WPF も Direct2D もハードウェア アクセラレーションが重要な機能の一つです。しかし、WPF が使うのは Direct9(Ex) サーフェイスで、Direct2D が使うのは DXGI 1.1 サーフェイスです。例えば Direct2D の描画を WPF で表示しようとするとき、ハードウェア サーフェイスが共有できないため、一旦システムメモリーに読み戻さなければならず、パフォーマンスが低下します。Direct2D をソフトウェア レンダリングで使ったほうが良い性能が得られるかもしれません。 この問題を解決するにはサーフェイスを共有できるようにしなければなりません。サーフェイスを共有する方法については、Surface Sharing Between Windows Graphics APIs で詳しく解説されています。また、以下のようなサンプルコードが公開されています。 DXGI