TSKaigi 2024 のスライドです
Haskellのforallについて理解したことを書いておくyo!(ランクN多相限定*1 )。 前提知識のおさらい: 型・多相型・型検査・型推論… 最初に基本概念を整理しておきます。 IntやInt->Intは単相型、aやa->aは多相型である。ここでaを型変数と呼ぶ。型変数を含む型が多相型ってわけです。 言語処理系の実装上、型という概念は型変数や型コンストラクタのツリー構造として表現される。Int,Char,[],->,(,),(,,,),IO aなどが型コンストラクタ。 a,bが型変数。組合せて(a->[Int])->[b]->(a,b)とか。::の右に書くやつです。 型は、プログラムの字面上に直接的実体がある関数や変数だけではなく、値を生じさせる部分式すべてに付随し、コンパイル時に決定されるべき情報である(値あるところに型がある。*2 )。それを決定しようというのが(静的)型検査であ
Wikipediaで リアクティブプログラミング (reactive programming)を調べてみました。また、 関数型リアクティブプログラミング (functional reactive programming, FRP)についても少し説明があったので確認してみましたが、どちらも説明が大雑把です。 実際のところ関数型リアクティブプログラミングとはどういう意味なのでしょうか?リアクティブプログラミングは(非リアクティブプログラミングと比べて)何で構成されているのですか?私は命令型のオブジェクト指向言語を使っているので、そのパラダイムに関連させて説明して頂けると大変有難いです。 asked by JtR Answer(s) FRPの感触をまず試してみたいのであれば、 1998年に発表された古典のFran tutorialに目を通してみると良いでしょう。 これは動画で説明されています。
2月15日(木)に開催された「Developers Summit 2018(デブサミ)」(主催:翔泳社)にて「ITエンジニアに読んでほしい! 技術書・ビジネス書大賞2018」のプレゼン大会と投票が行われ、大関真之先生の著書『機械学習入門 ボルツマン機械学習から深層学習まで』がみごと技術書部門の大賞の栄冠に輝きました! プレゼン大会では大関先生自ら本書に関する熱い熱い思いを披露していただました。このプレゼンによって「読んでみたい!」「数式が苦手だけどこの本なら読める!」と惹きつけられるオーディエンスが続出!みごと大賞に選ばれることとなりました。ブラボー! 本書は、おとぎ話の白雪姫に登場するお妃様と鏡の関係をなぞらえ、その問答により「機械学習とは何か」「何ができるのか」を楽しいストーリーと可愛らしくしかも的確なイラスト、そして数式をまったく用いることなく解説している画期的な内容です。 登場する
Functional programming promotes immutable classes and referential transparency. Domain-driven design is composed of Value Object (immutable) and Entities (mutable). Should we create immutable Entities instead of mutable ones? Let's assume, project uses Scala as main language, how could we write Entities as case classes (immutable so) without risking stale status if we're dealing with concurrency?
Menu Menu Agda で証明しながら圏論を学ぶという予定です。あまり入門ではないかも。 Higher-Order Categorical Logic の 0章に相等する内容です。 BitBucket category-exercise-in-agda source code Agda の入門の要約 Agda の入門 Agda の集合の Level Agda の record Agda のReasoning Caategory module と圏の入門 自然変換 IdentityFunctor と Hom Reasoning Monad の結合則 Sets と Monoid を使った Monad の例 Kleisli 圏の構成 ここまでが Monad を理解するための部分。以下は、Adjoint 関連です。 Adjoint から Monad を導く Kleisli 圏による Mona
Written April 17, 2013 updated: May 20, 2013 Here's a simple value: And we know how to apply a function to this value: Simple enough. Lets extend this by saying that any value can be in a context. For now you can think of a context as a box that you can put a value in: Now when you apply a function to this value, you'll get different results depending on the context. This is the idea that Functors
Haskell Advent Calender 2012で久々にブログを書くということで、ついでにはてなダイアリーからはてなブログに移行してみた。記事やコメントはもちろんのこと、はてブも移行でき、なおかつundoもできるという素晴らしい仕様なので、安心して移行することができた。 さて、今回はFunctional Reactive Programming(FRP)の話。FRPとは、時間やシステム外部からの入力に対して応答するプログラムを関数的に表現する方法とでも言えばよいだろうか。 FRPというとまだ定番の実装もなく、実用にはほど遠いと考える人もいるかもしれない。実際、FRPの実装に関してはまだいろいろ研究・改良の余地があるとは思うものの、以前のように簡単にメモリリークするようなことも無く、最近では試してなるほど便利そうと思える段階にまでは洗練されてきていると思う。 FRPが登場してからの1
I'm trying to visualize some simple automatic physical systems (such things as pendulum, robot arms,etc.) in Haskell. Often those systems can be described by equations like df/dt = c*f(t) + u(t) where u(t) represents some kind of 'intelligent control'. Those systems look to fit very nicely in the Functional Reactive Programming paradigm. So I grabbed the book "The Haskell School of Expression" by
just another scala quantを日本語にしました。 ちなみに、私の解はこちらに。 最初の解答 はてブに書いた解答方針、Inverse Fizzbuzz (FizzBuzzの逆関数) - Qiita - 与えられた範囲内のすべての解を数え上げてます。 もっと簡潔な解答 逆FizzBuzz問題 解きなおし - Qiita それでは、問題の日本語訳をどうぞ。 逆Fizzbuzz問題 2012年ではなく、2016年のお話。 世の中は大して変わっていない。 OOPと書き換え可能なオブジェクトによって何度もひどい目にあった後、世界はやっとのことでJohn Hughesの考察が正しかったことに気づき、関数型プログラミングに移行した。GoogleはTypesafe社を買収し、ScalaがAndroid上でネイティブに動作するようになっている。Googleに負けず劣らず、AppleはHas
I'm glad you're starting by asking about a specification rather than implementation first. There are a lot of ideas floating around about what FRP is. From the very start in the early 90's (when I was working in interactive graphics at Sun Microsystems and then Microsoft Research), it has been about two properties (a) denotative and (b) temporally continuous. Many folks drop both of these properti
この記事は、Monad でつまづいた Haskeller のための Monad 再入門です。 Monadとは何ですか? Monad とは、単なる型クラスの一つです。難しいという風評もありますが、それ以上でもそれ以下でもありません。 この型クラスのメソッドは、return と >>= です。 class Monad m where (>>=) :: m a -> (a -> m b) -> m b return :: a -> m a つまり、以下を満たす型の集合が Monad です。 m a で表現できるように一つの型変数を格納するコンテナ型 >>= と return を実装 return は新しいコンテナを作り、>>= は二つのコンテナを合成します。 Monad のインスタンスは失敗系と状態系に大別できます。以下に代表的なインスタンスを示します。 失敗系: Maybe、[] (リスト)
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