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ブックマーク / gendai.media (22)

  • もううんざり! 競争社会から降り始めた現代のディオゲネスたち(木澤 佐登志)

    私たちはなぜ有用な人間であることを証明しつづけなければならないのか? 「生産性」という病に取り憑かれた社会を解剖し、解毒剤を練り上げる、気鋭の著者による待望の新連載! 第1回は、寝そべり主義、#最後の世代、ゴブリンモード、大量離職、サイレントテロなど、生産性のロジックを基盤とした苛烈な競争社会に対して静かなる抵抗を始めた、「現代のディオゲネスたち」を追う。 (毎月1日頃更新) 寝そべることで見えてくる世界の真実 ふたつの記事からはじめたい。 ひとつ目は、『ダイアモンドオンライン』に掲載された「中国の過酷な受験戦争を勝ち抜いた若者が「寝そべり族」になってしまう理由」という二〇二一年七月の記事。 経済の急速な発展による社会競争の激化。格差のとどまることを知らない拡大。壮絶さを極める過酷な受験戦争。そんな厳しい競争社会である中国、そこで生きる若者たちがいま、静かに競争から降りようとしているのだと

    もううんざり! 競争社会から降り始めた現代のディオゲネスたち(木澤 佐登志)
    ragey
    ragey 2024/01/31
    今のところ中共は,首席名で非難はしても,さしたる脅威とはしていないのだろう.いよいよ脅威となったらウイグル人に対するのと同じの弾圧をしてくるはず
  • 「亡くなった人はここにいる」…震災被災地の「霊的体験」が私たちに教えてくれること(堀江 宗正) @gendai_biz

    東日大震災の被災地で、「幽霊」体験が伝えられるようになってから久しい。震災直後は、「幽霊」話を興味位で拡散するなんて「不謹慎」だという雰囲気が漂っていた。しかし今では、この種の体験を取り上げたが何冊か出ている。話題としては新しくない。もはや被災地の霊的体験は、物珍しげに読む対象ではない。それをより学問的に追究し、後世に引き継ぐフェイズに、私たちの社会は入っている。このような問題意識のもと、私が研究者仲間の高橋原とまとめたのが、『死者の力──津波被災地「霊的体験」の死生学』(岩波書店刊)である。 新型コロナウイルス感染症によって、日では1万を超える人が亡くなっている。世界一の超高齢社会である日は、これから数十年にわたって「多死社会」を経験する。大量に発生する死者をどのように包摂するのか。それをなしえないとき、私たちの社会はどうなるのか。そのヒントが、被災地の霊的体験から得られると、

    「亡くなった人はここにいる」…震災被災地の「霊的体験」が私たちに教えてくれること(堀江 宗正) @gendai_biz
    ragey
    ragey 2021/10/24
    現代の遠野物語
  • カズオ・イシグロの警告が理解できない、リベラルの限界(御田寺 圭) @gendai_biz

    「横」を見るだけでは不十分 2017年にノーベル文学賞を受賞した小説家カズオ・イシグロ氏の、あるインタビューが各所で大きな話題になった。 そのインタビューが多くの人から注目されたのはほかでもない――「リベラル」を標榜する人びとが自分たちのイデオロギーを教条的に絶対正義とみなし、また自身の感情的・認知的好悪と社会的正義/不正義を疑いもなくイコールで結びつける風潮の高まりに対して、自身もリベラリズムを擁護する立場であるイシグロ氏自身が、批判的なまなざしを向けていることを明言する内容となっていたからだ。 〈俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています。東京からパリ、ロサンゼルスなどを飛び回ってあたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです。 私は最近とよく、地域を超える「横の旅行」で

    カズオ・イシグロの警告が理解できない、リベラルの限界(御田寺 圭) @gendai_biz
  • 欧米を揺るがす「インテレクチュアル・ダークウェブ」のヤバい存在感(木澤 佐登志) @gendai_biz

    人権や平等といったリベラルが重視する価値の「虚妄」を、「科学的エビデンス」の名の下に暴く(と称する)知的ネットワークが、欧米社会に勃興した。彼らはどんな出自を持ち、何を主張しているのか。 ネットカルチャーに詳しく、このほど『ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち』を上梓した文筆家の木澤佐登志氏による、最前線からの報告をお届けする。 ネットに遍在する「ダーク」な言論人たち 「ダーク」な思想が欧米を席巻しつつある。「右」でも「左」でもない、「ダーク」な思想の台頭。このことは、現在の欧米社会にとって何を意味しているのだろうか。 インテレクチュアル・ダークウェブ(Intellectual Dark Web:以下I.D.Wと表記)なる知的ネットワークが存在している。インターネット上で「アンチ・リベラル」な主張を展開する(元)学者や言論人のネットワークのことだ。 ダー

    欧米を揺るがす「インテレクチュアル・ダークウェブ」のヤバい存在感(木澤 佐登志) @gendai_biz
  • 日本が生み出した「アンダークラス」の怖ろしい実態(佐藤 優) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)

    5つに分かれる日の階級 橋健二さんの『新・日の階級社会』は格差が固定化し、貧困が深刻な問題になっていることを実証的に示した好著だ。 橋健二氏は、現下日の階級を、資家階級、新中間階級、正規労働者、旧中間階級、アンダークラス(パート主婦を除く非正規労働者)の5つに分ける。 資家階級は、大企業のオーナーや経営者だけでなく、従業員5人以上の零細企業経営者も含む254万人、就業人口の4・1%を占める。平均個人年収は604万円であるが、零細企業の社長を含むと平均はこんなところなのだろう。平均資産総額は4863万円、その内、金融資産は2312万円だ。 新中間階級は高学歴の事務職や技師が中心で、1285万人で就業人口の20・6%を占める。平均個人年収は499万円で、資産の平均額は2353万円だが、持ち家がその多くを占める。持ち家のない人の平均額は935万円だ。 正規労働者は、それほど高いスキ

    日本が生み出した「アンダークラス」の怖ろしい実態(佐藤 優) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
  • 史上最悪の「兄弟ゲンカ」金正恩は、兄・金正男も「処刑」する気だ(週刊現代) @gendai_biz

    昨年末にナンバー2の張成沢を処刑したと思いきや、金正恩の次なる標的は「中国に亡命中」の長男・金正男だという。もう止まらない隣のヤクザ国家のお家騒動。周辺諸国にとっては迷惑千万な話だ。 労働新聞が予告した標的 「たとえ血を分けた兄弟でも、ためらうことなく懲罰の銃口を向けるであろう。そのようなことができる剛直な人物こそが、真の革命家と言えるのだ」 昨年12月14日、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は、「われわれには金正恩同志しかいない」というタイトルの記事で、このような物騒な記事を掲載した。 東京新聞編集委員の五味洋治氏は、このニュースにピンと来たという。五味氏は、金正恩第一書記の異母兄である金正男を計7時間、独占インタビューし、150通のメールを交換した。そしてその金正男との「交遊録」をまとめた著書『父・金正日と私/金正男独占告白』が、一昨年、ベストセラーになった。 「この記事は、中国

    史上最悪の「兄弟ゲンカ」金正恩は、兄・金正男も「処刑」する気だ(週刊現代) @gendai_biz
  • 42歳「脳が壊れた」ルポライターのその後〜私が障害を受容するまで(鈴木 大介) @gendai_biz

    尿漏れパッドついてるくせに 間違いない。あいつのせいである(おかげである)。あいつとは、我がである。 「ようやくあたしの気持ちがわかったか」 これはが入院中の僕に投げかけた言葉だ。高次脳になった僕が、感情のコントロールが効かず、うまく話すことができず、世の中の動きが速すぎて自分だけがスローモーションの世界に叩き込まれたような猛烈な苦しさに翻弄される中、「これって俺が取材してきた『困った人たち』を同じかも知れない」と一番最初に告げたのが、だった。そんな僕にの返した言葉が、これ。 は子ども時代には典型的なLD(学習障害)児で、かなり激しい注意欠陥もあり、適応面に色々と問題があって20代前半にはハードなリストカッターだったし、ここ10年来仕事に就いたこともない「困った人」だ。 そんながこう言った。 「大ちゃん(僕)は病気になることで劣等生になった。わたしから言わせれば、あなたは子ども

    42歳「脳が壊れた」ルポライターのその後〜私が障害を受容するまで(鈴木 大介) @gendai_biz
    ragey
    ragey 2016/12/01
  • 『この世界の片隅に』は優れた“妖怪”映画だ!民俗学者はこう観た(畑中 章宏) @gendai_biz

    方言とカタストロフ こうの史代の原作を片渕須直が監督したアニメ映画『この世界の片隅に』を公開初日に観た。原作を民衆史の一断面を描いた傑作と評価するファンとして、映画からも、次のようなことを改めて確認した。 それは、「広島」という町が孕む濃厚な “死”のイメージであり、日家屋の「間取」が持つ意味であり、登場人物の出会いや別れに、“物の怪(モノノケ)”が大変重要な役割を果たしていることである。結論から言えば、『この世界の片隅に』は優れた“民俗映画”であり“妖怪映画”だった。 『この世界の片隅に』は、広島市の海に近い江波(えば)と草津、そして南東にある呉市という小さな世界を舞台にしている。しかしこの地域は、第2次世界大戦という地球規模のカタストロフのなかで、特別な位置を占めることになる。 枢軸国の、日の、広島市は、世界で初めて原子力爆弾を投下された都市であり、南東部の呉市には重要な軍事施設が

    『この世界の片隅に』は優れた“妖怪”映画だ!民俗学者はこう観た(畑中 章宏) @gendai_biz
  • 『この世界の片隅に』は優れた“妖怪”映画だ!民俗学者はこう観た(畑中 章宏) @gendai_biz

    原作に活かされていた「考現学」 映画化によって風景に奥行がもたらされ、リアリティが獲得された。その一方で、原作の大きな魅力である、考現学的な図や説明の多くが省略されている。 財団法人日少国民文化協会制定の「愛国イロハカルタ」、避難のマニュアルや防空用機材の一覧、悩みを綴った投書に対する時局的な回答……。欄外に記された「注」も原作者が、現代の読者に細かに配慮したものであろう。こうした戦争の日常をより深く知るために、原作も必ず手に取って欲しいと思う。 周作の姉の径子が、娘の晴美に必要なもの、衣料切符で買ってあげたいものを空想する場面。晴美の周りを、ランドセルや海水着、防空頭巾などが取り囲む。この構図は今和次郎の考現学が明らかに意識されている。 今和次郎は、柳田国男の薫陶を受けて民家の研究をしていたが、関東大震災を境に、考現学による調査を開始する。よく知られているのは、復興著しい東京銀座を歩き

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  • 欅坂46「ナチス風衣装」の世界的炎上、いったい何が問題なのか?(辻田 真佐憲) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    「欅坂46」のコスチューム騒動 日の女性アイドルグループのコスチュームが世界的に物議を醸している。 「欅坂46」が、10月22日に横浜で行われたハロウィーンコンサートにおいて、ナチス・ドイツの軍服(制服)に似たコスチュームを着用。これがSNS上で問題視され、海外メディアにも波及し、31日、ついに米国のユダヤ系人権団体「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」が謝罪を求める声明を出すにいたったのである。 これに対する対応は早かった。11月1日、「欅坂46」所属元の親会社であるソニー・ミュージックエンタテインメントはウェブ上で「認識不足」だったと謝罪し、プロデューサーの秋元康も「ありえない衣装」だったと同じく謝罪のコメントを発した。 この騒動が今後どこまで大きくなるのかはまだ予断を許さない。だが、現在のところ次のことがいえる。 (1)これまで日で寛容に扱われてきた「ナチカル」が、情報環境や政

    欅坂46「ナチス風衣装」の世界的炎上、いったい何が問題なのか?(辻田 真佐憲) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
    ragey
    ragey 2016/11/06
    いやあSWC本気で怒らせたらマヂでお寺の卍マークも禁止になるよ。実際少林寺拳法の卍マークはそれで消えたようなもん
  • 『君の名は。』が、感動のウラで消し去ってしまったもの(貞包 英之) @gendai_biz

    大ヒットの理由――交差する東京と地方 新海誠映画『君の名は。』が、興行収入110億円を超える大ヒットを続けている。 東京に住む高校生の男の子と、地方に住む同じく高校生の女の子が寝ている間に入れ替わる「スコシ・フシギ」なかたちで出会い、互いの身体で世界を経験していくうちに、次第に運命の人として受け入れていく。 ヒットした要因のひとつには、そうした東京と地方の異なる若者の生活を、メリハリよく交差させ描いていたことがあるだろう。戦後ヒットした『君の名は』は、佐渡、東京、北海道を股にかけた一種のご当地映画としてあったが、今回の『君の名は。』も、都市と地方の生活をよく描く。 主人公の一人の男子高校生は新宿・代々木・千駄ヶ谷を中心とする東京で学校とバイトを中心とした都会生活を送り、もう一方の女子高生は岐阜県飛騨のどこかをモデルとした「糸守」という村で実家の神社を守りながら暮らしているのである。 ただ

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  • 誰が音楽をタダにした? CDが売れない時代を作った張本人を発見(スティーヴン・ウィット) @gendai_biz

    海賊音楽界、最強の男 僕は、初めてのmp3海賊グループによる声明書を見つけた。ファイルが古すぎて、それを見るのにMS-DOSのエミュレータが必要だったくらいだ。 それから、最初のmp3エンコーダのシェアウェアのデモも見つけた。発明者たちも失くしたと思っていたものだ。 30年におよぶ海賊行為を記録した秘密のデータベースも見つけた。1982年以降、すべての主な海賊グループがリークしたソフトウェア、音楽映画のリストがそこにあった。 ミクロネシアやコンゴの秘密のウェブサイトも見つけた。サイトの当の持ち主はわからないが、パナマのペーパーカンパニーのもとに登録されていた。 数千枚もの裁判資料の中に埋もれていた盗聴記録やFBIの監視記録も見つけた。協力者の証言からは、人知れず進行していた世界的な陰謀の詳細が、つまびらかになっていた。 音楽の海賊行為はクラウドソーシングがもたらした現象だと僕は思い込ん

    誰が音楽をタダにした? CDが売れない時代を作った張本人を発見(スティーヴン・ウィット) @gendai_biz
  • すしざんまい社長が、あの「海賊壊滅作戦」の真相を語った!() @gendai_biz

    マシンガンなんていらない! 最近、インターネットなどで、私がソマリアの海賊を撲滅した、という話が広まっているということを聞きました。 たしかに我が社は近年、紅海、アデン湾に面したアフリカのジブチ共和国とのビジネスに力を注いでいます。ジブチは、ソマリアに隣接する国で、マグロをはじめ水揚げした多くの種類の魚の加工、冷凍、流通に、これまで得た技術を提供しています。 ソマリアではこれまで、せっかく魚を獲っても加工技術がないため、一日1トンくらいしか売ることができませんでした。それを加工することで、輸出が可能になりました。中には海賊行為に手を染めていた人もいましたが、もともと漁民であったため、今では多くが漁師に戻っています。 これについて、お話ししておきたいと思います。 「すしざんまい」の社長・木村清氏が、同店を日イチ有名な寿司チェーンにまで育てた過程を明かした『マグロ大王 木村清』が発売された。

    すしざんまい社長が、あの「海賊壊滅作戦」の真相を語った!() @gendai_biz
    ragey
    ragey 2016/04/07
    この人も元自だったのか
  • 反対しているのは中韓だけ!集団的自衛権「世界の常識」が理解できない左派マスコミにはウンザリだ(髙橋 洋一) @gendai_biz

    は不思議な国 先週のコラム「集団的自衛権巡る愚論に終止符を打つ! 戦争を防ぐための「平和の五要件」を教えよう」(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44269)について、ある国際政治関係者から「今の日の安全保障論争のみならず、論点を明確にいえない日の国際政治・関係論にも挑戦にもなっている」と冷やかされた。 ポイントをいえば、つぎのとおりだ。きちんとした同盟関係をむすぶことで40%、相対的な軍事力が一定割合(標準偏差分、以下同じ)増すことで36%、民主主義の程度が一定割合増すことで33%、経済的依存関係が一定割合増加することで43%、国際的組織加入が一定割合増加することで24%、それぞれ戦争のリスクを減少させる(ブルース・ラセット、ジョン・オニール著『Triangulating Peace』171ページ)。 世界の多くの国がどこかと何らかの同盟関

    反対しているのは中韓だけ!集団的自衛権「世界の常識」が理解できない左派マスコミにはウンザリだ(髙橋 洋一) @gendai_biz
    ragey
    ragey 2015/07/30
    数年前の「有事法制」の時もサヨクはあることないこと騒ぎ立てたが未だにその予言は成就してない
  • 憲法学者の限界! アメリカが「世界の警察官」をやめた今、日本はどう生きるのかを考えるべき(髙橋 洋一) @gendai_biz

    中国の南シナ海での埋め立てに抗議する人びと(フィリピン、マニラ) photo getty images 憲法審査会で、与党の参考人が、安保法制を「憲法違反」とする異例の事態があった。4日の衆議院憲法審査会で、憲法学の専門家3人の参考人質疑が行われた。自民党が推薦した長谷部恭男教授は、今国会で審議されている安保法制を憲法違反とした。 そもそも参考人質疑とは? 国会での参考人は、各党の推薦で決まる。実際には、各党国会議員や担当者から人に都合などの打診があって、その後に国会担当者からの実務的な連絡があることが多い。法案を推す省庁からの要望を与党が受けて参考人にすることもある。 各党国会議員や担当者は、参考人に頼む人をよく知っているので、参考人の意見も当然知っているのが普通である。各党の推薦する参考人が各党の意見と異なるのはまず考えにくい。この意味で異例である。 ただし、これは自民党国会議員のミ

    憲法学者の限界! アメリカが「世界の警察官」をやめた今、日本はどう生きるのかを考えるべき(髙橋 洋一) @gendai_biz
  • 【沿線革命041】 東西線のドア閉め完了から出発まで16秒を7秒とできれば遅延をなくせる!?() @gendai_biz

    東西線の大手町のドア閉め完了から出発までの時間を現地調査したところ平均16秒を要していた。それを7秒に短縮できれば定常的な遅延をなくせる。 ドア閉め完了から出発までの時間を現地調査 【039】に、「東西線では、出発時、全てのドアが閉まった後、駅と車掌による安全確認その他に10秒前後を要している。仮に、安全を確保できた上で、それをゼロとできれば、現行の10分程度の定常的な遅延はほぼなくせるだろう。」と書いた。 これを数字的に裏付けるため、4月27日の朝、大手町で中野方面行きの列車の着発とドア開閉の時刻を観測して集計した。7:54発~8:33発の17の列車である。目測なので1~2秒の誤差を含むが、3秒も5秒も異なることはない。 大手町で調査したのは、朝ラッシュに西船橋→中野の列車に乗ると大手町の到着までノロノロ運転が続くケースが多く、大手町がボトルネックとなっている可能性が高いからである。

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    ragey
    ragey 2015/05/07
    東西線利用者だが,ああいう山手線や中央線なみの超ラッシュ路線でノウハウを変えて危険を犯すよりは,利用者に不便を強いてでも現状を維持するのを会社は選んでるんだろうな.参考:b:id:entry:247282367
  • 佐藤優「日本は『人権を尊重しながら、テロ活動を防止する』という深刻な課題に直面している」(佐藤 優) @gendai_biz

    ISILの攻撃から逃げたシリアの子どもたちは、家族とともに寒さ厳しいトルコ首都のあばら家に避難している---〔PHOTO〕gettyimages 「『ISIL(いわゆるイスラム国)』による日人人質殺害」 【事実関係】 2月1日、動画サイトに、過激組織「イスラム国」の構成員と見られる黒装束の男によってジャーナリストの後藤健二氏が殺害される映像が投稿された。 【コメント】 1.―(1) 2月1日、投稿された画像において、ジハーディー・ジョン(聖戦士のジョン)と呼ばれる黒装束のテロリストは、<日政府よ。/邪悪な有志連合を構成する愚かな同盟諸国のように、お前たちはまだ、我々がアラーの加護により、権威と力を持ったカリフ国家であることを理解していない。軍すべてがお前たちの血に飢えている。/安倍(首相)よ、勝ち目のない戦争に参加するという無謀な決断によって、このナイフは健二だけを殺害するのではなく、

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  • 栄光はあまりに短く、儚かった 小保方晴子さんは、これからどうなるのか?(週刊現代) @gendai_biz

    科学の常識を覆す夢のSTAP細胞に、世界中から疑いの目が向けられている。次々に発覚する不正で、その存在にすら疑義が呈されるなか、「産みの親」である小保方晴子さんはなにを思うのか—。 科学者としてはアウト 「小保方晴子さんのSTAP細胞に関する論文は、あまりにも欠陥が多すぎます。これだけコピペ(コピー&ペースト)や画像の盗用が取り沙汰される以上、彼女の研究者としての資質を疑わざるを得ない。 もしSTAP細胞そのものが捏造のうえで成り立っているものだと明らかになれば、これは日の科学史上最大のスキャンダルになります。今ですら小保方さんは科学者として生きていくのが非常に難しい状況なのに、捏造となれば彼女の研究者生命は完全に断たれることになります」 そう語るのは、東京大学医科学研究所特任教授の上昌広氏だ。 小保方さんと彼女が発見したSTAP細胞に向けられた疑惑の色が、日増しに濃くなっている。あらゆ

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  • 習近平は本気で日本の航空機を撃墜する(週刊現代) @gendai_biz

    が尖閣諸島を国有化してから1年余り、ついに中国が「防空識別圏設定」というカードを切った。対日強硬策をエスカレートさせていく〝習近平の野望〟に日はどう立ち向かってゆけばよいのか。 報復がついに始まった 11月24日、習近平主席は極秘裏に、山東省青島の北海艦隊基地に降り立った。青島基地は、浙江省寧波の東海艦隊基地、広東省湛江の南海艦隊基地と並ぶ中国海軍の要衝だ。 人民解放軍を統轄する中央軍事委員会主席でもある習近平主席は、すでに氷点下近い寒さの中、翌朝に初の遠洋航海訓練を控えた空母『遼寧』の乗組員たちを整列させて、舌鋒鋭く訓示を飛ばした。 「能打勝仗、打赢戦争!」(戦闘能力を高め、戦争に勝て!) 『遼寧』は、人民解放軍が保有する唯一の空母である。「海洋強国」を国是に掲げている習近平主席は現在、アメリカ軍に対抗できる空母増強を急ぐよう軍に厳命している。 『遼寧』は、ウクライナの空母『ワリャ

    習近平は本気で日本の航空機を撃墜する(週刊現代) @gendai_biz
  • 特定秘密保護法でも「国民の知る権利」は現行法より悪くはならない!安全保障とのバランスから必要悪として受け入れるべきだ(髙橋 洋一) @gendai_biz

    特定秘密保護法でも「国民の知る権利」は現行法より悪くはならない!安全保障とのバランスから必要悪として受け入れるべきだ 特定秘密保護法がすったもんだの末、成立した。議会の一般論としていえば、十分に議論したほうが望ましい。今臨時国会は10月15日に召集された。安倍首相が10月7、8日にアジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席するために設定されたスケジュールだ。反対論の立場からすれば時間不足は否めないだろうが、法律としてみればどうか。 反対論者は、この法律で国民の知る権利が侵害されるというが、現行法と比べてどうなのか。現行法があまり国民の知る権利をサポートしていないという意見もある。結論から言えば、特定秘密保護法は現行法より少しはましになっている。 しばしば、60年も秘密を明らかにしないのはおかしいという議論が行われる。しかし、そうした意見は何と比較しておかしいのかを指摘しないと、具体的にどう

    特定秘密保護法でも「国民の知る権利」は現行法より悪くはならない!安全保障とのバランスから必要悪として受け入れるべきだ(髙橋 洋一) @gendai_biz