「しょっちゅう遅れる」「車内放送もなくサービスが悪い」「車両が古臭い」――。海外旅行先として不動の人気を誇るイタリアだが、鉄道の評判はこれまで必ずしも芳しくなかった。実際、日本人の海外鉄道マニアにドイツや英国の鉄道ファンはいるが、イタリアの鉄道が好きだという人にはめったにお目にかかれない。だが、そんな悪評も過去の話になりつつあるという。日伊協会常務理事の二村高史氏にイタリア鉄道の最新事情を教えて
![イタリア鉄道旅 新しい顔と昔ながらの風景を楽しむ 日伊協会常務理事 二村高史 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/731bd65fc6ea6e67fd5fc2971c35aa76bc612350/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZZO1293802015022017000000-35.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D8c1d15f3e31d52c6faaf189d10bd324b)
【ロンドン=岡部伸】英鉄道会社ヴァージン・トレインズは18日、日立製作所から納入された「都市間高速鉄道計画(IEP)」の「ヴァージン・あずま」を、ロンドン市内のキングス・クロス駅で公開した。日立製作所が笠戸事業所(山口県)で製造して英国内で試験走行してきた高速鉄道車両「クラス800」で、2018年からロンドンと英北部スコットランドのインバネス間で運行を開始する。 ヴァージン・トレインズによると、イースト・コースト本線を走行することから日本語で東を意味する「あずま」と名付けられた。日立製作所が開発した新型車両で、コンパクトなデザインで最新の省エネ技術を取り入れた駆動システムを採用、運転速度は最高で時速125マイル(201キロ)。設計上時速140マイル(225キロ)まで出せる。 電化区間は架線から電力供給し、非電化区間は床下のエンジンと発電機ユニットから電力供給できる「バイモード技術」を採用、
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新幹線が幼児のころから大好きで、日本全国に新幹線網ができるといいな、他の国もうらやましいと思うだろう、と思い続けていた自分であったが、先日のワシントンポストを読んでいたら、そうとも言えないのかと落胆した。米国では新幹線など高速鉄道は国の重荷になるだけという議論も沸いている。米国だと、そういうこともあるだろうと思っていたのだが、それで割り切れるものでもなく、どの国でもそうなるものらしい。 話の発端は、2月8日、米国バイデン副大統領が明らかにした、オバマ政権の米国高速鉄道建設投資である。向こう6年間に530億ドル(4.4兆円)を投資するという計画(参照)である。 オバマ大統領はすでに、就任後の米国景気対策の財政支出として、高速鉄道網整備に105億ドルを拠出し、その後も高速鉄道網計画を打ち出していたが、ここに来てさらに増額しようとしている。 15日にはオバマ大統領自身、議会に出した予算教書でこの
【サンパウロ=平山亜理】ブラジル政府は今月29日に予定していたリオデジャネイロ―サンパウロの郊外510キロを結ぶ高速鉄道建設の入札を来年4月11日に延期すると26日発表した。事業の収益性を見込めないと各国の企業連合が応札を見送る姿勢を示すなか、「入札の競争性を確保したい」とブラジル政府は延期理由を説明している。 日本の新幹線のシステムで応札を予定していた三井物産を代表とする4社の企業連合は、あらためて条件などを検討する意向だ。 受注した企業連合は完成後40年間、鉄道を運営しなければならないが、ブラジル側の示す運賃の上限が低すぎて採算がとれないとして、フランスの企業連合など応札を断念するグループが多く、韓国の企業連合が受注するのでは、と言われていた。ブラジル政府によると、計画への参加意思を示した企業グループが四つ以上あったという。 同政府は2016年のリオデジャネイロ五輪開催に合わせ、
NTVが導入するアルストーム製車両の模型(NTV提供)サイドには黄色いラインが走る(NTV提供)我が町シエナの駅で。アルストーム製通勤電車「ミヌエット」放置された廃棄車両無残なタンク車。2004年ミラノ−トリノ間で撮影 ■モンテゼーモロ、鉄道会社のトップに 3年後、「フェラーリ色」の新幹線でイタリア半島を縦断できるかもしれない――イタリア全土を走る初の民営鉄道の概要が明らかになった。7月15日のことである。 新会社の名称は新旅客鉄道(Nuovo Trasporto Viaggiatori。以下NTV)だ。 会長は、ルカ・ディ・モンテゼーモロ(60歳)が務める。そう、フィアット・グループおよびフェラーリを率いている彼である。 ただし、NTVはフィアットとは関係はない。同社はモンテゼーモロや、靴ブランド『トッズ』会長のディエゴ・デッラ・ヴァッレなどが設立資金の約5割を出資し、2006年に設立し
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