JR北海道の蒸気機関車「SLはこだてクリスマスファンタジー号」が25日、今シーズンの運転を終えた。JR北海道は平成26年度限りで運転を休止する方針で、別れを惜しむ多くのファンが終着の函館駅を訪れた。 函館-大沼公園を走るクリスマスファンタジー号は、車窓から北海道駒ケ岳や大沼国定公園など雄大な自然を眺めることができ、観光客から人気を集めた。しかし国土交通省が導入を求める新型の自動列車停止装置(ATS)の取り付けが難しいことから、運転継続が困難になっていた。 最後の列車は午後4時半すぎに雪の中、多くのファンに迎えられて函館駅に到着した。家族3人で乗車した北海道室蘭市の会社員白石智志さん(30)は「SLが大好きな3歳の息子へのクリスマスプレゼント。復活を期待しています」と話した。
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