17日に名古屋市のインターネットカフェで客の男性が刃物で刺されて死亡した事件で、逮捕された男が7~8分間にわたって男性を追い回し、執ように切りつけていたことが、警察への取材でわかりました。男は誰でもよかったという趣旨の供述をしているということで、警察は、強い殺意を持った通り魔的な事件の疑いがあるみて調べています。 警察によりますと、稲田容疑者は「1週間ほど前からイライラしていた。誰でもいいから刺そうと思っていた」などと供述しているということです。 これまでの調べで、稲田容疑者は、大竹さんがいた個室に押し入ったあと7~8分間にわたって追い回し、執ように刺したり切りつけたりしていたことが、警察への取材でわかりました。 大竹さんの体には10か所以上の傷があったということで、警察は、強い殺意を持った通り魔的な事件の疑いがあるとみて詳しいいきさつを調べています。