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2019年3月20日のブックマーク (2件)

  • 故金森修氏の蔵書の行方

    金森修氏は『サイエンスウォーズ』『バシュラール』などで知られる科学思想史家で、東大教育学研究科勤務当時の私の同僚だった方である。彼が会議等を休みがちだったというのは知っていたが、私は2015年に慶應に移ったので、コースが違うこともあり具体的な事情は知らないままでいた。そうしているうちに、2016年5月に逝去されたというニュースを知りたいへん驚いた。享年62歳だった。 科学論は私の分野とも接点がある。今となっては、科学的知識がどのように構築されるのかについて、英米のsocial epistemologyの動きについてどうお考えなのかなど、教えを請うべきことがいろいろとあったと悔やむことがある。ちなみに、教育学研究科の院生時代に、駒場の科学史・科学哲学講座にいらした中山茂氏(トマス・クーン『科学革命の構造』の訳者)が非常勤講師で来て下さり授業を受けた覚えがある。金森氏が基礎教育学コース(かつて

    rajendra
    rajendra 2019/03/20
    研究者の蔵書はまとまりを維持してこそ、という点については多くの図書館人が賛成すると思う。でも今の図書館は、そのまとまりを100年維持するだけの人員や予算の手当てが無いのだよね。寒い時代。
  • 中学図書館、民間委託へ 春日市教委方針 識者「校長が指示できず混乱も」 | 西日本新聞me

    春日市の中学校に勤める図書館司書の運用を巡り、議論が起きている。市教育委員会は2020年度から現行の嘱託職員配置を見直し、民間業者への委託に切り替えた上で、核となる役職を置くなどして図書の活用を図るという。一方、現在の司書は勤務時間の増加が先決と反発しており、識者も「委託になれば、学校図書館長の校長が指示や指導をできずに混乱する」と懸念を示している。 市教委によると、春日市には6中学校があり、現在は嘱託職員が1人ずつ配置されている。勤務は週3日間でそれぞれ5時間だ。 全国的に年齢が低いほどを読むという傾向があるが、春日市の昨年の1カ月読書冊数は、小学生の平均32・0冊に対し、中学生は同4・3冊。学校図書館や図書の授業への活用も小学校の73・6%と比べ、中学校は24・2%と低かったという。 こうした現状を民間活力の導入により改善しようと、市教委は図書館運営のノウハウを持つ業者に6中学校の業

    中学図書館、民間委託へ 春日市教委方針 識者「校長が指示できず混乱も」 | 西日本新聞me
    rajendra
    rajendra 2019/03/20
    民間活力の導入などと言う前に、今手にしている司書教諭・学校司書の力を活用するべきでは。市教委がどこに着地させたいのか見えないぞ?