シャープが自社ブランドによるNAS(Network Attached Storage)製品の国内販売を検討していることを明らかにした。親会社である鴻海精密工業(ホンハイ)が開発、生産しているNASを、シャープブランドの製品として国内投入する予定だ。 2017年夏には、5年ぶりにプロジェクター市場に再参入する計画を発表しているが、これもホンハイとの共同開発によるものだ。今後は、ホンハイが開発、生産しているサーバやPCなどの取り扱いも検討する。シャープは、2010年にPCの生産から撤退しており、シャープブランドのPC復活の可能性も出てきそうだ。 第1弾製品は「超短焦点プロジェクター」 ホンハイのNASの取り扱いを検討しているのは、複写機やPOS、デジタルサイネージなどを取り扱うビジネスソリューション事業部。2016年10月に大阪で行われた同事業の方針説明会では、ビジネスソリューション事業を統括