名作ぞろいの水島新司の作品を未来につなぎたい。なのに! 水島マンガ評論家でもあるライター・オグマナオトが、悲しい現状を訴える。 水島マンガを語ることはタブーなのか? 9月23日の『水曜日のダウンタウン』(TBS)で「野球漫画史上最強の防御率No.1投手ランキング」なる企画が放送された。歴代の人気野球マンガから50作品をピックアップし、「規定投球回数は50イニング以上での防御率上位10人をランキングする」というもの。 ツッコミどころは満載である。小学生も中学・高校もプロも同じ土俵で語るのは無理があるし、高校とプロは成績を合算しているのに、星飛雄馬は左投げと右投げでは合算していなかったのも謎。そもそも、50作品に何を選んだのかも明かしてほしかったところだ。 それでも、野球マンガファンとしてこういった企画が地上波で流れることはやはり歓迎したい。初めて作品の存在を知り、「じゃあ読んでみようかな」と
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