試乗会で歓迎ムードを高める商工会関係者や新幹線のマスコットキャラクター=北海道北斗市の新函館北斗駅で1月28日、手塚耕一郎撮影 3月26日の北海道新幹線(新青森−新函館北斗)の開業まで、あと1カ月となり、26日から切符が発売される。北海道では観光面で開業効果が表れる一方、青森側は「通過駅」化に危機感を抱く。 「通常は閑散期なのに満室とは」。北海道の函館ホテル旅館協同組合の遠藤浩司理事長は、3月末の予約状況に顔をほころばせた。 同組合加盟の32施設(約2500室)の3月末の稼働率は例年なら30〜50%どまり。4、5月の大型連休も好調で、道外客が例年の1、2割から3、4割に増える見通しだ。 この記事は有料記事です。 残り573文字(全文806文字)