北京五輪の陸上・男子4×100メートルリレーを世界新記録で制したジャマイカの(左から)アサファ・パウエル、ネスタ・カーター、ウサイン・ボルト、マイケル・フレイター(2008年8月22日撮影)。(c)AFP/WILLIAM WEST 【6月13日 AFP】陸上男子短距離のウサイン・ボルト(Usain Bolt、ジャマイカ)は、北京五輪の4×100メートルリレーのチームメートであるネスタ・カーター(Nesta Carter)から禁止薬物の陽性反応が出たことを受け、「胸が張り裂けそうだ」と語り、同種目で手にした金メダルの返還準備をしていると明かした。 ボルトは12日付のジャマイカ紙グリーナー(Gleaner)に対し、「何年もかけて懸命に金メダルを集め、王者になるための努力をしてきたのに、胸が張り裂けそうだ。断腸の思いだけど、仕方がない」と語った。 「正式に認められれば、返却しなければならない。そ