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批評に関するra-rossoのブックマーク (40)

  • 阿部嘉昭ファンサイト: 『ドラゴンボール』における戦闘シーンのスピード感に関する分析(鈴木 研一郎)

    【解題】 この鈴木研一郎君の『ドラゴンボール』戦闘シーンのスピード感に関わる分析は、僕のような『ドラゴンボール』門外漢にとっても滅法面白い。真面目にそういっているのだ。マニアは随喜の涙を流すことだろう。なぜか。 (1)主観的で視野狭窄的、けれどもそれでそのファン気質に個性が出来している。(2)ひたすらトリビアル――けれどもそれで「個別情景」が着実に浮かび上がり、読者は内容を知らなくとも作品を勢いと熱気に包まれながら、現実体験させられてしまう。(3)分析方法が科学的なのか非科学的なのか実は見当がつかず、どこかで「得体の知れなさ」に対する中間態の笑いが漏れ出す。(4)僕がつけたレポートタイトルにあるように、その「白眉」部分では鈴木君の記述の破壊性が猖獗し、結果、意外なことに「詩」も生まれている。(5)文章全体に『ドラゴンボール』がそうであるようなスピード感が接続されていて、それも書き手の愛の証

  • 90年代的ファン気質 - 氷川竜介評論集

    題名:90年代的ファン気質 90年代のアニメファン気質をキーワードに総括すると、「オタクが語る」ということにつきる。アニメをただ観て楽しむ、あるいは漫然と供給されるままに関連グッズやソフトを集めるという部分から、それについて「語る」ことで、明らかに一歩踏み出た感触がそこにあった。 「語る」行為が一般化、メジャー化するのを促進した要因は、2つある。ひとつはパソコン通信とインターネットのネットワーク・メディアの発達。もうひとつは、オタクの社会的認知度向上である。 まずネットの発達に関して、パソコン通信を例に述べる。80年代末期からニフティサーブ(現@nifty)のアニメフォーラムが活況を呈した。開設初期は資源不足からフォーラム内にコミックから特撮までメニューが囲いこまれ、ひとつの会議室で複数作品の話を平行して扱うのも当然とされていた。会員数とモデム速度も貧弱であり、それでも充分なコミュニケーシ

    90年代的ファン気質 - 氷川竜介評論集
  • http://yaplog.jp/sennheiser/archive/18

  • いや、町山さんの仰りたいことは分かるのですが・・・。 - HALTANの日記

    20日に上がった町山さんのエントリですが、なんかもの凄い勢いで星とブクマが付いているみたいですね。町山さんの仰りたいことは分かるのですが・・・。こういう映画がなかなか公開されなくて、ケータイ小説映画とかアキモトコー映画とか手塚治虫や黒澤明の墓泥棒みたいな百害あって一利なし映画ばかりが劇場を支配している日映画界現状ってなー。ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 2008-09-20 売春窟に生まれついて→未来を写した子どもたちid:TomoMachi:20080920いや、だから業界側がカネの儲かりそうな映画を作って何が悪いかというと、別に何も悪くないわけで。オタクは自分がイヤなら観なければ済むわけで、こんなことにいちいち怒ってみせる必要があるのか、どうか。そういう映画が当たってしまう日の観客の映画(≒映像作品)リテラシーの低さを嘆くなら(拙ブログではいつも書いてますが)、(1)日の映

  • 唯研104号「アニメ批評のエクソダス」非公式編集後記- パン焼き日誌

    【お詫び】 季報『唯物論研究』104号「アニメ批評のエクソダス」、巻頭インタビューにおける「アニメライターの立場」についてのインタビュアーの発言に、事実誤認があるとのご指摘を受けました。不明を恥じるとともに、関係者のみなさまに多大なるご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。(2008/6/26) 修正 p.13 c.2 l.10 「アニメ雑誌」→「アニメ制作会社」(2008/8/1) どうもこんにちは。予約した人はもうそろそろ届いている頃でしょうか。季報「唯物論研究」お買いあげどうもありがとうございます。まだお買いになってない方、日より正式に発売がはじまります(販売ページ)。よろしくお願い致します。 さて皆様、読んだ後の感想は色々あると思います。正直ヤマカンと更科以外イラネとか、金返せとか、とりあえず文章難しくて訳分かりませんとか、十河にえ浮きすぎとか、まあそれはそれとしまし

    唯研104号「アニメ批評のエクソダス」非公式編集後記- パン焼き日誌
  • アニメ批評のエクソダス - 津堅信之のアニメーション研究資料図書室

    ●季報「唯物論研究」第104号 特集「アニメ批評のエクソダス」 発 行: 季報「唯物論研究」刊行会 刊行年: 2008年 定 価: 1200円 今、ちまたで話題沸騰中の誌。 まだすべてのテキストを熟読していないので、総括的な発言にとどめようと思うが、熟読した上で、あとでまたエントリを変えて加筆するかもしれない。 ここ1〜2年、「日にはアニメ批評がない」という論調が、また増えてきた。 よく知られているように、『エヴァ』の頃にもそうした論調が脚光を浴びたが、その後落ち着いていた感があった。そして今、再び「アニメ批評の不在」を嘆く声が、一つの潮流を形成していると見ていいだろう。 ここで言われる「アニメ批評の不在」が実態を反映したものか、またその実態を覆すために彼らの主張が有効なものかはまだ不透明だが、基的には、こうした論調は歓迎したい。私自身、歴史を掘り起こす研究者という立場であり、いわゆ

    アニメ批評のエクソダス - 津堅信之のアニメーション研究資料図書室
  • 2008-01-13 - NaokiTakahashiの日記 - 批評は読み手のためのものでもないと思う。

  • 『CLANNAD』のリズム−映像作品の強度と鋭さ− - tukinoha’s blog

    CLANNAD 1 (初回限定版) [DVD] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2007/12/19メディア: DVD購入: 7人 クリック: 60回この商品を含むブログ (142件) を見る2004年にkeyの第3作目として発表された『CLANNAD』。この作品についてはアニメ版が始まる直前にクリアしたばかりなので色々語りたいことがあるのですが、このタイミングだと何を話してもネタバレになるので自重しています。 テーマは「家族の絆」そして「街と人の絆」。keyの固定ファンが多いというのもあるのでしょうが、作品がテーマを含めて絶賛され、「CLANNADは人生」とか言い始める人が出てくるのを見ると、ギャルゲのユーザって倫理的には超が付くほど保守的だよね、と感じます。ギャルゲ(特にエロゲ)はカウンターカルチャだと誰かが言っていましたが、絶対嘘ですよ。せっかく全年齢対象なんだから、青

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  • ポストモダン実験作としての「ぽてまよ」 - 大匙屋

    「ぽてまよ」とは、なんだかよくわからない生物を中心とする物語ですが ぽてまよが何なのかをあえて説明して見せないところが 「ぽてまよ」という作品の魅力を構成する最大要素であると思います。 「ぽてまよとは何なのか」という問いかけは、つきつめていくと 「ぽてまよを見ている私とは何か」という問いかけに他なりません。 ぽてまよが朴訥な主人公に抱きしめられて満面の笑顔を見せるとき 我々も主人公の笑顔を通じて自己自身が充足されている事実を発見する。 感情表現の乏しい主人公がぽてまよに対して笑顔を見せるとき 初めて我々は神として、あるいは他者としてのぽてまよに拠って 主人公と同化してこの世界に存在することを「許可される」のです。 この物語構造は日のアニメにおいてはわりと伝統的なもので 異種間コミュニケーションを主題とする作品群、代表的なものでは 「となりのトトロ」や「あらいぐまラスカル」などで語られる

  • 氷川竜介のアニメの重箱の隅 - 第1回 『精霊の守り人』メンテナンスの謎

    徳間書店アニメージュをご覧頂きまして誠に有り難うございます。 このページは、誠に勝手ながらURLを変更させて頂きました。 自動的に新しいサイトにご案内致しますが、ページが変更されない際は、 恐れ入りますが、こちら(http://animage.jp)をご覧下さい。 なお、このページをブラウザのブックマークに登録してご利用になられていたお客さまは大変申し訳ございませんが、 ご登録のブックマークを http://animage.jpへご変更頂きたくお願い申し上げます。 今後ともご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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  • ニートホープ - 繰り返しの中の一回性、アウラと批評の現在

    先日の日記で紹介した新宿ゴールデン街劇場のお芝居の模様が紹介されてた。 →■ 楽しい芝居だったようで見にいけなかったのが悔やまれる。芝居はホントにその時その場の一回限りだからなぁ。5回公演があったとしてもその5回の繰り返しそれぞれで違う味わいや感触を得ることができると思う。まぁ5回全部見る観客はなかなかいないだろうがw 今後の活躍を遠くから期待しております。 ■「アウラ」を巡って 芝居は完璧にコピーしてくり返すことはできない。その時その場の空気、役者のリズム、聴衆の反応…色んな要因が重なり、その「一回性」のようなものが生まれる。いわゆるベンヤミンさんが『複製技術時代の芸術 (晶文社クラシックス)』で考えた「アウラ」ってやつがまだ生きてるように感じるわけだ。 「アウラ」はオーラとも言い換えられるかもしれないけど、なんだかスピリチュアルな江原啓之の某TV番組を思い出すからやめとくよ! ところで

    ニートホープ - 繰り返しの中の一回性、アウラと批評の現在
  • 批評とは… - デイジーチェイン・アラウンド・ザ・ワールド

    『ゼロ年代の想像力』第1回で、宇野常寛は「批評」について以下のように述べていたんだけれど、 2007年の現在、批評とは特定のキャラクターをアピールしたい人のためのツールとしてしか機能していない。 それっぽいことを言って煙に巻こうとしているのか知らないけど、何の話をしているのかよく判らないよ…。だったら俺は、東浩紀の言葉を改変して、次のようにまとめようと思う。 批評とは、誰かが発見しなければその良さが埋もれてしまったかもしれない想像力を見落とすことなく評価すること。*1 「埋もれてしまったかもしれない想像力」と書いた理由は、マイナーな作品を評価するのが批評家の仕事なんだぜという話では決してなくて、作家が生み出した想像力を、それが些細なものであってもスルーせず、敏感にキャッチする感度の高いアンテナを持つことこそ批評に必要だと思うからです。そして、その想像力を“どのように”評価するかは人それぞれ

    批評とは… - デイジーチェイン・アラウンド・ザ・ワールド
  • 『ゼロ年代の想像力』に向けたメモ - ピアノ・ファイア

    S-Fマガジン 2007年 07月号 [雑誌] 早川書房 2007-05-25 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools 今にわかに話題の、宇野常寛「ゼロ年代の想像力」を読了。こういう波風を立てる人が出てくること自体はいいことですね。 紙幅の関係で書ききれなかった部分かもしれないので、現時点では余計なツッコミにもなりえますが、あえて少しツッコミを入れてみます。 エヴァンゲリオンを「引きこもりモノ」と呼んで「生き残りモノ(=決断主義)」の反対に置くのは不完全な対置で、あの「アスカ復活」を無視していることになると思います。 シンジも最初は、目の前で倒れるレイを見て「逃げちゃダメだ」を連呼し、エヴァに乗り、「男の戰い」を演じ、でも最後はエヴァに乗らなくなる。 ここだけ見ると確かに「引きこもりモノ」ですが、一方アスカは「死ぬのはイヤ」を連呼し(シンジとの対比ですね)、

  • 冲方丁『撲殺天使ドクロちゃん』論

    結論から言って、誰かがやるべきだった作品である。特に、自分が属するジャンルに不満を持ち、活気がない、売り上げが落ちている、読者のニーズが分からない、やりたいことが分からなくなってきた、などと口にする作家・編集は、こういうことをすべきだった。 パロディ作品の出現は業界成熟の証拠である。幾つもの手法が定型化し、何度となく繰り返され、しかもそれが広範囲のニーズを獲得していなければパロディは成立しない。パロディがあって初めて業界は成熟し、かつ新たな発展への足がかりをつかむことが出来る。 パロディとは読者・書き手・編集の間で成立した共通了解を再確認させる装置である。作品内でパロディされているものがそもそも何なのかを読み解かせることで、そのジャンルがどういった要素で成り立っていたかを現実的な共通了解として認識させるのである。 それは閉じていた場所に穴を空けて、外部にあるものを流し込む役割をも担う。それ

  • http://www1.vecceed.ne.jp/~m-satomi/hidamariscatch_sub1.html

  • MouRa│東浩紀、桜坂洋│ギートステート|『まなびストレート』から未来を考える

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネット(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 ※1 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 ※1 レジストラ「GMO Internet, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 ※1 2020年8月時点の調査。

    ra-rosso
    ra-rosso 2007/05/25
    『電脳コイル』のメガシヤの未来設定はすごいってこと?
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    【自分語り】1推しの卒業によせて . 私の1推し、ゆきりんこと柏木由紀ちゃんが、17年に渡り在籍したAKB48を卒業することになった。 この機会に、ゆきりん推し(48ファン)としての自分自身のことをすべては不可能であるものの振り返ろうと思う。 内容からして世代がわかることも仕方ないし、限りなくゼ…

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  • 批評とは - へなショボblog

    何となく昔の『ゲーム批評』を読んだ。 94年冬号の格ゲー特集のやつだが、『KOF94』の批評が面白い。 面白いっつーか、まあ要するに叩いてるだけなんだが。 書いてる事を要約すると、こんな感じか。 ・良い所はチームバトル・夢のドリームマッチというアイデアだけ ・必殺技が暴発したり異様に出にくい ・グラフィックのレベルが低い ・舞の乳に力を注ぐより五郎の胴着に気をつかえ ・同じような絵のキャラばかり ・ゲーム内容ももはや自己パロディの域 ・結果、アイデアの高さに比べて完成度が低すぎる 俺はリアルタイムで『KOF94』を楽しんだし、ネオジオROMも買った。 指摘されてるような欠点も、当時はまったく気にする事なく遊んでた。 KOFは今でも続いてる人気シリーズだし、94がそこまでクソゲーだとは思わないが、どうなんだろうね? レビュー記事を書く立場になると、純粋に楽しめないのかな~などと思ってしまった

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  • MouRa|FRAMES INTERVIEW 東浩紀インタビュー

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