フランス北部カレー近くのコケルで、「感電死に注意」と書かれた看板の下にある線路を歩く移民たち(2015年8月12日撮影)。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN 【10月2日 AFP】英仏海峡トンネル(Channel Tunnel)の運営会社ユーロトンネル(Eurotunnel)に勤務するフランス人鉄道運転士たちが1日、渡英を試みる移民を死なせてしまう恐れと不安から、もはやこれ以上は勤務を続行できないと訴える公開書簡を送り、当局に対策を求めた。 書簡を送ったのは、仏最大労組の労働総同盟(CGT)に加入している運転士ら。英仏海峡トンネルではこの5か月間に少なくとも移民13人が命を落としており、先月30日にも30代のエリトリア人男性が列車にひかれた遺体で見つかっている。 「今、私たちは恐れている。勤務を始めるのも、終えるのも、列車を運転するのも、(移民を)はねてしまうのも、衝突するのも、