMCM(Multi Chip Module)となる新世代CPU。「Intel G45 Express」(以下,G45)時代まで長らく,Intelのグラフィックス機
“かっとび”GPUを統合した「Core i5-661」の実力を正式発表“前”に検証する:イマドキのイタモノ(1/3 ページ) “32ナノ”以上にインパクトが強い“GPU統合” インテルは、チップセットが担っていた機能を次々とCPUへ統合している。Bloomfieldではメモリコントローラを統合し、LynnfieldではPCI Express x16インタフェースがCPUに統合された。このようにメモリコントローラやグラフィックスインタフェースをCPU内に統合することは、それぞれのバスのレイテンシが削減されて性能面のメリットにつながる。 今回登場するClarkdaleで統合されたのは、グラフィックス機能(正確にはGMCH相当)だ。AMDもCPUとGPUを融合する「Fusion」を掲げているように、CPUにGPUを1つにまとめる動きはAMDとインテルのx86 CPUにおける進化路線と言える。20
2009年末〜2010年始に「買い」のグラフィックスカードは? 10分で分かる,実勢価格3万円以下のGPU事情 編集部:佐々山薫郁 2009年のグラフィックスカード業界で最大のトピックとなったのが,ATI Radeon HD 5000シリーズの登場であることに,異論を挟む人はいないだろう。写真は「ATI Radeon HD 5870」リファレンスカード。早いもので,もう発表から1四半期が経過した ATI Radeon HD 5000シリーズの登場によって,DirectX 11世代の幕が明けた2009年下半期。押し出されるように“旧世代”となったGPUを搭載するグラフィックスカードが特価で店頭に並ぶようになったり,新シリーズが投入されていない価格帯でGeForceの新製品が登場したりした結果,2009年下半期の単体グラフィックスカード市場は,とにかく選択肢が豊富な時期を迎えることになった。
NVIDIAの“Guru”David Kirk氏が12月のSIGGRAPH Asiaで講演 SIGGRAPH Asia 2009 配信元 NVIDIA 配信日 2009/11/25 <以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています> 日本初開催、SIGGRAPH Asia 2009 GPUテクノロジの進化について、ディビッド・カーク氏が基調講演 東京工業大学大 青木教授、スクウェア・エニックス 藤井氏などを講師に迎えたGPUコンピューティング・マスター・クラスも開催 GPUコンピューティングのリーディングカンパニーであるNVIDIAは、12月16日から19日の4日間、パシフィコ横浜で開催するコンピュータグラフィックス(CG)の国際見本市「SIGGRAPH Asia 2009」で、インタラクティブなグラフィックスやコンピューティングを強化する、NVIDIA CUDA対応のGPUソリューシ
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