日本からケニアの首都ナイロビまでは飛行機を乗り継いで20時間以上。ようやく着いたナイロビの街中で、まず驚くのは日本車の多さだ。 ナイロビの街中は多くのクルマが行きかい、鉄道などの公共交通機関が未整備なこともあり、朝夕の通勤時間帯はかなり渋滞する。経済成長が続く中、年々、クルマの台数も増えている。現地ではトヨタ自動車のクルマが圧倒的に多く、ほかも日産自動車、ホンダ、スバル、三菱自動車、いすゞ自動車など日本勢が多数を占める。 日本の中古車が75%を占める かつて英国の植民地だったケニアは日本同様、左側通行国で右ハンドル車が走る。そのため、日本車の人気が高い。街中には比較的きれいな日本車が走っているが、その多くは実は日本から輸入した中古車だ。 その証拠にナイロビを走っている日本車をよく見ると「トヨタカローラ神奈川」「青森トヨタ」など日本の自動車販売店の名の入ったステッカーが張ってある。また、トラ