“日本はハーグ条約加盟を” 2月3日 15時16分 アメリカ政府高官は、国際結婚が破綻した場合などに日本人の親が無断で子どもを日本に連れ帰りトラブルになるケースが相次いでいるとして、子どもを元の国に戻すルールを定めた「ハーグ条約」に日本政府は早期に加盟すべきだという認識を示しました。 この問題は、国際結婚した夫婦が離婚した場合などに、日本人の親が相手に無断で子どもを日本に連れ帰りトラブルになるケースが相次いでいるもので、アメリカ議会下院は、少なくとも136人の子どもがアメリカ人の親と会えなくなっているとして、去年9月、「ハーグ条約」への加盟を日本政府に求める決議を採択しています。これについて、国務省で東アジア政策を担当するキャンベル次官補は、2日、記者会見し、「多くのアメリカ人家族が離れ離れになり、子どもと親が会えない状況は深く憂慮すべきだ」と懸念を示しました。この問題で、日本政府は先月、