ウリ・ヒーローズの高津臣吾投手が、歴史的な記録の主役になった。高津は29日、木洞野球場(ソウル市)で行われたLGツインズ戦にクローザーとして登板、セーブを挙げた。高津の個人通算セーブは314で、日本・米国・韓国の3カ国のプロ野球でセーブを記録した初の投手になった。また、この試合は通算700試合目の出場でもあり、個人的にも歴史的にも非常に意義のある試合だった。 「旬を過ぎた投手」という周囲の声を一瞬にして吹き飛ばす好投だった。高津は2-1とウリが辛うじてリードしていた8回表、1死1・2塁という場面で登板したが、直後にダブルスチールを許し1死2・3塁に。ヒット1本で逆転という状況を迎えた。初対戦の相手はLGの5番バッター、チェ・ドンスだったが、5球目を空振りに仕留め、三振でアウトにした。続く代打は左打ちのソン・インホで、四球で満塁に。だが、高津はここから本領を発揮した。LGは再び代打で左打ち