新事業を中心に、日米の大企業・ベンチャー・投資家等のアドバイザーを務める。多摩大学(MBA)客員教授。Net Service Ventures、500 Startups、Founder Institute、始動Next Innovator、福岡県他の起業家メンター。BCG東京、米CSC、CSK/セガ・グループ大川会長付、投資育成会社General Atlantic日本代表などを経て、現在に至る。「エコシステム・マーケティング」など著書多数。訳書に『ザッポス伝説』(ダイヤモンド社))、連載に「インキュベーションの虚と実」「垣根を超える力」などがある。 ツイッター+αのつぶやき企業戦略 ツイッターの発祥の地アメリカでは、すでに多くの企業が“つぶやき”を戦略的ツールとして活用し、売上げ増などの具体的な成果を上げている。ツイッターで企業やビジネスがどう変わるのか。本場の先進事例から学ぼう。 バック
ソーシャルメディアの登場で、企業は生活者とのコミュニケーションのあり方を根本から見直すべきタイミングに来ているようだ。 電通さとなお氏のブログ記事「100万人にではなく100人に伝える」は、まさにその本質をついたものだ。Marketing, PR, Advertising, Brandingを描いた有名な影絵があるが、それを模して、マスメディアとソーシャルメディアにおける顧客コミュニケーションの違いを表現すると、こんな感じになるだろう。 左側は、企業がマスメディアを通じて生活者に「大きな声」でメッセージを伝えている様子。右側は、人に媒介され「共感をこめた控えめなトーン」で、しかも対話型によるコミュニケーションで伝わっていく様子をあらわしている。 この違いをもう少し具体的に、イメージ図であらわすと、次のようになる。 【マスメディアによるコミュニケーション】 【ソーシャルメディアによるコミュニ
米国スターバックスは、ソーシャルメディア活用の先進企業として、つとに有名だ。 英国Famecount社統計によるソーシャルメディア人気ブランド・ランキング(Facebook, Twitter, YouYube登録者をベースとしている)でも1位を独走している。 【出所: Famecount Brand Charts】 当記事では、世界トップの先進企業が、いかにソーシャルメディアを活用しているか、媒体ごとにそのポイントを探るとともに、その背景にある企業文化なども考察してみたい。 ■ ソーシャルメディア先進企業、スターバックスの活用術を研究する 1. My Starbucks Idea DELL「IdeaStorm」や無印良品「モノづくりコミュニティ」と並んで、最も有名なアイディアコミュティがこの「MyStarbucksIdea」だ。無印良品が新商品開発にフォーカスしているのに対して、このMy
Twitter創業者のJack Dorsey(http://twitter.com/jack)の新事業「Square」(http://squareup.com/、http://twitter.com/Square)が発表された。衝撃的な内容であった。「アメリカのセレブがやればこれもアリなのか!」という強烈な衝撃である。 現在判明しているSquareの基本ビジネスは、 製造原価1ドル以下といわれる、マイクロホンジャックに差し込む磁気カードリーダーをiPhoneに差し込んで、クレジット決済サービスを個人間に開放する。 というものである。Dorsey氏の言及によれば、この磁気カードリーダーは無料で配布する予定らしい。 保守的なカード業界 単純に考えれば、「iPhoneでカード決済が出来て何がすごいの?」ということなのだが、ある程度クレジットカード業界を知る立場からすれば、このプランは従来の常識を
Twitterで「募金なう」――神戸市で3日に開幕した光の祭典「神戸ルミナリエ」(14日まで)で、お金が入るとTwitterにつぶやく仕組みを備えた募金箱「電飾ツカラボキン」が登場した。 電飾ツカラボキンは、LEDで彩られた募金箱だ。Twitterと連携し、募金箱にお金が入るとアカウント「@tsukalabokin」が自動で「○○人目の募金なう」とつぶやき、LEDが光る。 2台の加速度センサーでお金が入ったことを判定。BluetoothでつながったPCにデータを送り、Twitterにつぶやく仕組みだ。集めたお金はルミナリエの運営資金になる。 神戸大学工学研究科の塚本昌彦研究室が開発した。今後は12月8、10、13日にルミナリエ会場に持ち込む予定だ。このほかにもLEDを使った2台の募金箱を用意している。 関連記事 せんとくんが「ゆっくりしていってね!」 奈良県のサイトで 奈良県の公式サイトに
ごめんなさい。smashmediaのブログは削除されました。 10年に渡り、あちらこちらに書き連ねてきましたが、ご愛読いただきほんとうにありがとうございました。またリンクしてくださった方にも、心からお礼申し上げます。 以下、少し駄文を書きます。 ブログには「パーマリンク」という基本的な考え方があり、すべての発言や記事は半永久的に固定されたURLによって公開され、未来におけるアクセス権(閲覧可能性)を担保するという、じつに素敵なコンセプトなのですが、一方で古い情報が永遠に残り続けてしまうという弊害も生んでいます。 ブログというものが「ストック」であるならば、そこに書かれた内容に対して、書き手であるブログ運営者は責任をもつべきで、自らの考え方が変われば内容を更新し、状況や情報が変われば現在にあわせて修正すべきです。 でも現実問題として、そこまでさかのぼって更新や修正をできるほうが稀で、結果とし
前回の「Twitterプロモーションかけられて感じたこと 」の続編です。 今日はサブウェイのTwitterアカウント から話しかけられました。 私のオフィスの徒歩1分くらいにサブウェイがあり、夜食として超活用してます。 しかも、えびアボガドという私の大好物があるし! ところがですね、今日、こんなことがあったので、何気なくつぶやきました。 仕事に熱中していて、気づくとこんなレスが・・・。 へ~と思ってとりあえずこんな解答をしてみました。 そうしたら、こんなレス。 最後に、私が「銀座のサブウェイにきおつけてねって言ってくださいね~」って言い終わって返事が来ない段階で、あれ?とちょっと思いました。 これって軽いクレームとも思える内容なのに、「大丈夫ですか?」っていう対応はいいのか?という疑問をもちます。カスタマーサービス対応した方ならわかると思うのですが、こういう状況でこの対応はないと思うのです
「Twitter(ツイッター)」が凄いことになっているらしい。「らしい」という曖昧な表現をするのは、その実態がいまいちよく見えないからだ。 確かに海の向こうからは派手な話題がどんどん飛び込んでくる。ツイッターの活用で、オバマが大統領選で巨額の選挙資金を集めたとか、モルドバの議会選挙やイランの大統領選挙に対する抗議活動が世界に知らされたとか、パソコンメーカーのデルが2年間で300万ドルを売り上げたとか、2009年に入って利用者が800%以上も激増しているとか・・・。 そんな話を聞くと、ツイッターが世界を大きく変えつつあるような動きは感じるのだが、日本ではまだまだ話題先行の感が強い。 あなたの「つぶやき」が 仲間と共有できる そもそもツイッターのことをよく知らない人も多いだろう。念のため説明しておくと、これはユーザーが140字以内で発言し、その発言(「つぶやき」という)を登録者(フォロワーとい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く