この画像を大きなサイズで見る キャンプファイヤーの周りでたむろし、たき火を棒で突く人々。ほぼ裸の状態に素足で地を歩き、頭にタバコやパイプを入れたバスケットを持つ。 彼らの身体には無数のタトゥーがあり、そのタトゥーの数は彼等が他部族を殺し、頭を落とした数に比例する。彼等にとって、そのタトゥーの数は栄光なのだ。タトゥーが増える日、彼等は犬を一匹殺し、食べる事で戦士を称える。 フィリピンの土着民族であるイゴロテ族のこういった姿を見る事が出来たのは、彼等が暮らしていた北フィリピンルソンではなく、アメリカ・コニ―アイランドにある「ルナパーク」というアミューズメントパークだ。 ルナパークでのイゴロテ族は、まさに人間動物園そのものだった。柵の外からイゴロテの人々を見る観客はまず、イゴロテの長からの説明を聞く。彼がイゴロテの生活を観客に伝えるのだ。 その後、園長兼マネージャーのトゥルーマン・ハント医師が観