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ブックマーク / gendai.media (476)

  • なぜ「科学嫌いな人」が増えているのか…専門家が知らない「深刻な理由」(読書猿)

    古代ギリシャの原子論から、コペルニクスの地動説、ガリレオの望遠鏡、ニュートン力学、ファラデーの力線、アインシュタインの相対性理論まで、この世界のしくみを解き明かす大発見はどのように生まれてきたのか? 親子の対話形式でわかりやすく科学の歴史を描き出した新刊『父が子に語る科学の話』。連載では、26万部を超えるベストセラー『独学大全』の著者・読書猿さんによる解説をお届けする。 なぜ科学には「冷たい」イメージがあるのか? 「科学」と聞いて、思い浮かぶイメージは何だろうか? 白衣を纏い、無機質な実験室で黙々と研究に励む科学者の姿? 黒板を埋め尽くす数式や難解な専門用語? あるいは世界を変えるような画期的な発明の数々? 今日、科学を「役立たず」だと謗る人は多くない。「理解できない」と拒絶するのもはばかられる。科学はとても役に立っている。日常生活の隅々までいきわたり、我々の生活を支えている。 けれども

    なぜ「科学嫌いな人」が増えているのか…専門家が知らない「深刻な理由」(読書猿)
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    rain-tree 2024/07/21
    斜め読みなんだけど、分からないものに対する手段として(既存の宗教と)科学が追いつかなくなってきた&人間が(科学的思考のベースでもある)分からないものと対峙し続ける辛抱強さを失いつつあるって事じゃないか
  • 日本で一番「説明責任」を求め続ける朝日新聞から「回答期限4分前」に届いた「捏造疑惑記事への説明」の中身(林 智裕) @gendai_biz

    前編記事『朝日新聞福島総局長の捏造疑惑炎上ではっきりした「不安な空気」を創っては拡散する「風評加害者」の正体』では、朝日新聞の4月21日付記事アナザーノートに見られた、捏造を疑われるなど多数の問題について指摘した。後編では、筆者が5月4日に朝日新聞に送った質問状の内容と得られた対応について具体的に記していく。 不当な印象操作への「説明責任」 筆者が朝日新聞に送った質問書は、以下の通りである。 〈 4月21日付の朝日新聞福島総局長大槻規義記者による記事、アナザーノート『「総代で卒業の被災者」その注目がつらい 茶番に苦しんだ子どもたち』において、捏造を疑われる報道がありました。 この報道を巡りSNSでは「炎上」しており、避難や風評を経験しいまも苦しむ福島の被災者などからは重大な事実誤認がある、被災地を傷つける報道被害だという旨の声が殺到しています。事実関係を独自に調査した投稿の一つ、福島県議会

    日本で一番「説明責任」を求め続ける朝日新聞から「回答期限4分前」に届いた「捏造疑惑記事への説明」の中身(林 智裕) @gendai_biz
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    rain-tree 2024/06/23
  • 朝日新聞福島総局長の捏造疑惑炎上ではっきりした「不安な空気」を創っては拡散する「風評加害者」の正体(林 智裕) @gendai_biz

    捏造を疑われる記事内容 朝日新聞の4月21日付記事、アナザーノート『「総代で卒業の被災者」その注目がつらい 茶番に苦しんだ子どもたち』において、捏造を疑われるなど多数の問題が指摘される報道があった(記事は現在、公開当初の内容から一部が修正されている)。 ・論点の大前提・根幹となる情報が事実に反する嘘だった(誤報の原因追及と再発防止に対する説明責任) ・「」付で書かれた発言の裏取りが不明(取材の欠如と手法の正当性に対する疑念) ・実態と乖離した、不自然な当事者の論調(取材対象の偏向や恣意的な結論への誘導や印象操作に対する疑念) ・「注目がつらい」と訴える当事者を矢面に立たせ注目させたことの是非(報道被害への無配慮) ・問題解決に向けた、社会における理解と合意形成に逆行する(マッチポンプ・クレイム、利益相反行為に対する疑念) 以下、具体的に指摘していこう。 当該記事は大熊町出身の若者の視点と共

    朝日新聞福島総局長の捏造疑惑炎上ではっきりした「不安な空気」を創っては拡散する「風評加害者」の正体(林 智裕) @gendai_biz
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    rain-tree 2024/06/23
  • 人類究極のナゾ、「言葉」とはなにか…日本の哲学者が出した「驚きの答え」(藤田正勝)

    明治維新以降、日の哲学者たちは悩み続けてきた。「言葉」や「身体」、「自然」、「社会・国家」とは何かを考え続けてきた。そんな先人たちの知的格闘の延長線上に、今日の私たちは立っている。『日哲学入門』では、日人が何を考えてきたのか、その質を紹介している。 ※記事は藤田正勝『日哲学入門』から抜粋、編集したものです。 不可思議な「言葉」 一般に「言葉とは何か」ということを考えてみると、二通りの理解が成り立つように思われる。 第一に考えられるのは、言葉は、考えるための、あるいは考えたものを表現するための道具である、という理解である。つまり言葉は、あらかじめ存在している思考の内容──それは日語とか英語といった具体的な言語、自然言語以前のものと言わざるをえないであろう──に形を与えるものであるという考えである。 それに対して、第二に、思考は言葉を通してはじめて成立するのであり、言葉は思考の単

    人類究極のナゾ、「言葉」とはなにか…日本の哲学者が出した「驚きの答え」(藤田正勝)
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    rain-tree 2024/06/18
  • 突如、菩提寺が中国寺に…!檀家からは「仏罰が下る」の声…!日本の寺と神社を中国人富裕層が「爆買い」する「驚きの理由」(週刊現代) @moneygendai

    「宗教法人ほどおいしいビジネスはない」。取材に応じた中国人資産家は悪びれもせず語った。日人が知らぬ間に水面下で進行している中国人による「神社仏閣買収」……。その驚きの実態を明かす。 勝手に墓を移された 江戸時代初期に創建された大阪市住吉区の名刹「薬師寺」。約400年の歴史を誇り、地域住民に親しまれてきたこの寺が突如として“買収”されたのは、約4年前のことだった。 薬師寺に先祖代々の墓があった元檀家の男性(90代)はこう憤る。 「ある日、近所の人から『お前のとこの墓がなくなっとるで』と言われて慌てて見に行ったら、墓が寺の境内から市道脇に移されていたんです。堂も解体されていて……。 事情を聞くと、『どうやら薬師寺の住職が不動産会社に売却したらしい』と。そして、邪魔なお堂と墓を勝手に移したらしいですわ。そんなこと許されるんかと思いましたが、問い合わせをしても『法律上は問題ない』と言われるだけ

    突如、菩提寺が中国寺に…!檀家からは「仏罰が下る」の声…!日本の寺と神社を中国人富裕層が「爆買い」する「驚きの理由」(週刊現代) @moneygendai
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    rain-tree 2024/06/13
  • なぜ日本人は「社会」という概念がよくわからないのだろうか(宇野 重規,若林 恵,畑中 章宏)

    宇野重規・畑中章宏・若林恵の3氏による『『忘れられた日人』をひらく』発売記念トーク(2月20日、ジュンク堂書店池袋店)。今回はいよいよ、宮常一著『忘れられた日人』の質に三者三様の関心と切り口から迫っていく。 第1回はこちら:じつは、東日と西日は大きく違っていた…民俗学が明らかにした「社会構造」 「霊魂」から「民具」へ 畑中 柳田国男の民俗学と宮常一の民俗学は、究極的な目標、目的は変わらないんです。それは「経世済民」で、貧しい人が豊かになり、みんなが潤うことが初発の目的でした。しかも柳田は民俗学を始める前から、東京大学で農政学を学び、農商務省に入って、中農政策や産業組合を構想していたんです。 ところが、柳田自身の資質的なこともあり、民衆の暮らしがよくなるには民衆がどんなことを考えてきたのか、要するに心の深層に迫るべきだと考える。こうした問題設定は決して間違っていないんですが、

    なぜ日本人は「社会」という概念がよくわからないのだろうか(宇野 重規,若林 恵,畑中 章宏)
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    rain-tree 2024/06/11
  • じつは、東日本と西日本は大きく違っていた…民俗学が明らかにした「社会構造」(宇野 重規,若林 恵,畑中 章宏)

    2月20日に、ジュンク堂書店池袋店で『『忘れられた日人』をひらく――宮常一と「世間」のデモクラシー』(黒鳥社刊)発売記念トークイベントが行われた。 参加者はこの新刊で対談している民俗学者の畑中章宏氏とコンテンツディレクターの若林恵氏、加えて若林を聞き手として昨年秋に刊行された『実験の民主主義――トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ』(中公新書)の政治哲学者・宇野重規氏。 6月3日からは、畑中氏を指南役に起用したNHK Eテレの人気番組「100分de名著」で宮常一『忘れられた日人』が放送されているが、その予習としても楽しみたい、「民主主義」と「民俗学」と「世間」とをめぐる鼎談を4回に分けてお届けする。 民俗学と政治思想史 若林 『『忘れられた日人』をひらく』では宇野先生に帯の文言をいただいたんですよね。 宇野 「宮常一は民主主義の理論家だ!」って、すごいこと言ってますね

    じつは、東日本と西日本は大きく違っていた…民俗学が明らかにした「社会構造」(宇野 重規,若林 恵,畑中 章宏)
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    rain-tree 2024/06/09
  • 灘高と甲南女子大がコラボした「性教育」講座後に起きた「バカとエロの大縄跳び」の背景(おおたとしまさ)

    NHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』、45話では視聴率が18%を超え、『カムカムエヴリバディ』以来の高視聴率が期待されている。作は女性で初めて裁判官となった三淵嘉子さんをモデルにしたドラマ。法科大学に「女子部」が設けられながらも魔女扱いされたり、「女子」の学ぶ場所が限定されていた過去のことが、“現代”と変わらないという意見も出ている。「男子校」「男子だけの学び」を、保守的な家父長制の象徴のように感じる人もいるのではないか。 では「男子校」は男女差別的な世の中の空気をつくり出す諸悪の根源なのだろうか? そんな疑問に対し、「性教育」を柱にして男子校の分析をし、男子校の今を伝えつつ、今の教育に必要なことを伝えるのが、教育ジャーナリスト・おおたとしまささんの『男子校の性教育2.0』(中公新書ラクレ)だ。「男子校」の歴史を振り返り、男女差別や中学受験ブーム、東大男女比率や少子化についての分析もしな

    灘高と甲南女子大がコラボした「性教育」講座後に起きた「バカとエロの大縄跳び」の背景(おおたとしまさ)
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    rain-tree 2024/06/09
  • Z世代は「これまでの日本」を見捨てる・その1~この国をいまだに蝕む明治以来ほったらかしの「ねじれ」の数々(河東 哲夫) @gendai_biz

    炎上、「✖✖ハラスメント」 昔から若者はこれまでの仕組みに反抗するものだけれど、結局はその仕組みに組み込まれていくもの。筆者の団塊世代は、1960年代、「体制」に抗議する学生運動を経験したが、卒業後はどこもかしこも終身雇用・年功序列の社会に絡め取られて身動きならず、どっぷりと既存の枠組みに浸かる羽目になった。大学でも役所でも企業でも「AはBより格が上」という格付け思想、「何やかや言っても、役人には逆らえない」という封建的志向、等々。 ところが今のZ世代は、気に入らないものには何でも「✖✖ハラスメント」と決めつけて、十把一絡げでゴミ箱に投げ捨てようとする。労働力不足の今、彼等の要求は通りやすい。しかし旧い体制を拒否するのもいいが、その後をどうするのか。日はどういう経緯で今のようになり、どこがどう捻じれているのか、どうすれば建前と音のずれがない、風通しのいい社会ができるのか。そのあたりを、

    Z世代は「これまでの日本」を見捨てる・その1~この国をいまだに蝕む明治以来ほったらかしの「ねじれ」の数々(河東 哲夫) @gendai_biz
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    rain-tree 2024/06/05
  • 【連続スクープ】『脳外科医 竹田くん』モデルの医師がついに「書類送検」された…渦中のA医師が直撃取材で語ったこと(週刊現代) @moneygendai

    「週刊現代」「現代ビジネス」が病院スタッフの内部告発にもとづいて報じた、『脳外科医 竹田くん』のモデルとされる医師の現在のようすが、医療界と世間に大きな衝撃を与えている。 そうした中、ついに警察当局が動いたとの情報がもたらされた。【「ひとりずつ、院長に呼び出されて…」『脳外科医 竹田くん』モデル医師を告発した、吹田徳洲会病院スタッフの怒りと絶望】に続いて報じる。 赤穂署内の「専従捜査班」 A氏は過去に在職していた赤穂市民病院と医誠会病院(現・医誠会国際総合病院)で人命にかかわる複数の医療ミスへの関与を疑われ、刑事・民事双方で訴訟を抱えている。 患者の中には、誌が以前当事者に取材して報じた通り、脊髄を損傷して体に重い麻痺を負った人もいる(詳細はこちら:【独占スクープ『脳外科医 竹田くん』モデルの患者が初証言…「脊髄がドリルに絡みついた」痛ましい手術ミスの一部始終】)。 しかし、現在のA氏は

    【連続スクープ】『脳外科医 竹田くん』モデルの医師がついに「書類送検」された…渦中のA医師が直撃取材で語ったこと(週刊現代) @moneygendai
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    rain-tree 2024/05/27
  • 映画「オッペンハイマー」は何が優れているのか、アメリカと日本の「決定的な違い」が見えてきた(堀 有伸) @gendai_biz

    映画「オッペンハイマー」を観てきた。良作だった。 この作品は2023年にアメリカで公開され、第二次世界大戦を扱った伝記映画として歴代最高の興行収入を記録するなど、世界中で話題となっている。しかし、この映画の注目すべき点はその興行成績だけではない。この映画がどのように原子爆弾の開発と使用に伴う罪悪感を扱っているのか、その点についてブログでは考察する。映画の詳細に触れるところがあり、ネタバレが含まれるので注意していただきたい。 二つの罪悪感について この作品は、原爆投下が必要だったという見解への反論を含みつつも、アメリカ国内で広く支持されている。この支持は、国際的な政治的駆け引きにもかかわらず、アメリカ人が内面の真実を優先したことを示しており、その点で尊敬に値する。 映画のラストシーンでは、オッペンハイマーの「一つの良い世界を破壊してしまった」という感慨が示される。このシーンは、彼の真の罪悪

    映画「オッペンハイマー」は何が優れているのか、アメリカと日本の「決定的な違い」が見えてきた(堀 有伸) @gendai_biz
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    rain-tree 2024/05/17
  • 「私は母と義父と同じ部屋で“川の字”になって寝ていて」…小児性愛者の医師と再婚した虐待母の「残酷な会話」の中身(清水 芽々) @moneygendai

    「もう何もしないから安心しな」 「毒親」という言葉が認知されつつある。 子供に悪影響しか及ばない親のことであるが、中には子供を利用してお金を稼ごうとする「猛毒親」も存在する。そういった親は、ときに小児性愛者に子供を売るようなマネをするが、そのなかに「子守り」という建前で世間を欺きながら、小児性愛者と子供を接触させる“ベビーシッター商法”ともいうべき卑劣な手口がある。 この被害者が谷澤エリカさん(仮名・15歳)だった。 エリカさんは9歳のときに、近隣住民の通報と警察の介入によって悪夢のような日々から解放されたが、その2年後、彼女を保護して面倒をみていた祖母が脳梗塞で倒れ、母親が引き取り手として彼女の目の前に現れた。 「35歳母親と「ベビーシッター」を名乗る男たちから受けた、性的虐待の数々…15歳の少女が社会に向けて「私の話を聞いて欲しい」と語る理由」に続き、清水芽々氏がリポートする。 エリカ

    「私は母と義父と同じ部屋で“川の字”になって寝ていて」…小児性愛者の医師と再婚した虐待母の「残酷な会話」の中身(清水 芽々) @moneygendai
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    rain-tree 2024/05/07
  • 「間違いなく国の形を変えた」...国鉄の民営化に隠された知られざる衝撃の真実(森 功)

    安倍元首相が国士と賞賛した葛西敬之が死の床についた。政界と密接に関わり、国鉄の民営化や晩年ではリニア事業の推進に心血を注ぎ、日のインフラに貢献してきた。また、安倍を初めとする政治家たちと親交を深め、10年以上も中心となって日を「事実上」動かしてきた。 連載では、類まれなる愛国者であった葛西敬之の生涯を振り返り、日を裏で操ってきたフィクサーの知られざる素顔を『国商』(森功著)から一部抜粋して紹介する。 『国商』連載第12回 『日政界の「闇将軍」田中角栄がもみ消した!? 国鉄民営化のウラに「隠された」誰も知らなかった衝撃の「秘密」』より続く 見直されてこなかった民営化の実態 国鉄改革とはいったい何だったのか。運輸鉄道行政に携わってきた関係者のあいだでは、そんな素朴で根源的な疑問が今でもときおり話題にのぼる。 1980年代、日の中曽根康弘が英首相のマーガレット・サッチャーや米大統領の

    「間違いなく国の形を変えた」...国鉄の民営化に隠された知られざる衝撃の真実(森 功)
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    rain-tree 2024/05/03
  • 「13人に重軽傷、3人をなぶり殺し」にした事件、いじめ加害者は「遊んだだけ」と言った(内藤 朝雄)

    学校とはどのような場所なのか、いじめはなぜ蔓延してしまうのか。学校や社会からいまだ苦しみが消えない理由とは。 いじめ研究の第一人者によるロングセラー『いじめの構造』で平易に分析される、学校でのいじめ問題の質――。 【事例・遊んだだけ】 横浜で中学生五人を含む少年グループが次々と浮浪者を襲い、一三人に重軽傷を負わせ、三人をなぶり殺しにする事件が起きた。その後の調べで、「遊び」としての浮浪者襲撃は八年前から子どもたちの世界では「常識」になっていたことがわかった。 人権派のジャーナリスト青木悦は、地元の中学校で浮浪者襲撃事件について講演をした。大人たちが「人を殺したという現実感が希薄になっている」といったことを話しているとき、中学生たちは反感でいっぱいになった。ほとんどの生徒たちは挑戦的な表情で、上目づかいににらんでいる。 突然女生徒が立ち上がり「遊んだだけよ」と強く、はっきり言った。まわりの

    「13人に重軽傷、3人をなぶり殺し」にした事件、いじめ加害者は「遊んだだけ」と言った(内藤 朝雄)
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    rain-tree 2024/05/03
  • 若手の愛国主義者と元兵士たちが交わした激論…101歳の老兵を憤慨させた「ある一言」(遠藤 美幸) @gendai_biz

    「戦友会」と聞いてピンとくる人は、どれだけいるだろう? 慰霊や親睦のために作られた元将兵の集まりだが、その「お世話係」として参加し、戦場体験の聞きとりをつづけてきたビルマ戦研究者がいる。それが遠藤美幸さんだ。 家族でないから話せること、普段は見せない元兵士たちの顔がそこにある。『悼むひと 元兵士と家族をめぐるオーラル・ヒストリー』(生きのびるブックス)から、その一端をご紹介したい。世界中がキナ臭い今、戦争に翻弄された彼らの体験は何を教えてくれるのか。 戦争を知らない人たち 水足さんは、戦友以外の戦後世代の会員にも問いかけた。 「愛国主義者の皆さん、戦後70年にどう思われますか」 《60代の男性の場合》60代男性は「海軍の父からは何も聞きませんでした。若い時、海軍関係のを読んだが、陸軍の人たちの話は思っていた以上にリベラルでした。皆さんの戦争体験の証言はリアルでとは違いました」と話した。

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    rain-tree 2024/05/01
  • 「ガザ危機」が引き起こした「世界的規模の思想戦」…じつはいま「コロンビア大学で起こっていること」が示すもの(篠田 英朗) @moneygendai

    米国ニューヨークの名門コロンビア大学で事件が起こっている。イスラエルのガザ侵攻と、それを支援するアメリカ政府に抗議する学生の集団が、キャンパスにテントを張り、いわば座り込みをする運動を始めたのである。これに対して大学側が警察による取り締まりを要請し、100人以上の逮捕者が出た。学生グループはあらためてキャンピングを始めた。警察との小競り合いが続いている。他方で、この学生たちの動きは、ハーバード大学など他の米国の有力大学にも波及している。 ガザ危機の問題の射程が、世界の知のあり方の問題になっていることを示す動きである。ガザ危機が、単なる地域紛争や、民族自決の問題ですらなく、世界的な思想戦となっていることを、われわれも知っておかなければならない。 コロンビア大学は、もともとリベラルな校風が特徴である。1960年代末にもベトナム反戦運動で大きな学生運動が起こった。私自身はコロンビア大学に2002

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    rain-tree 2024/04/26
  • じつは「国際的な著作権侵害国」だったアメリカが、かつて「韓国」に迫った「ムシの良い要求」(飯田 一史) @moneygendai

    ポール・ゴールドスタイン『著作権はどこへいく? 活版印刷からクラウドへ』は、著作権をめぐる事業者やクリエイター、国家の行動、裁判や議論の歴史をコンパクトに扱った好著である。なかでも筆者が興味深かったのは、アメリカの著作権条約に対する態度の変遷だ。 一世紀以上にわたる国際的な著作権侵害国―アメリカ アメリカといえば、ディズニーをはじめ、国内外を問わず「著作権侵害に厳しい」というイメージがあると思う。 だがアメリカは、実は長い間、外国作品の保護を拒否していたことが『著作権はどこへいく?』に書かれている。1790年に制定されたアメリカ初の著作権法では、「米国の市民でない者によって書かれ、印刷され、または発行された地図、海図、書籍を米国内に輸入し、販売し、再印刷し、または発行すること」がアメリカ人の権利として(外国の著作者に対する支払いなしでやってよいと)明確に認められていた。 アメリカの著作権を

    じつは「国際的な著作権侵害国」だったアメリカが、かつて「韓国」に迫った「ムシの良い要求」(飯田 一史) @moneygendai
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    rain-tree 2024/04/17
  • 「占領期最大の謎」に迫ったNスぺ『下山事件』を見て痛感…すぐれた番組が放つ「見ている者をただ黙らせる力」(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    この番組が「真に迫る」ワケ 「下山国鉄総裁轢死事件」が起こったのは昭和24年(1949)のことである。 「下山国鉄総裁轢死事件」は、だいたい縮めて『下山事件』と呼ばれる。轢死事件と言い切るのも問題あるのだが、下山事件という呼称にも違和感がある。 昭和24年にはこの夏、この事件(7月6日死体発見)につづき、「三鷹事件」(7月15日)、「松川事件」(8月17日)と国鉄で立て続けに事件が起こる。 6週間のあいだに続けさまに起こったので「下山事件」「三鷹事件」「松川事件」と3つ並べて呼ばれることになる。 それぞれきちんと呼ぶなら、下山総裁轢死事件(ないしは下山総裁死体断裂事件)、三鷹駅列車暴走事件、松川駅・金谷川駅間列車脱線転覆事件、であって、残り2つが地名なのに、「下山」だけは犠牲者名である。少し乱暴な感じがする。それがまあ、昭和20年代らしい荒っぽさだといえば、それまでなのであるが、この呼び名

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    rain-tree 2024/04/07
  • 数人の若い男に突然連れ去られ、結婚が決まる…大正時代まで行われていた「嫁盗み」の“驚きの実態”(杉岡 幸徳) @gendai_biz

    では「嫁かつぎ」「嫁ごおっとい」などと称する誘拐婚が大正時代ごろまで全国で行われていた。要するに、女を誘拐してきてにしてしまうのだ。 「嫁盗み」にはいくつかの型がある。「女とその両親の了解なしに女を連れてくる」ものや、男女双方にその意思はあるが娘の親が結婚を許してくれない場合に「娘が男に誘拐されて無理やり結婚させられた」ということにするものなどだ。アウトサイダーなもの、異端なものを深く愛する作家の杉岡幸徳さんが解説する。 記事前編は「『切断した自分の小指を持って、女性の実家へ…』誘拐して強引に“”とした女性が逃げ出し、呆然。半狂乱になった青年が取った“衝撃の行動”」から。 「ぼうた」という形式 もう一つは、「お金がないので誘拐されたことにする」ものだ。 大阪には、「ぼうた」という結婚の形式があった。これは「奪うた」、つまり誘拐して結婚したという意味である。 結婚するためには、結納金

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    rain-tree 2024/04/02
  • Z世代女子の就職先は故郷の「セクハラ町役場」。ボディタッチは当たり前、デュエットを強要されるのは序の口で…【専門家のアドバイス】(清水 芽々) @moneygendai

    Z世代女子の就職先は故郷の「セクハラ町役場」。ボディタッチは当たり前、デュエットを強要されるのは序の口で…【専門家のアドバイス】 半数近くの企業や自治体でパワハラが横行 企業や大学、自治体のトップが「ハラスメントを許さない」という決意を示す「ゼロハラ宣言」を公表する動きが日でも広がっているが、どこか空々しい。先日も岐阜県岐南町の町長が、第三者委員会に99のセクハラやパワハラを認定されて辞職に追い込まれた。 令和2年度の<職場のハラスメントに関する実態調査報告書>(東京海上日動リスクコンサルティング株式会社)によると、過去3年間にパワハラ相談があった企業は48.2%と、半数近くに上る(全国の従業員30人以上の企業・団体。回答数6426)。過去3年間の相談件数の推移も、「件数は変わらない」と答えた企業が最も多かった。 セクハラの相談については「社会的に一発アウト」という認識が広がりつつある

    Z世代女子の就職先は故郷の「セクハラ町役場」。ボディタッチは当たり前、デュエットを強要されるのは序の口で…【専門家のアドバイス】(清水 芽々) @moneygendai
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    rain-tree 2024/04/01