子供の頃からカレーが好きでいつも食べていた小林さんにとって、欧風カレー=大人のカレーという印象があったそうだ。ドイツ語で「マン島の山小屋」を意味する店名のとおり、山小屋風に作られた内装も、「都会にいながらも田舎にいるような懐かしい雰囲気」を味わってほしいという願いが込められている。19種類のスパイスと10種類の野菜と果物を使い、3日以上かけて作るカレーの味わいにどこか懐かしさを感じるのはそのせいかもしれない。それぞれ限定15食の「自家製スモークポークエッグカレー」と「スモークチョリソーエッグカレー」のスモークポークとスモークチョリソーにもこだわりがある。塩漬けにし、セージ・タイムなど数種類のハーブに2日間漬け、塩抜き後チップでスモークされる手間をかけるため、数が限られてしまい、ランチタイムで売り切れることもしばしばのようだ。10種類あるカレーは、甘口・普通・中辛・大辛・激辛の5段階の辛さか