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ブックマーク / book.asahi.com (3)

  • 本の記事 : 志茂田景樹さんの次男がカリスマタクシー運転手に - 加賀見 徹 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    「清潔感があって、しっかりした接客をしていれば髪の色は問題ありません」と話すカリスマタクシー運転手・下田大気さん 直木賞作家・志茂田景樹さんの次男である下田大気さん(35歳)がタクシー業界『タクシーほど気楽な商売はない! あなたにも今すぐ始められる悠々自適の年収800万円ライフ!』(光文社)を出版した。 おいしい「付け待ち」ポイントを都内に50カ所持つ、それらのポイントを行き来する中でそのコース上にいる「流し」のお客を拾う、曜日によるお客の傾向を把握する、こと細かに記した業務日報を分析し作戦を練るなど、年収800万円を稼ぐための独自の具体的な成功法が書かれている。 「父親が作家ということで、いずれ自分も同じ世界で書いてみたいと思っていました。運転手はいないものとして携帯電話で犯罪まがいの話をしていたり、車内の出来事がすごくおもしろいのです。タクシーは身近な存在ですが、この世界に入ってから

    本の記事 : 志茂田景樹さんの次男がカリスマタクシー運転手に - 加賀見 徹 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    rakka74
    rakka74 2012/10/10
  • 本の記事 : 夢枕獏さんゆかりの「空道」がワールドゲームズに一歩 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    「1試合が短く、ルールが明確で理解しやすかった。安全性のためのマスクも素晴らしいと思う」と話すロナルド・フローリック国際ワールドゲームズ協会会長 夢枕獏さんの小説『空手道ビジネスマンクラス練馬支部』のモデルになった総合武道「空道(くうどう)」が、「もうひとつの五輪」とも呼ばれる国際大会「ワールドゲームズ」に採用される可能性が高まっている。 19日には国際ワールドゲームズ協会のロナルド・フローリック会長が来日し、東京・永田町の議員会館武道場でエキシビジョンマッチを視察した。評価が得られれば2013年のコロンビア・カリ大会の公開競技に採用される。 夢枕さんは『空手道…』を書くために空道に体験入門してから20年以上のつきあいとなる。「『餓狼伝』とか『獅子の門』とか格闘小説はたくさん書いていますが、ごく普通のサラリーマンを主人公にしたものはこの作品だけです。主人公が武道を通して成長していく姿を描く

  • 【レビュー・書評】大きな約束/続 大きな約束 [著]椎名誠  - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    大きな約束/続 大きな約束 [著]椎名誠 [掲載]2009年7月12日[評者]重松清(作家)■じいじいと孫の時、ふんわりと温かく なんとも元手のかかった短編小説集である。2巻合わせて全20編、いずれも椎名誠さん自身の言葉を借りれば〈わたしの日常をそのまんま呆然(ぼうぜん)と書き綴(つづ)っているだけの「なんにもおきない」小説〉――確かに、物語は旅つづきの椎名さんの日常に寄り添ってゆるやかに流れ、小さなエピソードや回想をたどっているうちに、すとん、と終わってしまう。 だが、その短い一編一編には、時間が折り畳まれて層をなしている。収録1作目「こんちくしょうめ」の冒頭、要するに全20編の始まりとなる一文は、こうだ。〈フーテンの寅さんじゃないけれど、思い起こせばかずかずの恥ずかしき日々というのがある〉。椎名さんは「いま」を語りながら、自在に過去を振り返り、時の層に埋まった〈恥ずかしき日々〉のかけら

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