ブックマーク / realsound.jp (3)

  • chelmico×長谷川白紙に聞く、初コラボ曲「ごはんだよ」で表現した“トラウマ” 「今までのリリックとは全く違う」

    chelmico×長谷川白紙に聞く、初コラボ曲「ごはんだよ」で表現した“トラウマ” 「今までのリリックとは全く違う」 長谷川白紙が分析する『maze』の“混沌”と“秩序” ーー実際にリリックはどうやって書いていったのですか? Mamiko:テーマは決まっていたから、とにかく自分の中のトラウマを思い出して書いていきました。いつもは8小節とか16小節ずつ交互にラップしていくんですけど、それでは書き足りないから一人32小節のラップに初めて挑戦しました。 Rachel:なんか今回は「出てきちゃった」というか。「あんまり、こういうの書かない方がいいかもな」ていう、「しまっておいた方がよかったかもしれない」っていうものが出てきてしまった「怖さ」もありましたね。今までの、「見せたいchelmico」「見せたいRachel」じゃなくて、「そのまま」という感じです。作った感じがあんまりなくて。それがすごく不

    chelmico×長谷川白紙に聞く、初コラボ曲「ごはんだよ」で表現した“トラウマ” 「今までのリリックとは全く違う」
  • 濱口竜介が描いてきた“わかる”感覚の特別さ 『ドライブ・マイ・カー』を起点に紐解く

    『ドライブ・マイ・カー』はカンヌ国際映画祭において、日映画初となる脚賞ほか、計4冠を獲得し、それに続くオムニバス作品『偶然と想像』ではベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞。いま、濱口竜介が同世代の国内の作家でも随一のグローバルな評価を獲得していることに異論を唱える人はいないだろう。 濱口は前述の二作に留まらず、演技未経験者を起用した『ハッピーアワー』、震災をテーマにしたドキュメンタリー三部作、平野鈴ら制作の演劇と映像を組み合わせた『親密さ』など、特異な作品を積み重ねてきた。なかでも最新作『ドライブ・マイ・カー』はもっともバランスに優れた傑作で、濱口竜介のイズムが詰まっていると同時に、初めての鑑賞に適した作品ではないだろうか。 濱口作品には熱心な観客が居る一方で、「ピンとこない」「よくわからない」という声もある。筆者は熱心な観客の一人として、稿でその魅力を解説してみたい。 濱口作品に通底する

    濱口竜介が描いてきた“わかる”感覚の特別さ 『ドライブ・マイ・カー』を起点に紐解く
  • 「シネフィルである事」が、またOKになりつつある 菊地成孔が“ニュー・シネフィル”映画『ハッピーアワー』を分析

    「シネフィルである事」が、またOKになりつつある 菊地成孔が“ニュー・シネフィル”映画『ハッピーアワー』を分析 まあ、どこから観ても問題作(批評は混乱するであろう) 『ハッピーアワー』は、これこそ現代日の作品としか言いようがないです。韓国でこんなことできないというか、できたとしてもホン・サンスしかいないというか。上映時間も長い〔317分〕だけではなく、語るべきことが多過ぎて、たぶん批評も混乱すると思うんですよ。ただ、黙っているわけにはいかない映画でもあるので、いろんな人がいろんな事を言うはず。サブカル系もしくはすごいシネフィルの人が大いに語るということになるのか、あるいはエンタメ系の人も何か言っちゃうのか。 ワタシもそこそこ長く成るので、最初に一言で済ませてしまうと、すごくいい映画なんだけど、1点だけ悪いことがあって、それは「いかにもロカルノで賞を獲りたそうなつくりで、それで実際に獲って

    「シネフィルである事」が、またOKになりつつある 菊地成孔が“ニュー・シネフィル”映画『ハッピーアワー』を分析
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