B-52の新エンジンはロールス・ロイス製になるようです。 あと30年現役で飛び続けるために イギリス企業ロールス・ロイスは2021年9月24日(金)、アメリカ空軍のB-52H「ストラトフォートレス」戦略爆撃機向けの新型エンジンに、子会社ロールス・ロイス・ノースアメリカが提案していた「F130」エンジンが採用されたと発表しました。 この決定により、ロールス・ロイス製F130エンジンは今後約30年にわたって、B-52戦略爆撃機に搭載され続けるとしています。 拡大画像 アメリカ空軍のB-52H戦略爆撃機。ジェットエンジンを8基搭載している(画像:アメリカ空軍)。 F130は、民間エンジンとしてすでに実績のある「BR725」エンジンの軍用タイプです。もととなったBR725は、1990年代にロールス・ロイスとドイツのBMWが共同開発したBR710ターボファン・エンジンをベースに生まれた改良型で、20