【ワシントン=勝田敏彦】米南部アーカンソー州で鳥5千羽が落ちて死んでいるのが見つかったが、南へ約500キロ離れたルイジアナ州でも500羽が同じように死んでいるのが見つかった。AP通信が4日、報じた。 報道によると、死んだ鳥は幹線道路に沿って約400メートルの長さに広がっていた。アーカンソー州の例と同じムクドリモドキ科の鳥などで、同様に内出血が見られたという。 アーカンソー州では、鳥の死んだ場所から西に約200キロ離れた川で、魚8万3千匹が27キロにわたって死んでいるのが見つかっている。 魚の大量死はそれほど珍しくはなく、鳥の例の2日前に発見されているので関連は小さいとみられている。鳥の2件に関連があるか不明だが、ミステリアスな大量死の連続を米メディアは盛んに報じている。